ロベルト・ストレイト(Roberto Streit, 1983年11月17日 - )は、ブラジルのレーシングドライバーである。
プロフィール
- 身長:178cm
- 体重:68kg
- 血液型:RH+A
当初はモトクロスに親しんでいたが、7歳でカートを始め、9歳の時にカートレースにデビューした。しばらくブラジル国内のカートレースで実績を重ね、1999年には、ブラジルカート選手権FAクラスでシリーズチャンピオンのタイトルを獲得した。翌2000年は、カートレースと平行して4輪レースにも進出し、ブラジル・フォーミュラ・フォードにデビューした。2001年は、ブラジル・フォーミュラ・シボレーでシリーズチャンピオンを獲得するとともに、シーズンオフにはイタリアに渡り、イタリア・フォーミュラ・ルノー・ウインターシリーズに挑戦し、ここでもシリーズチャンピオンを獲得した。2002年からはイタリアを本拠地として、本格的にヨーロッパのジュニア・フォーミュラに参戦した。2002年、2003年はイタリアとユーロのフォーミュラ・ルノーにWエントリーを行い、2004年はF3ユーロシリーズを転戦している。
2005年には初来日を果たし、INGINGから全日本F3選手権に参戦した。第12戦鈴鹿ラウンドで初優勝しシリーズ6位の成績を残した。その後2006年・2007年も同様のチーム体制で参戦を継続し、2006年は3勝をマークしシリーズ3位。2007年は7勝を上げシリーズ2位の好成績を収めた。特に2007年のシーズンは、旧型の車体を使いながら、シリーズチャンピオンの大嶋和也よりも1つ多い勝利を記録したことについては、注目すべき点であった。なお、2005年と2006年には、モナコF3にも挑戦している(ベストリザルトは2006年の決勝5位。)。
2008年からは、2007年の成績が評価され、CERUMO/INGING合同チームから(エントラント登録はCERUMO)、全日本選手権フォーミュラ・ニッポンフル参戦を果たした。
2009年は、FIA GT選手権に同胞の先輩であるエンリケ・ベルノルディとのコンビで参戦している。
レース戦績
- 1993年 - カデット・カート
- 1994年 - ジュニア・マイナー・カート
- 1995年 - ジュニア・マイナー・カート
- 1996年 - ジュニア・カート
- 1997年 - ジュニア・カート
- 1998年 - Bクラスカート
- 1999年 - カートブラジル選手権FAクラス(シリーズチャンピオン)
- 2000年
- カート世界選手権FAクラス
- ブラジル・フォーミュラ・フォード
- 2001年
- ブラジル・フォーミュラ・シボレー(シリーズチャンピオン)
- イタリア・フォーミュラ・ルノー(シリーズチャンピオン)
- 2002年
- イタリア・フォーミュラ・ルノー
- フォーミュラ・ルノー・ユーロカップ
- 2003年
- イタリア・フォーミュラ・ルノー
- フォーミュラ・ルノー・ユーロカップ
- 2004年 - F3ユーロシリーズ
- 2005年 - 全日本F3選手権(INGING MOTORSPORT #1 INGING F107/DOMEF107 3S-GE)(シリーズ6位・1勝)
- 2006年
- 全日本F3選手権(INGING MOTORSPORT #4 INGING F306/ダラーラF306 3S-GE)(シリーズ3位・3勝)
- マカオF3(決勝24位)
- 2007年
- 全日本F3選手権(INGING MOTORSPORT #3 INGING F306/ダラーラF306 3S-GE)(シリーズ2位・7勝)
- マカオF3(決勝5位)
- 2008年 - 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン(STONEMARKET BLAAK CERUMO/INGING #67/ローラ・B06/51 RJ8V)
- 2009年 - FIA GT選手権(#8 チーム・ブラジル・コルベットZ06)
フォーミュラ
フォーミュラ3・ユーロシリーズ
全日本フォーミュラ3選手権
フォーミュラ・ニッポン
スポーツカー
SUPER GT
FIA GT選手権