YU-A
YU-A(ユア、1986年5月29日 - )は、日本のシンガーソングライター。 2005年、オーディション番組『歌スタ!!』に出演し、合格。先に合格していたCHiE、DEMとともにガール・グループFoxxi misQを結成し、2006年にシングル「Tha F.Q's Style」でメジャー・デビュー。グループは、2010年に活動を休止した。ソロ歌手としては、2008年に童子-Tの楽曲「願い」に客演で迎えられる。2009年4月22日にシングル「逢いたい…」で、ソロデビューを果たした。 略歴音楽との出会いは幼少の頃。母の影響でマイケル・ジャクソンやプリンスを見て、音楽、ダンスに興味を持つようになる。2002年、16歳の時に地元札幌にてダンスを本格的に習い始める。同年、コンサドーレ札幌チアガール、コンサドールズに、当時最年少の16歳で選ばれた。札幌第一高等学校では右代啓祐と同級生であった。 2005年 - 2010年:Foxxi misQでの活動→詳細は「Foxxi misQ」を参照
2005年、音楽プロデューサーのFace 2 fAKEがオーディション番組『歌スタ!!』内で女性3人組からなる「和製デスティニーズ・チャイルド」構想を打ち出す。そのオーディションの12月12日放送回に出演した彼女は、MISIAの「飛び方を忘れた小さな鳥」を歌い、合格。CHiE、DEMに次ぎ最後の合格者となった。 2006年7月19日、MCJiNを迎えたシングル「Tha F.Q's Style」でメジャーデビューを果たした。2007年には、スタジオ・アルバム『GLOSS』を発表。2010年7月19日、公式サイトにおいて活動休止が発表された。活動再開の時期は未定で、メンバー各々がソロ活動をしていく事となった。グループは2006年のデビューから2010年の活動休止まで、アルバム1枚とシングル7枚を発表したほか、客演でいくつかのアーティストに協力した。 2008年 - 2009年:ソロ活動開始、『You Are My Love』2008年9月、童子-Tのアルバム『12 Love Stories』の収録曲「願い」に参加。着うたダウンロード数が110万、RBT配信開始以来52週連続で100位内にランクインした。 2009年4月8日発売のMiss Mondayのアルバム『Love & The Light (w/a white lie)』の収録曲「君がくれたもの feat.YU-A(Foxxi misQ)」に参加。 2009年4月22日、シングル「逢いたい…」でソロデビューを果たす。自ら作詞したストレートな歌詞が10代、20代の女性に圧倒的な支持を得て、4月8日から先行配信が開始された着うたフルで4日連続2位を獲得。また、携帯電話向け歌詞表示サイト「デジ歌詞JOYSOUND」では4月6日の初掲載から7日間連続で閲覧数1位を獲得の他、4月度月間ランキング1位になった。オリコンチャートでは初登場22位。同年7月、2枚目のシングル「夕日」を発表。本人曰く、自身は“雨女”で「夕日」のPVで使用されている夕日は実は合成で、実際の天候は豪雨であったとラジオ番組などで述懐している。 1枚目のスタジオ・アルバム発売に先駆けて配信限定シングルを8月、9月、10月の3か月連続で発売する。その第1弾となった「大好きだから」はTHE STYLISTICSの楽曲「You Are Everything」をサンプリングしたもので、7月28日にレコチョクにて先行配信が開始された。レコチョクで7月29日から7日連続で着うたデイリーランキングトップ10入り、着うたフルでもデイリー最高3位(8月19日付け)を記録。第2弾はEvery Little Thingの1998年の楽曲「Time goes by」のカバーで8月26日に配信が開始された。第3弾の「嫌いになれたら」は9月16日に配信が開始された。 同年、2009年10月に1枚目のソロアルバム『You Are My Love』を発表、オリコンチャートで週間初登場8位を記録(翌週10位)。累計売上も10万枚を越え、スマッシュヒットとなった。同年12月16日発売の童子-Tのアルバム『4 ever』のリードトラックで、「願い」の第2章と称される「想い」に参加。 2010年 - 2012年:『2 Girls』2010年3月3日、3枚目のシングル「そばにいて、すぐ消えて。」を発表。その後リリースされるアルバム『2 Girls』まで続く二面性をテーマにした創作活動のきっかけになった作品である。自身、取材では「自分の中に静と動の要素が共存しており、アーティスト活動にもそれは現れていて、端的にはバラードとダンスという形で現れている」と語っている。地方タイアップは北海道文化放送「どぉーだ!Presents タカトシ牧場」 (2010年3月-、エンディングテーマ) 。カップリングの『I can』は『ぐるぐるナインティナイン』のエンディングテーマ(2010年4月 -)に起用された。 同年8月25日に4枚目のシングル「忘れられない恋」を発表。テレビ朝日系『Future Tracks→R』の8月オープニングトラックに起用された。カップリングの「夏の思い出」は日本テレビ系『浜ちゃんが!』のエンディングに起用された。 同年12月1日に、フィーチャリングにMUNEHIROを迎えた5枚目のシングルで「CHANGE」を発表。MUNEHIROには制作締め切りの1週間前にオファーした。もともと同じバイブスを持ったアーティストだとYU-A自身感じていた様で、制作についてもそれぞれが持ち寄った歌詞がピッタリはまったと語っている。日本テレビ系、MIDNITEテレビシリーズ『プリズンブレイクファイナルシーズン』エンディングテーマに起用された。 翌2011年2月に、2枚目のアルバム『2 Girls』をリリースし、オリコン初登場5位を獲得(自身最高位)。『そばにいて、すぐ消えて。』からテーマとした二面性が各所に表現され、Baby Girlサイドとされる前半はバラード、Bad Girlサイドとされる後半ダンスチューンと明確に分かれていることや、前半は日本語タイトルが並び、後半は英語が並ぶなどにも感じられる。また、収録時間も74分を越え、制作の最終段階まで収録出来るか不安だったと語る意欲作になっている。うち、「見守っていたい」はTBS系バラエティ番組『イチハチ』エンディングテーマに起用された。ミュージックビデオにはライセンス・中村アンが出演して話題になる。 その後、初の地元・札幌でのワンマンライブを含む、全国5か所でのYU-A 2Girls Live Tour「PERFORMANCE 2011」を行う。ツアーのファイナルは、25歳の誕生日の5月29日に、ラフォーレミュージアム六本木にて開催。超満員の中でツアーの幕を閉じた。前年のツアーから表現されているダンスパフォーマンスを全面に押し出したライブパフォーマンスは“泣き歌”のイメージが先行しているなかで、彼女のポテンシャルの深さを感じさせるものだった。 同年5月25日には、6枚目のシングル「夜明けが来るまで」をリリース。東日本大震災発生当日にライブのため水戸にいて、予定されていたライブは中止、一般道を17時間かけて帰京する中、甚大な被害をニュースで知り、そのときの気持ち「当たり前と思っていたことが、当たり前じゃない、大切なものを感じながら生きることの大切さ」(本人談)を歌った作品である。YouTubeにピアノバージョンとしてワンコーラスだけアップした同曲は、多くのコメントが寄せられたため、シングルとして発売となった。 同年7月20日には、童子-Tとシングル「誓い feat.YU-A」に参加。「願い」「想い」に続く3部作の完結編となるこの作品は、着うた初登場2位でランクインとなるなど、発売前から話題となっていた。 同年9月7日には、母へ向けて感謝の気持を書いた5枚目のシングル「ごめんね、ママ」を発表。ミュージックビデオには実際に母親がシルエットで出演している。監督は須永秀明。 2011年9月7日、「2 Girls Live Tour PERFORMANCE 2011」at LAFORET MUSEUM ROPPONGI 5.29 LIVE DVD発売。 2012年、所属事務所をよしもとクリエイティブ・エージェンシーに移籍。 2012年2月12日、8枚目のシングル「あなたの笑顔」をリリース。読売テレビ・日本テレビ系列木曜ミステリーシアター「デカ黒川鈴木」エンディングテーマに起用された。ミュージックビデオにはドラマの繋がりから板尾創路が出演している。監督は園田俊郎。 2012年5月23日、3枚目のアルバム「DREAM」をリリースし、色んな形の「夢」をテーマに制作していった。
2012年11月28日、9枚目のシングル「優しい顔で近づかないで」をリリース。
2012年12月26日、「YU-A DREAM Live Tour PERFORMANCE 2012 at SHIBUYA-AX 10.5」発売。ダンサー4名と生バンド5名を従えフルメンバーで挑んだこのツアーは、本人のピアノ弾き語りシーンや、バク転にソロダンスと様々なパフォーマンスを見せた。 2013年 - 現在:『PURPLE』2013年3月2日、 TOKYO GIRLS COLLECTION at Yoyogi National Stadium 1st Gymnasium on 2013.3.2.sat 出演。 2013年4月より札幌テレビ放送(STV)の深夜番組・「ジョシスタ」にレギュラー出演。 2013年6月、「YU-A×クリスタルチャペル キャンペーン」 2013年7月10日、10枚目のシングル「Flavor」をリリース。自身のヘアカラーを紫にし、アッパーチューンでキュートな一面を見せた。ミュージックビデオに友人でもある、植野有紗が出演。 2013年11月27日、ベストアルバム「SINGLE COLLECTION」を全曲最新デジタルリマスターでリリース。デビューシングル「逢いたい」から最新シングル「FLAVOR」までのシングル、そして初回盤には今までの全ミュージックビデオ(18曲)全て収録した。YU-A初のベストアルバムで、新曲「Try Again」を収録、グアムでの撮影で自身がスカイダイビングに挑戦してその映像が「Try Again」のミュージックビデオにおさめられている。 2014年4月19日、「GirlsAward 2014 SPRING / SUMMER」出演。 2014年5月21日、「You are my superman」発売。FC盤も同時発売。スーパーマン役にはエスパー伊東が出演。「Flavor」の振付を担当した、ダンサーIGも出演、振付を担当。IG氏はこのあとYU-Aのライブには欠かせない存在となり、その愛くるしいキャラクターからも「あいにゃん」と呼ばれ、YU-ANISTAにはお馴染みとなっている。 2014年7月、「YU-A×セントラグーナチャペル キャンペーン」。 2014年10月1日、「GirlsAward 2014 AUTUMN / WINTER」出演。 2014年2月28日、「TOKYO GIRLS COLLECTION TGC 10th Anniversary」出演。 2015年3月18日、4枚目のアルバム「PURPLE」をリリース。全15曲すべて新曲となっている。通常盤には「フライドポテト」が追加され、全16曲となっている。ちなみに、「Flavor」は「SINGLE COLLECTION」に収録され、最新シングル「You are my superman」は、今作の収録からは外されている。
2015年3月27日、「GIRLS BLOGGER STYLE 2015 S/S」出演。 同年7月から自身最長のロングツアーとなる、 「YU-A PURPLE Live Tour PERFORMANCE 2015」を全国12カ所12公演を行う。ツアーファイナルとなる新宿Renyでは、トレードマークとなっていたそのロングヘアーをステージ上で切る「断髪式」を行った。 2016年6月6日、自身初の配信シングル「30 -My Thirty-」を配信。自身が30歳を迎えた心境を、語りと歌という新しいアプローチで楽曲を制作した。この配信シングルを引き下げて、ライブツアー「YU-A Live Tour 2016〜あと2キロが落ちないの〜」を全国5箇所で行う。ファイナルの新宿ReNYでは、終演後アフターパーティーとして、ヨガを取り入れたお客さん参加型のイベント「YOGANISTA Supported by Hot Yoga Studio LAVA」を開催。ヨガと音楽を融合した新しいパフォーマンスを見せた。 2016年11月に自身のブログにて同年10月に一般男性と結婚していたことと同時に妊娠していることを報告。2017年5月7日、第一子となる男児を出産した[2]。 2018年5月30日、3年ぶりとなるオリジナルアルバム「OFF」を発売。先述の「30 -My Thirty-」のリミックスや「ごめんね、ママ」の2018Re-masterを含む全8曲。DVD収録のショートフィルム「うたうさかな」には俳優の成田凌と女優の森川葵が出演している[3]。 ディスコグラフィ→詳細は「YU-Aの作品」を参照
ライブツアー
出典
外部リンク
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