『怪談』(かいだん)は、毎日放送と歌舞伎座テレビ室が共同で制作し、NETテレビ系列(現在とは系列が異なる)他にて1972年7月21日から同年9月29日に掛けて放送された、1話完結のオムニバス形式によるテレビ時代劇である。全10話。
概要
「四谷怪談」や「牡丹燈籠」、「累ヶ淵」や「雪女」と言った古典的な作品はもちろん、新撰組を題材に取った「新選組 呪いの血しぶき」と言ったオリジナル作品も織り混ぜながら、それぞれがとことん怖さを追求した作品に仕上がっている。制作は『日本怪談劇場』を手掛けた歌舞伎座テレビ室[1]で、後に同じ東京12チャンネルで放送された『日本名作怪談劇場』の制作も手掛けた。
放映リスト
スタッフ
再放送
1990年代終盤から、開局間もない頃の時代劇専門チャンネル[2]やホームドラマチャンネル等で放送された。最近では、時代劇専門チャンネルにて2015年7月に放送された他、2016年にはBSジャパンにて平日朝に放送している。
DVD
2007年にエムスリイエンタテインメントからDVD-BOXが、2008年には同社から全10話をテーマ別に分類した『男の巻』『女の巻』の各BOXがそれぞれ発売された。さらに2013年には、全10話を1巻辺り各2話ずつ収録した、全5巻の単品DVDがスバックから発売された。
脚注
- ^ 本編のエンディングでは、制作上ノンテロップである。
- ^ 初期の頃は『怪談シリーズ』のタイトルで放送していた。
関連作品