REAL-T
REAL-T(リアルティー)は、日本のラッパーであり、歌い方と声に特徴があり1回聞くとはっきりと頭に残る声である。 現在はある事件をきっかけとし服役中だと言われている。 REAL-Tは内偵調査のことを歌っていたり前回の裁判でついた執行猶予をとある曲の中で「奇跡の執行猶予」と歌っており自身の曲の中には深い意味が込められている。 来歴1996年生まれ、大阪府生野区今里出身。在日コリアンであり、「ほぼ母子家庭」で、「寒い[注 1]」環境で生まれ育った[2]。地元の友人である、ラッパーのBYUNSUNG KIMの勧めで音楽をはじめ[3]、2018年に友人であるTOUKIのブランドである「JOEMONTANA OGSH9」のイベントに飛び入り参加する[4]。2019年9月6日に「REAL業界」をリリースする[5]。同曲は、彼が世に出した初の楽曲であり、留置所の中で書いたものだったという。REAL-Tはこの曲に自信を持っており、リリース前から「いける気しかしやんかった」と語っている[3]。2020年5月1日にビートメーカーのFEZBEATSとともにEP『REAL TAPE』をリリースする[6]。 2020年8月末に生命身体加害略取、逮捕監禁、傷害の疑いで、他2人とともに逮捕された。所属する「リアルグループ」のリーダーと口論になった20代男性を公園に呼び出し、催涙スプレーを噴射したのち、車に押し込んで逮捕監禁し、八尾市内の山中において、金属バット状のもので被害者の頭部や顔面等を殴打し、刃物で両手の指を切るなどのリンチを加えたという[1]。このことについて、REAL-Tは「そこまで繋がってるんすよ。そうじゃなかったら、この流れおかしいですもんね」と、事件による逮捕は、ラッパーとして順調に成功してきた自らの人生の帳尻を合わせる運命的なものであったのではないかと語っている[4]。2021年4月23日に1stアルバム『業界』をリリースする[7]。 人物MVでは食事をしているシーンが多く用いられるが、これは食事している際に取るコミュニケーションが好きであるからだという[8]。酒やたばこはほとんどしない。もとから食べることは好きだったが、2020年の逮捕と保釈以降は「入った時、絶対後悔するから」という理由から「ますます食べまくっている」という[4]。 歌詞を書くことが日常生活の一部となっており、遊んでいるときもiPhoneで歌詞を書いているという[4]。 音楽性二木信は、REAL-Tを、「舐達麻から起こったハスリングラップムーブメント再燃の流れ」のなかでも最も際どい表現をするラッパーとして挙げ、「聴く者に善悪の捉え返しの間を与えないほどの“リアルの強度”」と、「悪さの中にもユーモアがあって魅力的」な着眼点とワードセンスを評価している[9]。 ディスコグラフィ
脚注注釈
出典
外部リンク
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