The Celebration Tour
The Celebration Tour[1][2] はアメリカの歌手のマドンナが現在開催中の12回目のコンサート・ツアー[3]で、北米やヨーロッパを廻り全78公演を予定している[4][5]。ツアーは2023年10月14日からイギリス・ロンドンのO2アリーナで始まり、2024年4月24日にメキシコ・メキシコシティのPalacio de los Deportesで終了する予定[注釈 1]。マドンナにとって初めての回顧的なツアーとなり、40年以上のキャリアを総括している[7]。 ツアーの開催はそれらの憶測が飛び交う中、2023年1月17日にソーシャルメディア上で発表された[8][9][10]。発表に付随してマドンナは『イン・ベッド・ウィズ・マドンナ』を模したプロモーション映像を発表し、 ディプロ、ジャド・アパトー、ジャック・ブラック, リル・ウェイン、ボブ・ザ・ドラッグ・クイーン、ケイト・バーラント、ラリー・オーエンズ、ミーガン・ステルター、エリック・アンドレ、エイミー・シューマーらスターが出演した。ライブ・ネーションのチケット先行販売は2023年1月19日午前10時から始まり、チケットマスターによる一般販売は翌日から開始した[3]。 マドンナが6月に細菌感染症によってICUへ数日間入院した後[11][12][13]、北米公演のいくつかを延期することをインスタグラムの投稿で発表した[14][15]。振り替えの日程は8月23日に告知された[16]。 2024年5月、最終公演がブラジルのコパカバーナビーチで開催、この公演は州政府と市庁が390万ドル、それ以外の個人スポンサー達が残りの費用を請け負い、無料公演として開催されたものであり会場には160万人が詰め掛けた[17]。 ツアーは2億2500万ドル以上の収益を挙げた[18]。 内容このコンサートはLGBTQの啓発活動としても行っている。「リヴ・トゥ・テル」ではAIDSで亡くなった有名人をトリビュートした演出が行われた。 加えてショウの終盤ではマイケル・ジャクソンを悼むパートも取り入れられている。 その他にもマドンナの過去の衣装を着用したダンサーが複数人登場したり、40年間の様々な映像を繋ぎ合わせたコラージュ映像が幕間に使用されるなど40年間を振り返る内容になっている。今回のコンサートツアーで初めてツアーのセットリストに入って歌われる曲や久しぶりに歌われる曲も多い。 2024年3月7日のロサンゼルス公演ではカイリー・ミノーグがサプライズゲストとして登場し、ステージ上で初共演。二人で「恋のサバイバル」とカイリーの大ヒット曲「熱く胸を焦がして」を歌った[19]。デュエット曲に「恋のサバイバル」を選んだのはマドンナの推薦だったとして、カイリーはその理由に「マドンナが母親を乳がんで亡くしたこと、私が乳がんを患ったこと、そして業界に生きる女性として浮き沈みを潜り抜けてきたこと」を挙げている[20]。 セットリスト
日程
キャンセルされた日程
脚注注釈
出典
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