Veiled in Scarlet
Veiled in Scarlet(ヴェールド・イン・スカーレット)は、日本のメロディックデスメタルバンド。元SERPENTのKeijaによって立ち上げられた。 略歴メロディックデスメタルバンド・SERPENTの中心人物として活動していたKeija(Ds、Key)は、ヘルニアによる腰痛が原因で2008年11月に脱退した。SERPENTからは同時に、ギタリストで後にVeiled in Scarletに加入するHirokiも脱退している。脱退後、Keijaはヘルニアのためバンド活動を再開できない状態が続いた[1]。 2010年、Keijaの新バンドとしてVeiled in Scarletが発足[1]。しばらくしてメンバーの拡充が行われ、Keija (Ds、Key)、Hiroki (G)、Syo (G)、Shun (Vo)の4名体制となり、ベーシストは不在のまま活動を継続する。 2011年11月、Black-listed Recordsと契約[2]。 2012年3月に1stアルバム『Idealism』をリリース[2]。リリース後に、スケジュールの都合で活動困難となったボーカリストのShunが脱退[3]。ライヴ時のサポートメンバーに、AFTER ZERO・THOUSAND EYESで活動する窪田道元 (Dougen) (Vo)と、SERPENTでKeija、Hirokiと活動を共にしたHiro (B)が参加することになる[2][3][4]。その後もライヴ活動を継続しているが、正式なボーカリストとベーシストは不在のままであった。 2014年12月、バンド結成時から正式メンバーの居なかったベーシストとして女性ベーシストのEN (B)が加入[5]。 2015年1月末に1stシングル『The Underworld』をリリース[6]。同シングルは、ゲストボーカルにBleed OutのShinを迎えて作成された[1][6]。6月より2ndアルバムの作成に取り掛かるが、7月4日に突如HirokiとENの脱退が決まる[1][7]。脱退の原因は方向性の違いが原因であった[1][7][8]。KeijaとSyoの共通の友人の紹介で、MiKu (Vo)が加入[1][9]。また、過去のライヴで共演したことのあるVALTHUSやANCIENT MYTHのギタリスト、Izo (G)が加入[1]。結局ベーシストについては加入が無かったものの、VALTHUSでIzoの同僚のSatoshiがゲスト参加して2ndアルバムの制作が続けられた。 2016年4月、日本の新興レーベル、Walküre Recordsから2ndアルバム『Reborn』をリリース。[10]。Satoshiはこれまで5弦ベースを演奏したことが無かったものの、このアルバム作成のために習得し、レコーディングに参加した[10]。8月には、5月から体調不良を理由に活動休止状態だったボーカリストのMiKuが脱退した[11]。バンドは、ボーカリストの募集をすると同時にサポートボーカリストを起用して活動を継続するとしている[11]。 11月1日、これまでサポートメンバーであったSatoshi (B)の正式加入と、Syo (G)の脱退を発表[12]。Syoの脱退理由は「家庭事情/個人的な生活環境の変化」としている。バンドとしては、サポートギターを加えての活動を表明した。その後、サポートギタリストとして、Grand Finaleで活動するTatsukiがサポート参加することも発表された[13]。 12月に1stミニ・アルバム『Lament』をリリース[14]。ボーカルには、1stシングル『The Underworld』でもボーカルを務めたShinが参加した[14]。 2018年9月、これまでサポートメンバーとしてライブに参加していたShin (Vo)が正式メンバーとして加入することが発表された[15]。同年11月に3rdアルバム『Atonement』をリリース[16]。 2019年10月29日、ベーシストのSatoshiが脳出血で倒れ、病院に搬送された[17]。手術の結果、一命を取り留めたものの左半身麻痺と軽度の意識障害が残っており、年末に予定されていたライブにはサポートベーシストを起用することとなった[17]。 2022年5月、SERPENTの楽曲のリレコーディングアルバム『Reincarnation』をリリース。Satoshiについては、バンドメンバーとしてクレジットはされたものの、脳出血の後遺症により、本アルバムには不参加となり、ベースはドラマーのKeijaが兼任した。同月下旬には、ギタリストのIzoが自身の音楽活動を優先するために脱退した[18]。 メンバー現メンバー
旧メンバー
サポートメンバー
ディスコグラフィ
脚注
外部リンク
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