Multi Video Systemのゲームタイトル一覧(マルチビデオシステムのゲームタイトルいちらん)では、業務用ネオジオであるMulti Video Systemのタイトルを列挙する。
日本において、2004年までに稼働したMulti Video System用タイトルは、家庭用ネオジオであるネオジオ/ネオジオCDをはじめとする家庭用ゲーム機への移植やダウンロードサービスを通じて展開された。その一方で、『高速ストライカー』のようにプラットフォーマーであるSNKに許可を得ずに作られ、店頭に設置される例もあった[1]。
タイトル一覧
未稼働または未発売タイトル
作品名 |
発売元 |
備考
|
押し出しジントリック |
ADK |
MVS用ソフトとして企画されたものの、ロケーションテストでプレイヤーから『ぷよぷよ』との類似性を指摘されて不人気だったため、稼働を見送られた。その後、ネオジオCD用ソフトとして発売された。
|
Ninja外伝Ⅱ |
テクモ |
『忍者龍剣伝』の続編。1994年にテクモ直営ゲームセンターにて、『ブリッツエイト』(その後『エイトフォース』に改題され発売)と同時にロケーションテストが行われたが未発売。ベルトスクロールアクションで、使用キャラクターは3人から選べた。参考画像
|
The Eye of Typhoon 極超豪拳 |
ビッコム |
1996年2月に開催されたAOUショーにて、SNKブース内で参考出展されたが未発売。その後、3DO版とMS-DOS版が韓国国内で発売された。
|
脚注
注釈
- ^ a b 業界紙「ゲームマシン」410号の基板別ソフト一覧では3月下旬と記載[2]。
- ^ 業界紙「ゲームマシン」410号の基板別ソフト一覧では4月下旬と記載[2]。
- ^ 業界紙「ゲームマシン」410号の基板別ソフト一覧では7月下旬と記載[2]。
- ^ 業界紙「ゲームマシン」410号の基板別ソフト一覧では7月中旬と記載[2]。
- ^ 業界紙「ゲームマシン」569号の基板別ソフト一覧では「スマッシュラリー」と記載[3]。
- ^ 業界紙「ゲームマシン」569号の基板別ソフト一覧では1991年9月と記載[3]。
- ^ 業界紙「ゲームマシン」569号の基板別ソフト一覧では1992年3月と記載[3]。
- ^ 業界紙「ゲームマシン」569号の基板別ソフト一覧では「ワールドヒーローズ2」と記載されているが、これは誤記である[3]。
- ^ 業界紙「ゲームマシン」569号の基板別ソフト一覧では1995年1月と記載[3]。
- ^ 業界紙「ゲームマシン」569号の基板別ソフト一覧では1998年2月と記載[3]。
- ^ 業界紙「ゲームマシン」569号の基板別ソフト一覧では1998年6月と記載[3]。
- ^ 『アーケード未発売・未稼働ゲーム大全2』の著者・ぜくうは、『武蔵巌流記』自体がカプコンの『ストライダー飛竜』と似ていたことや、第37回AMショーに『ストライダー飛竜2』も出展していたことについて触れ、同作との競合を防ぐために国外のみでの稼働を選択したのだろうと推測している。
- ^ 当初開発はフェイス、1994年AOUシ出展作品。
- ^ 倒産した旧SNKの版権を受け継いだプレイモア(後のSNKプレイモア、現在の2代目SNK)の系列会社のうち一社。後にプレイモアに吸収合併され合流。
- ^ 倒産した旧SNKの版権を受け継いだプレイモアの系列会社のうち一社。後にプレイモアに吸収合併され合流。
- ^ 当初はコンパイルが開発していたが、経営破綻に伴い、後身となるアイキが引き継いだ。また、MVSへの移行にはビスコとエイブルが関わっている。
出典
参考文献
関連項目