八潮市
人口は約9万人。旧南埼玉郡。1972年(昭和47年)市制施行。 地理中川低地の中南部に位置し、全域が平坦な地形となっている。海抜は2メートル前後[1]。堤防付近は5メートルほど。八潮駅周辺を中心に市内5地区で区画整理事業(埼玉県の土地区画整理事業一覧)が進行しており、宅地化が進んでいる。 水路の街八潮市には上記の八条用水や葛西用水も含め、水路が非常に多く存在している[2]。これらは古くから農業用水として用いられてきた。小規模な水路については、現在では暗渠化した上での道路化が進んでいる。このような暗渠上の道路は、周辺の地面よりも低くなっている。 歴史
人口人口は1995年以降ほぼ横ばいであったが、2005年に首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス八潮駅が開業して以降、急速に伸びつつある。
行政歴代市長
広域行政
議会市議会
県議会→詳細は「2023年埼玉県議会議員選挙」を参照
選挙区:東第9区(八潮市)、定数1 任期:2023年(令和5年)4月30日 - 2027年(令和5年)4月29日
公共施設
国の出先機関県の出先機関
その他機関
経済財政当市の財政状況は、平成24年度の決算によれば、歳入は302億2,344万4千円、歳出は286億4,507万3千円となっている[5]。地方公共団体の財政の健全化に関する法律(財政健全化法)に定める指標のうち、実質公債費比率は11.5%、将来負担比率は129.4%で、いずれも国の定める早期健全化基準、財政健全化基準を下回っている[5]。歳入の主な項目の構成比は、地方税50%、国庫支出金15.6%、地方債8.1%、諸収入7.7%、県支出金4.8%、繰越金4.5%、地方交付税1.7%。歳出の主な項目の構成比は、義務的経費が合計48.7%(扶助費19.8%、人件費18.7%、公債費10.2%)、普通建設事業費16%、物件費13.6%、補助費等7.1%、繰出金9.6%などとなっている[5]。平成30年度の財政力指数は1.014である。 地方交付税のうち普通交付税は、平成17年度から22年度まで[6]、および平成29年度から[7]不交付団体になった。 産業
八潮市に拠点を置く企業
TX開通と八潮市の発展当市は昭和30年代に東京からの工場の誘致が活発化、農業から工業へと経済構造が変化を遂げていった。 さらに大きな変化をもたらすことになったのが2005年(平成17年)のつくばエクスプレス開通と八潮駅の誕生である。これは当市だけではなくTX沿線の各自治体でも同様であり、駅周辺の大規模な土地区画整理事業と住宅の供給、インフラの整備が融合して、TX沿線全体の開発は順調に進んできている。市内に鉄道駅がなかった当市にとって、TXの開通は市の開発を推進する大きな契機となっている。 土地区画整理事業については3地区約260haで実施されており、UR都市機構が主体となった駅周辺の中央地区の整備は2014年度に完了した。西側は埼玉県、東側は当市が主体となっている。 2017年4月に市内外へ当市の魅力をPRする「八潮市シティセールスプラン」が策定されその取り組みが開始された[11]。その期間は2021年度までの5年間とされていたが、その後もシティセールス推進を図るべく、一部改定のうえ計画期間が延長されている[12]。
地域市内地域
健康・福祉平均年齢:40.9歳(男40.4歳、女41.5歳)(平成18年1月1日時点)
教育
1994年(平成6年)3月まで、学校の名称は「八潮市立八潮第n小学校」(nは自然数)という形で、上記の八條小学校から柳之宮小学校まで順番に一から十の番号がふられていた。
1994年(平成6年)3月まで、学校の名称は「八潮市立八潮第n中学校」(nは自然数)という形で、上記の大原中学校から潮止中学校まで順番に二から五の番号がふられていた。八潮中学校のみ現在と同じ名称だった。旧第三中学校から旧第五中学校までが合併前の三村の村名がつけられている。
消防警察郵便郵便番号は市内全域が「340-08xx」で、草加郵便局が集配している。
地域情報
交通鉄道2001年(平成13年)に鳩ヶ谷市(現・川口市)に埼玉高速鉄道線が開業してから、2005年(平成17年)につくばエクスプレスが開業するまで、埼玉県下では唯一鉄道駅のない市であった。 バス
高速バス
いずれも、市内では八潮駅北口バス停(5番乗り場)で乗降可能 タクシータクシーの営業区域は県南東部交通圏で、春日部市・草加市・越谷市・久喜市などと同じエリアとなっている。 道路
特に市内を南北に貫く産業道路の混雑は慢性的であり、松戸草加線柳之宮橋付近の渋滞も相まって、当該区間を走る路線バスの遅延が常態化している。また、けやき通り(通称「22m道路」)と柳之宮橋、産業道路と桑袋大橋を結ぶ計画がある。 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
著名な出身者
関連項目脚注注釈・出典
外部リンク
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