アクラフ・ハキミ
アクラフ・ハキミ・モウ (阿: أشرف حكيمي موح、英: Achraf Hakimi Mouh、1998年11月4日 - )は、スペイン・マドリード州ヘタフェ出身のサッカー選手。リーグ・アン・パリ・サンジェルマンFC所属。モロッコ代表。ポジションはディフェンダー。 経歴クラブレアル・マドリードマドリード州ヘタフェでモロッコ人の両親の間に誕生。地元のクラブを経て、8歳だった2006年10月20日にレアル・マドリードの下部組織に入団。以降は順調にステップアップしていき、2016年からレアル・マドリード・カスティージャでプレー、そのプレースタイルから「未来のカルバハル」と紹介されている[1]。2016年夏のトップチームのプレシーズン遠征に召集され、7月27日、インターナショナル・チャンピオンズ・カップ 2016のパリ・サンジェルマン戦の後半から途中出場、トップチームデビューを果たした。2016-17シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメントの予備メンバーに登録された。負傷者が続出した背景もあり、2017年1月のコパ・デル・レイ準々決勝のセルタ・デ・ビーゴ戦にも招集された。 2017-18シーズン、ダニーロの移籍に伴いトップチームに昇格。ダニ・カルバハルの離脱を受け、2017年10月1日のリーグ戦第7節RCDエスパニョール戦で先発出場、公式戦デビューを飾り、12月9日のリーグ戦第15節セビージャFC戦では公式戦初ゴールを記録した。 ボルシア・ドルトムントレアル・マドリードがアルバロ・オドリオソラを獲得したことから経験を積むために、2018年7月11日、ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントへのレンタル移籍が発表された。契約期間は2年間[2]。 移籍初年度からスピードと正確なパスを武器に主に攻撃面で結果を残した[3]。翌2019-20シーズンはさらに攻撃力に磨きをかけ、45試合に出場し、サイドバックとして9得点10アシストとFCバルセロナでの2009-10シーズンのダニエウ・アウヴェスに次ぐ得点関与数19点を記録した[4]。UEFAチャンピオンズリーグのグループリーグにおいては、ボルシア・ドルトムントのホームであるジグナル・イドゥナ・パルクにて2得点を挙げた[5]。 インテル・ミラノ2020年7月2日、インテル・ミラノと2025年までの契約を締結した[6]。 2020-21シーズンは、公式戦45試合に出場し7ゴール11アシストを記録し、インテルの11年ぶりのスクデット獲得に貢献した[7]。 パリ・サンジェルマン2021年7月6日、パリ・サンジェルマンFCと2026年までの契約を締結した[8][9][10]。背番号はインテル時代と同じ2番。しかし、新型コロナウイルスへの感染が確認され、10日間の隔離を強いられる。 2023年7月28日、親善試合のセレッソ大阪戦ではハーフタイムに、ドルトムント時代の同僚の香川真司と談笑した[11]。ちなみに試合は香川に決勝点を決められ逆転負けだった[12]。 代表スペイン代表ではなく、両親の祖国であるモロッコ代表を選択。2016年10月のカナダ代表戦にて17歳で代表デビュー、その年のモロッコ若手最優秀選手にも選出された。 2018年6月、2018 FIFAワールドカップに登録メンバーに入り、グループリーグでは全3試合に出場し、チームは格上のスペイン代表と引き分けるなど善戦したが、1分2敗でグループリーグ敗退に終わった。 2022年12月、2022 FIFAワールドカップ全7試合に警告貰わずに出場し、アフリカ勢史上初となるベスト4入りに貢献した。 特徴右サイドで起用される。基本的には右サイドバックで起用される。中央に切り込んで攻撃参加や何度もスプリントできる持久力が武器。 個人成績クラブ
代表歴出場大会
試合数
タイトルクラブ
個人
勲章脚注
外部リンク
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