マルヤガーデンズ
マルヤガーデンズ(Maruya Gardens)は、鹿児島県鹿児島市呉服町にあるテナント型商業施設。 歴史三越鹿児島店1892年(明治25年)創業の呉服店である丸屋は、戦後の1961年(昭和36年)に業態転換して丸屋デパートを開業した。三越との業務提携を経て、1984年(昭和59年)からは、鹿児島三越(後の三越鹿児島店)として営業していた店舗の不動産管理等の業務に業態転換した。 マルヤガーデンズ2009年(平成21年)5月、経営不振によって三越鹿児島店が閉店すると、丸屋が建物の大規模なリノベーションを施し、2010年(平成22年)4月28日にマルヤガーデンズがオープンした。 2016年度にかけて大幅リニューアルされ、鹿児島初出店となるロフトなどが入居した。2020年(令和2年)秋には無印良品が天文館地域へ13年ぶりに再出店した[注 1]。 特色三越の様な「デパートメントストア」ではなく、顧客やテナントなど全てが有機的につながり合う「ユナイトメントストア」を標榜している。このため、各フロアにコミュニティスペースである「ガーデン」が配置されているほか、外壁や屋上が緑化されているのが大きな特徴である。また、託児所(ガーデンキッズマルヤ)も設けられている。 テナントの目玉として、全館にわたり総合プロデュースを手がけたナガオカケンメイが率いるデザインセレクトショップD&DEPARTMENT PROJECT KAGOSHIMA by MARUYA、2フロアで約1,300坪という南九州[注 2]最大級の規模と蔵書数を誇るジュンク堂書店鹿児島店、そして天文館地区として約4年ぶりの復活となる映画館(Gardens Cinema)などが入居している。 『百貨店跡地の再生商業施設「ユナイトメントストア」[マルヤガーデンズ]』と『屋上庭園「ソラニワ」』で、2010年度グッドデザイン賞受賞[1][2][3]。 主要テナント現在のテナント
かつて存在したテナント
参考文献
脚注注釈出典関連項目
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