大分バス
大分バス株式会社(おおいたバス)は、大分県中部及び南部を営業エリアとする乗合バス・貸切バス事業者である。 概要1924年(大正13年)から大分市で「ヤマサ自動車」というタクシー会社を営んでいた佐藤恒彦、山中一夫の2人が1935年に大分市内のバス路線数路線を買収し、個人経営の大分バスを創業した。翌1936年に大分市と鶴崎町[注 1]を結ぶ路線を買収し、1937年に資本金10万円で株式会社として設立した [2][3]。以後、戦時体制下で大分市および大分県南部のバス事業者の吸収合併を進めた。 現在では大分市内の多くの地域と由布市(旧庄内町・挾間町域)以南の大分県全域を営業エリアとしているが、過疎地におけるバス事業を子会社の大野竹田バスおよび臼津交通、コミュニティバスに分離し、大分バス本体の営業エリアは大分市、由布市挾間町が中心である。他社と共同で大分市と各地を結ぶ高速バスも運行する。 1960年代から大分県内に進出した近畿日本鉄道(近鉄)の傘下に入り、近鉄グループの一員となっていたが、2005年に整理回収機構の支援による私的整理が行われ[4]、100%の減資を行った上で新たに出資者を募ることになった。このため、近鉄との資本関係はなくなり、新たに西日本鉄道(西鉄)が2,000万円を出資し、地元企業も支援するほか、大分県も2,000万円の支援を行った[5]。大分バスは2010年3月期に債務超過を解消し[6]、大分県は2013年3月に出資を引き揚げている[7]。 同じ大分県内を運行する大分交通・亀の井バスとは共通回数券を発行していたが、2000年3月1日からは磁気カードとした大分共通バスカードを導入した。2010年12月から2011年度にかけて、大分共通バスカードに代わり、西鉄グループが導入しているICカード「nimoca」を「めじろんnimoca」として導入している[8]。 由布市、佐伯市より委託を受け、由布市コミュニティバス、佐伯市コミュニティバスを運行しているほか、子会社の大野竹田バスが、竹田市より委託を受け、竹田市コミュニティバスを運行している。 営業所・車庫
この他にも各営業所の下に端末と呼ばれる車庫が多数存在する。 一般路線バス大分市・由布市は大分中央・大分南の2営業所で路線バス事業を担っている。佐伯市には佐伯営業所が設置され、佐伯市内の路線や大分 - 佐伯線を担当している。 運行している市町村すべて大分県。高速バスのみ運行している市町村は除く。 主なバスターミナル・のりば営業所は除く。
現行路線高速バス都市間特急バス
一般路線バス(大分市発着路線)系統番号について2006年12月より、大分市内を走る一般路線バス全路線に対して、従来の行き先番号制に代わってアルファベットと数字を組み合わせた系統番号制が導入された。先頭のアルファベットが「基幹経路」を、次にくる数字の十の位が「準基幹経路」(基幹経路からの分岐点)を、一の位が終点を示すもので、大分交通・大分バス共通の制度である。 基幹経路については、中心部からほぼ真北へ向かう経路を「A」(新川方面、大分交通担当)とし、以下経路の方角に対して時計回り(東回り)に「B」(中島方面、大分交通)「C」(大洲・岩田・臨海経由鶴崎方面、大分バス)とアルファベット順に記号をつけ、最後が北西方向の「R」(春日神社経由、大分交通)となる。ただし「I」「N」「O」の記号は使われない。 大分バス運行各路線の系統番号を大まかに分類すると次のようになる。
なお、頭文字の異なる2方面を直通する系統の場合は、順番が後になる方のアルファベットが付けられる(頭文字なしを一番前とみなす)。例えば、
が系統番号の頭文字となる。 ただし、以下の例外がある。
なおこの節において、大分市中心部発着路線の起終点を便宜上全て「大分」と記載しているが、実際は各方面別に始発・終着停留所が異なる。始発地については、舞鶴町方面へ向かう便では「大分駅前」が始発、熊本行き特急バスと臼杵・佐伯・竹田行きは「金池ターミナル」、その他は「県庁正門前」が始発地となっている。大分行きでは、舞鶴町方面と元町・明野方面からでは「大分駅前」、大道方面からの便は「コンパルホール入口」が終点となる(表記は、大分県庁前)。尚、一部の便は、大分駅前から先、ホルトホール大分(新設)→楊志館高校→西山公園下→菜の本→上野ヶ丘中学校前→金池南二丁目(終点)と延伸する。
アルファベットなし※わさだタウン発着路線(50番台)は基幹経路「K」を参照。 上野線
駅南側の上野丘地区へ向かう路線。短い路線であるが、大洲循環線・岩田循環線との直通運行(C1*・C2*)が多数設定されている。 古国府循環線
中心部南側の古国府地区を循環する路線。JR久大本線古国府駅とはやや離れた道を通る。
大分交通と共同運行。また、循環運行となっている。 スクールバス各線
通学路線で、休校日は運休となる。35系統は途中ノンストップ。なお35系統は、2003年3月31日のジェイアール九州バス坂ノ市線廃止に伴い通学の足を確保するために開設された路線である(開設当初は行先番号なし)。2017年3月31日をもって、別府大学短期大学部への30系統が廃止されている。 鶴崎発着各線
基幹経路「C」大洲循環線
大分川右岸、国道197号北側の臨海地区を循環する路線。大分市営陸上競技場や新大分球場、大洲運動公園などへのアクセス路線でもある。上野線(C10・C11・C12)および富士見が丘・緑が丘線との直通運行(K65・K88、循環せず商業高校終点)が設定されている。また、大分交通の田室町経由県立図書館線との相互乗り入れ運転を行っており、その場合は運行途中で系統番号を変更していたが、2008年4月1日より解消されている。 岩田循環線
大分川右岸国道197号南側の古ヶ鶴・岩田町地区の住宅地を循環する路線。一部は上野線との直通運行(C20・C22)となる。 大洲・岩田循環線
前述の大洲循環線と後述の岩田循環線をあわせた路線。他方面との直通運行はない。 臨海経由鶴崎線
大分と鶴崎を臨海産業道路経由で結ぶ路線。大分から鶴崎へ向かうには遠回りとなるため、行き先表示は「日本製鐵正門前・三佐(鶴崎)」となっている。国道197号舞鶴橋を渡り、中津留一丁目交差点を左折、県道22号臨海産業道路を東へ進む。八坂停留所を出ると小中島川を渡る橋の手前で左折、三佐停留所まで行って折り返し、再び臨海産業道路を八坂まで戻り、その先で左折し、住友化学の工場沿いに南下して鶴崎へ至る。 平成初期まで、朝10:00大分発便のみ、海事官庁前 - 乙津泊地経由便が片道のみ存在した。 基幹経路「D」柳通り経由花高松・三ツ川・海原橋線
柳通り経由の路線。花津留停留所の先、裏川を渡って乗越交差点を左折し国道197号を離れる。花高松にはかつて高城営業所があり、その当時大分 - 花高松間は出入庫路線の1つとして多数の運行があったが、現在は1時間あたり2本程度の運行となっている。花高松から先三ツ川・海原橋方面への運行本数は極めて少ない。城南団地線との直通運行(M90・91・92・95)が多数設定されており、このうちM92は東浜方面(旧D10・現M93の経路)を経由する。尚、D21は、かつて大分から花高松・三ツ川間の区間運行をしていたがのちにM91として統合され、廃止された。 牧経由一里塚線
大分市中心部から大分市横尾の一里塚へ向かう路線。猪野 - 一里塚間へは明野経由けやき台線の方が安く早い。 萩原経由明野団地・パークプレイス方面(東原経由)
池の平経由
国道197号経由で明野団地へ向かう路線。大分市中心部から明野地区へ向かうにはやや遠回り。国道197号沿線の各地区からパークプレイスへのアクセス路線としての役割も果たす。D46はそのまま米良バイパス経由で大分まで運行される(E32などと同一経路)。D51終点(一部便)の京が丘は新興の戸建住宅団地で、団地内では両方向とも京が丘コスモ公園→京が丘ペガサス公園→京が丘センターハウスの順に停車。京が丘発着の大分発が京が丘センターハウスどまり、大分行きは京が丘コスモ公園始発となる。 高城経由森町・横尾方面
平日1往復のみ運行される。 高城・鶴崎・大分市東部方面
大分市中心部から国道197号(豊後街道)を東へ向かい、市東部の高城・鶴崎・大在・坂ノ市・佐賀関などへ向かう路線。大分 - 鶴崎間は日中でも多数運行されており、幹線的存在である。また土曜・日祝には、大学病院線(L96・L97)、ふじが丘・田尻線(K92)、富士見が丘・緑が丘線(K93・K96・K-3・K-6、畑中線(J91・H92)、敷戸団地・星和台線(F97・G97・F-1・G-1)との直通運行がされているが畑中線については平日の一部便も直通する。坂の市止め(D72)は、佐賀関線の区間便的存在である(2006年の路線短縮までは中細(当時、端末あり)まで運転されていた。この路線短縮で坂ノ市東部地区の最終が90分近く早まった。)中細線は1990年代までは終日1時間に1~2本と多数運行されていたが、現在は前述の通り朝・深夜のごく限られた本数となっている。佐賀関線(D75)の急行運転区間は中央通り - 高城間で、以東は各停。ジェイアール九州バス(当時)佐賀関線の廃止に伴い、幸崎駅の駅前まで乗り入れるようになった。また以前は、急行便より停留所数を絞った特急便や大在駅裏経由も設定されていた。車両は1980?90年代は観光バスからの格下げ車両(中扉増設)やワンロマタイプの車両、更にはテレビを設置した車両も運行され、2000年代初期では貸切格下げのハイデッカー車両が使われていたが、現在は全便一般車両に置き換えられた。城原線(D71)は以前は曙台行きまたは曙台経由城原行きで運行されていたが、現在は曙台団地内には乗り入れていない。 基幹経路「E」※E39:旦の原・高江ニュータウン→米良バイパス→大分線は基幹経路「F」・「G」・「H」・「J」を参照。 羽田循環線
中心部東側、大分川東岸の羽田地区を循環する路線。
米良線
中心部南東の米良へ向かう路線。米良バイパスは経由せず、下郡、羽田地区の住宅地を抜けて、片島地区にある終点米良へ至る。道が狭い区間があるため、中型車で運行される。 米良バイパス経由パークプレイス線
米良バイパス経由で藤の台、ゆめが丘、パークシティ明野など、比較的新しい住宅団地を結ぶ路線。E30・E31系統は萩原経由で大分まで運行される。 北下郡経由明野団地・大分高校方面(アクロス前経由)
(明野西小前経由)
県道21号経由で大分市中心部東郊の住宅団地である明野団地へ向かう路線。団地南端にある大分高校・情報科学高校へのアクセス路線でもある。運行の中心となるのはE41:明野団地循環で、毎時1-2本程度運行。明野西小前経由便は本数が少なく、登下校時刻および運転免許センターの試験・講習の時刻に合わせたダイヤで運行している。 明野西町経由法勝台線
法勝台を循環して来た道を大分へ戻る。概ね毎時1本運行。 明野経由大分市東部方面(松岡方面)
(桃園団地経由鶴崎方面)
(金の手・森町方面)
(宮河内団地方面)
県道21号を東進し、明野地区を経由して東部へ向かう路線。E61・E67・E70の各系統は概ね毎時1本程度(夜間は2時間以上開くこともある。)、その他の運行本数は少ない。また、宮河内ハイランド線は、団地内では大分発・大分行きともに宮河内団地一丁目→同二・三・四丁目→ハイランド郵便局の順に運行するが、大分発はハイランド郵便局どまり、大分行きは宮河内団地一丁目始発となっており、循環路線にはなっていない。E71・E72は大分東高校の通学路線で、同校の休校日は宮河内ハイランド線として運行される。桃園団地線は道が狭い区間があるため、基本的に中型車で運行されるが、2017年8月頃に一部の便で大型車で代走した事があった。 基幹経路「F」・「G」・「H」・「J」大分市中心部と大分市豊饒にある大分県立病院を国道210号(大道バイパス)経由で結ぶ路線。県立病院が市内中心部の高砂町(現在のOASISひろば21の位置)から郊外移転されたのに伴い開設。なお県立病院線自体の運行本数は少ないが、大道・府内大橋を経由する全路線(頭文字が「G」の系統)が国道上にある県立病院入口停留所を経由し、さらにその中の一部(頭文字が「H」の系統)が病院正面の大分県立病院停留所まで乗り入れる。 畑中線
大分市中心部と畑中を結ぶ路線。一部が県立病院経由で運行される。豊饒経由便は羽屋陸橋の南から国道442号に入ってすぐの田中五差路を左折。住宅地の中を通って畑中へ至る。県立病院経由便は府内大橋北交差点まで国道210号を進む。終点畑中は大分刑務所の正面になる。一部の便は、鶴崎線との直通運行となっており、特に畑中発では大半が鶴崎行きとなっている。横塚東発(J90)は平日・土曜の早朝1本のみ。 寒田団地・光吉台中央経由ふじが丘・田尻グリーンハイツ方面(寒田団地経由)
(光吉台中央経由)
大分市中心部から、宮崎台地区、光吉地区、寒田地区の住宅団地を経由してふじが丘山手へ至る路線。一部は田尻グリーンハイツまで運行される。元町経由便は国道10号を進み、大道経由便は国道210号(大道バイパス)を進んで府内大橋手前で国道10号へ合流する(以下の各路線も同様)。光吉台中央経由便は平日朝のみの運行である。 敷戸団地・星和台方面(敷戸団地線・敷戸団地経由星和台線)
(星和台線・敷戸団地寄らず)
国道10号を経由して市南部の敷戸地区へ向かう路線。行き先表示はそれぞれ「敷戸団地」、「敷戸団地(星和台)」、「星和台(大分工業高校)」。JR敷戸駅手前の敷戸団地入口交差点まで国道10号を進む。敷戸団地経由星和台行きは一旦敷戸北まで行った後引き返して星和台方面へ向かう。敷戸団地を経由せず星和台方面へ直行する便(F32)の運行は少ない。一部の便は鶴崎線との直通運行となっている。 かつては、星和台行きと敷戸団地行きの運行は完全に独立していたが、両団地が近接していることから系統が統合され、現在の形に再編された。また、大分工業高校終点付近に乗務員が現地出退勤をする端末があったが高江端末と統合されて廃止された。 大分大学・高江ニュータウン方面
市南部の大分大学旦野原キャンパス・高江ニュータウン方面へ向かう路線。大南団地行きの行先表示は「高江ニュータウン(大南団地)」。高江ニュータウンの整備により、旦の原線と判田台団地線を統合して開設された。国道10号を進み、大分大学入口交差点で左折、立体交差をくぐって国道西側の丘へあがり、大分大学正門停留所へ至る。平日はここから旦野原キャンパス構内まで入る便がある(F41・G41・H41)。この先、JR豊肥本線大分大学前駅の脇を通り、住宅地内の旦の原停留所へ至る。その先低層住宅の並ぶ高江ニュータウン、判田台団地、大南団地内を通って小さな折り返し場のある終点大南団地北へ至る。なお2002年に豊肥本線大分大学前駅が開業したため大学アクセスの中心はそちらへ移っている。E39は平日の朝1本、大分駅前行で運行される通勤路線。旦の原始発で、通常の大分方面行きとは逆方向に進み、大南団地西の先で国道10号大分南バイパスへ入って北上、米良バイパス経由で大分市中心部へ向かう。以前は、旦の原線と大南団地線の路線系統は独立していたが、旦の原と大分南高校の間に大規模な住宅団地が整備された経緯もあり、路線統合のうえ、経路が再編された。2015年4月1日、F41・F42の一部を、大分駅南口方向に延伸。(大南団地北発は、金池南二丁目終点、大南団地北行きはホルトホール大分始発。) 大分 - 戸次 - 臼杵線
大分市中心部と臼杵市役所を結ぶ路線。行き先表示は「臼杵」。国道10号を進み、府内大橋、宮崎、戸次を経由。大南大橋北交差点を左折し榎峠トンネルを経て、梅が丘団地の先で県道25号へ入り、大分市吉野地区を経て県道終点から国道502号へ入る。土橋交差点から県道33号へ入り、臼杵市中心部を経て臼杵市役所へ至る。平日朝の大分方面始発便のみ特急(G52)で運行される(全区間で主要停留所のみ停車、戸次からは急行佐伯線とほぼ同じ停留所に停車)。かつては、県内主要都市を結ぶ特急バスとして運行されていた時代もあり、臼杵石仏にちなみ、「せきぶつ」という愛称で運行されていた。 基幹経路「K」明磧経由ふじが丘・田尻グリーンハイツ方面
大分市中心部と南部の住宅団地田尻グリーンハイツ、ふじが丘ニュータウンを結ぶ路線。田尻グリーンハイツ線は基本的には田尻グリーンハイツ西発着で、一部は田尻グリーンハイツ北発着。田尻ニュータウン線は田尻南2丁目発着となる(一部田尻グリーンハイツ発ニュータウン経由大分行もある)。国道442号で明磧橋を渡って上宗方バス停発車後すぐ左折して県道41号へ入り、ふじが丘・田尻方面へ向かう。一部の便は鶴崎線との直通運行となっている。わさだタウン経由便については、2008年4月1日より従来の宗方経由(K21・22・23)から新設の下田尻経由(K13・14・15)に変更されている。尚、なぜか田尻ニュータウン行きのバスは、竹町大分銀行前・中央通り2・大分駅前停車時に流れる車外自動放送及び中央通り2発車後に流れる行き先確認アナウンスは、田尻グリーンハイツに統一される。 大分 - わさだタウン線
大分市中心部と、同市玉沢にある郊外型ショッピングセンター、トキハわさだタウンを結ぶ路線。路線開設当初は府内大橋 - ホワイトロード経由で運行されていたが、その後大半の便を明磧経由へ変更、さらにわさだタウン経由で田尻グリーンハイツ、富士見が丘(緑が丘)・野津原方面へ向かう路線が追加された。 わさだタウン発着路線(わさだタウン・ふじが丘循環)
(松が丘循環)
(敷戸団地線)
(富士見が丘・緑が丘線)
トキハわさだタウンと市内南部の各住宅団地を結ぶ路線。尚、2016年4月1日より、西循環と東循環を統合し、わさだタウンふじが丘循環となった。 明磧・松が丘(木の上)・富士見が丘・緑が丘方面(松が丘経由)
(木の上経由)
大分市中心部と市南西部の国道442号・国道210号沿線の住宅団地を結ぶ路線。富士見が丘行きは「グリーンプラザ北」、緑が丘行きは大分南営業所発着(大分南高校経由便を除く富士見ヶ丘経由便は、すくすく・いきいき村)となる。国道210号大道バイパス羽屋陸橋の先で国道442号(豊後街道)に入り、明磧橋で大分川を渡る。木の上経由はそのまま国道を進み、木の上から国道210号へ入る。松が丘経由は明磧橋の先で右折し松が丘団地内を経由、その先大分川沿いに南下し、国道210号の富士見が丘団地入口交差点へ至る。富士見が丘線はここで富士見が丘団地内へ入り、富士見が丘行きは、グリーンプラザ北停留所まで運行、富士見が丘経由緑が丘行きは先へ進み、下横瀬交差点で国道210号へ戻る。富士見が丘を経由しない便はそのまま国道を進む。緑が丘行きは緑が丘入口交差点で左折し、緑が丘地区を経由し、地区の最南端にある大分南営業所。(大分南高校経由便を除く富士見ヶ丘経由便は、すくすく・いきいき村)まで運行する一部の便は、鶴崎線および大洲運動公園線との直通運行となっている。また富士見が丘線の一部は看護大学前を経由するが、看護大学行きは看護大学止となり、富士見ヶ丘西入口から先は行かない。オアシス経由便(K86)は朝のみ運行。末広町・大分駅前・大分バス本社前・竹町を経由せず、大道陸橋の先を直進してオアシスひろばを経由し、昭和通りへ入って国道197号線に入る。上記のほか、三愛MC経由便(K24系統・56系統)と大学病院経由便がある。2015年4月1日、K30・K60の一部を、大分駅南口方向に延伸。(富士見ヶ丘行きはホルトホール大分始発。) 明磧・二豊団地・萌葱台方面
大分市中心部と国道442号沿線の住宅団地を結ぶ路線。以前幕式の方向幕時代、萌葱台行きの方向幕には「もえぎだい」とルビが振られていた。宗方台線は平日朝のみの運行である。 明磧・野津原方面
大分市中心部と国道442号(今市街道)沿線の同市野津原(のつはる)地区(旧野津原町)を結ぶ路線。 2020年10月のダイヤ改正で、野津原公民館より先の区間を運行していたK50(今畑線)・K52(下詰発大分行)・K53(今市経由上原線)・K54(石合発大分行)が廃止となり、K51も区間短縮となった。 かつては、石合から温見(旧大野郡朝地町)を経て竹田まで運行されていたことがある。 明磧・木の上経由向の原方面
大分市中心部と由布市挾間町にあるJR久大本線向之原駅を結ぶ路線。緑が丘入口交差点までは上記木の上経由緑が丘行(K62)と全く同一経路。こちらはそのまま道を進み、由布市挾間町(旧大分郡挾間町)の中心部である久大本線向之原駅(バス停名称は向の原駅)へ向かう。なお、かつてはさらに先へ進んで由布市庄内町(旧大分郡庄内町)・由布市湯布院町(旧大分郡湯布院町)へ向かう路線も運行されていたが、不採算を理由に順次廃止され、2006年3月31日を以って全廃となった。 基幹経路「L」
大分市中心部と県道207号(医大バイパス)沿線の大分市賀来地区および由布市挾間町にある大分大学挟間キャンパス・医学部附属病院およびJR向之原駅などを結ぶ路線。国分団地線は現在大分(県庁正門前)行き(L60)が平日の朝1本、国分団地行き(L28)が平日の正午頃に1本運行されるのみとなっている。また、L60は『国分団地経由の向の原線』であり、L系統で唯一、大学病院を経由しない。医大バイパス入口バス停から県道207号線の旧道を経由し、賀来入口バス停で合流する。 過去には小野屋駅・湯平温泉方面にまで路線を伸ばしていたが廃止され、由布市コミュニティバス・竹田市コミュニティバスに転換されている。 基幹経路「M」
大分市中心部南西の城南団地へ向かう路線。終点は団地内の城南西町。国道210号大道バイパスを進み、大道トンネル南交差点から県道601号へ。JR久大本線南大分駅手前の城南団地入口交差点を右折して高台へ上がり、集合住宅の並ぶ城南団地へ至る。柳通り経由花高松線との直通運行(M90・91・92・95)が多数設定されている。また一部の便は、大分 - 鶴崎線との直通運行となっている。M11系統は、平日朝1回のみの運行。市内中心部の大分駅前・中央通り・竹町の各停留所を経由せず、昭和通りを経由して県庁正門前まで運行される。2015年4月1日、M10の一部を、大分駅南口方向に延伸。過去には、城南団地経由の向の原線もあったが、廃止されている。 一般路線バス(佐伯営業所管内)下記以外にも佐伯ー大分空港線「佐臼ライナー」を運行している。 大分 - 佐伯線 (急行「さざんか」)
大分市と県南部の佐伯市中心部を、旧野津町経由で結ぶ路線。国道210号から国道10号へ入り、犬飼久原、臼杵市野津町(旧大野郡野津町)地区中心部を経て佐伯市弥生町地区(旧南海部郡弥生町)の弥生町番匠交差点まで進む。ここから国道217号に入り、佐伯市中心部を経て佐伯駅へ至る。日中は大分県立病院を経由する。急行区間は大分 - 戸次間で、戸次から佐伯駅間は各停。 2018年10月改正により一部の便(昼間)をコスモタウン経由に変更 かつてはトイレつきのさざんか専用車両または元貸切用の観光バスタイプの車両で運行されていたが、経年や長距離乗車客の少なさによりノンステップバス・ワンステップバスに置き換えられ、車両のグレードが大幅にダウンした。 上浦方面
鶴岡方面
※平日土曜のみ運行 弥生・野津方面
宇藤木発平日の朝のみの運行だが、この路線は大分線の路線区間(但し、宇藤木に入らず)となっているため、平日の日中、土日祝日でも利用可能。 番匠~佐伯駅間の区間運行がある。番匠線は2018年9月までは平日朝のみの片道であったが、2018年10月改正により、平日のみであるが3往復に増便。なお、平日土日祝日関係なく大分線の一部(朝夕は上岡経由)の区間であるため利用可能。 弥生・直川方面
コスモタウン方面
平日・土曜は、コスモタウンで大分バスの廃止区間を代替する佐伯市コミュニティバス(久保行き・本匠行き)に接続する。 鶴見方面
平日・土曜は、鶴見地区公民館前で大分バスの廃止区間を代替する佐伯市コミュニティバスに接続する。 米水津方面
平日・土曜は、米水津振興局で大分バスの廃止区間を代替する佐伯市コミュニティバスに接続する。 畑の浦方面
尾浦は、平日朝夕のみ経由する。 平日・土曜は、西野浦で大分バスの廃止区間を代替する佐伯市コミュニティバスに接続する 蒲江方面
平日・土曜は、道の駅かまえで大分バスの廃止区間を代替する佐伯市コミュニティバスに接続する。 不定期路線
情報科学高校の休校日に大分高校発着として運行される。 臨時バスパークプレイス直行無料シャトルバス
大分からパークプレイスを結ぶ無料シャトルバス。正月から1月4日とゴールデンウィークのみ運行。 レゾナックドーム大分直行臨時バス
大分からレゾナックドーム大分を結ぶ有料シャトルバス。大分トリニータのホームゲーム開催日のみ運行。大分県道56号線経由だが一部復路は萩原経由もある。nimoca利用可能。 予定路線廃止路線高速バス・特急バス
一般路線バス2006年以前の廃止路線系統番号が導入された2006年12月まで、大分バス本社前・県庁正門前などの市街地中心部から各方面へ向かう路線には行先番号を採用していた(中心部へ向かう便には番号はつかない)。ただし大分中心部を経由してさらに先へ向かう場合は、その行先番号が付けられた(例えば城南団地 - 大分バス本社前 - 柳通り - 花高松での運行の場合、花高松行きでは城南団地から「つ53」、城南団地行きでは花高松から「お06」と表示)。
大分市中心部方面
萩原・鶴崎方面
朝一便、夕方一便のみ運行。造成一期に建てられた昭電社宅が明野西町バス停近傍にあったため。明野元町経由はない。
滝尾橋・明野方面
明野団地乗り入れ当初からの歴史ある路線だった。
た32花高松系統廃止後、期間限定運行。車輌は、元新日鐵特定車輌のいすゞジャーニーQが使用された。 府内大橋方面
昭和40年代までは犬飼方面まで路線が伸びていた。 明磧方面
賀来方面
佐伯市内
2007年の廃止路線(大分地区)
2008年の廃止路線(大分地区)
2009年の廃止路線(大分地区)
かつては県内各都市を結ぶ特急バスだった時代もあり、内山観音にちなんで「うちやま」の愛称が付けられていた。
(佐伯地区)
2011年の廃止路線(大分地区)
2012年の廃止路線(大分地区)
2013年の廃止路線(大分地区)
(佐伯地区)
2014年の廃止路線(大分地区)
2015年の廃止路線(大分地区)
2016年の廃止路線(大分地区)
2017年の廃止路線(大分地区) (佐伯地区)
2018年の廃止路線(大分地区)
(佐伯地区) 多くの路線は佐伯市コミュニティバスが運行を引き継いでいる。
重岡駅で、大野竹田バスの重岡駅 - 小野市 - 三重線に接続していた。
2019年の廃止路線(大分地区)
2020年の廃止路線(大分地区)
2021年の廃止路線(大分地区)
2022年の廃止路線(大分地区)
廃止予定路線貸切バス貸切バス事業そのものの分社化は2018年2月現在行われておらず、本体での運用が続いている。本体では大分南・大分中央・佐伯の3営業所全てに在籍。車両は路線バスと同じ濃紺と白の2色塗装であるがデザインが異なる。 車両塗装1967年から現在まで続く、白と濃紺のデザインのバスがメイン。一般路線バスと貸切バスではデザインが異なっていたが、最近は貸切からの転用車両でも塗色変更をしないで運用に付いている場合が多い。 高速バスについては、路線によって異なる塗装が見られたが、近年は白地にカラフルなデザインを施した車体に統一(ぶんこ号専用カラーは除く)されつつあったが、2017年度からの導入車両と車体更新後は、側面は白地にEXPRESS OITAの文字、後面は白地にOITA BUSの文字だけとなっており、従来のカラフルなデザインはなくなりつつある。
その他の事業子会社脚注注釈
出典
外部リンク
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