『世にも奇妙な物語 15周年の特別編』[注 1](よにもきみょうなものがたり 15しゅうねんのとくべつへん)は、2006年3月28日に放送された、オムニバスドラマ『世にも奇妙な物語』の15周年記念特番。番組は、下記の5つの物語と、「超短編」(1話あたり10秒〜最長1分程度)の10の物語、合計15の物語から構成されていた。
リプレイ
あらすじ
結婚式を間近に控えていた時期に涼子 (池脇)を殺された修一(伊藤)。悲しみに暮れる中、彼女の葬儀が執り行われるが、その脇に1台のビデオカメラを見つける。再生ボタンを押すと、2人の出会いも含めてのこれまでの軌跡が映し出された。修一は懐かしみながらそのビデオ通りに思い出を辿っていく。
キャスト
スタッフ
命火
あらすじ
看護士として働く陽子(長谷川)には特殊な力があった。それは「命火」と言って、人間の寿命を火の燃え盛る勢いで推測できると言うもので、自分の寿命を犠牲にすることで命火を送り込むこともできる。ある日、恋人の透(中村)が交通事故で意識不明・生死を彷徨っている状態で運ばれてきて、思わず、大量の命火を送り込んでしまう。
キャスト
スタッフ
雨の訪問者
あらすじ
沙代子(ともさか)は仕事が終わって、寄り道したコンビニから妹(柳沢)の家に向かう途中、雨に降られる。同時に後ろからレインコートを着た怪しい男(岡田)が着いてきている事に気づく。そして、通りがかりの電気屋のテレビのニュースで、自分が歩いている付近の場所で通り魔事件が起きたことが発覚、主人公は男から逃げ続ける。
キャスト
スタッフ
奥さん屋さん
あらすじ
若くして妻のより子(戸田)を亡くした、エリートサラリーマンの杜夫(佐野)。妻の死因は自分が家庭を顧みなかったからだと後悔の日々を送っていたが、ある日会社帰りに「奥さん屋さん」という店を見つける。そこはさまざまな奥さんを貸し出す場所で、在りし日の妻を見つけた杜夫は早速レンタルする。
キャスト
スタッフ
イマキヨさん
あらすじ
就職活動中の和夫(松本)は、ある日、家に帰ると中に「変なオッサン」がいたため警察に通報するが、それは自分にしか見えない「イマキヨさん」(酒井)で、とてもありがたい神様だと言う。普通にしていれば幸運をもたらしてくれるのだが、イマキヨさんには「イマキヨさんを追い出さない・傷つけない・引越しの話をしない・謝らない」の4つの約束事があった。
キャスト
スタッフ
備考
2015年に行われた全作品の人気投票においてベスト1を獲得し、野村周平主演でリメイクされた。イマキヨさんはオリジナル版と同じく酒井が演じた。
超短編
各話リスト
注釈
- ^ 正式タイトルは『世にも奇妙な物語 〜15周年の特別編〜』となっている。
関連項目