網浜 直子 (あみはま なおこ、1968年 8月12日 [ 1] [ 2] - )は、日本 の女優 ・歌手 ・マルチタレント 。愛称:アミー。本名:秦 直子[ 2] (はた なおこ、旧姓・網浜)。夫はタレント の松山三四六 。
兵庫県 神戸市 灘区 出身[ 3] 。162cm。血液型 はB型[ 4] 。所属事務所 はアンクル・エフ →オフィスフットワークス(ビーイング 系列)→JVCエンタテインメント →ハート・レイ (旧・ハーキュリーズ )→独立。
人物・来歴
神戸市立長峰中学校 卒業[ 3] 後、神戸ベル のケーキ工場で就業中、1984年にミス・セブンティーンコンテスト で18万325人(応募総数歴代最大)の応募者の中から松本典子 とダブルでグランプリを獲得した[ 5] 。ミス・セブンティーンコンテストの同期出場者には国生さゆり 、渡辺美里 、工藤静香 、斉藤さおり 、森村聡美 、藤原理恵 、木村亜希 などがいる。
所属芸能事務所アンクル・エフ(現・ジャパン・ミュージックエンターテインメント )、所属レコード会社CBS・ソニー と締結。翌1985年、デビューとなる映画『バロー・ギャングBC 』で松本典子と共にシブがき隊 と共演した。以降、映画『ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎完結篇 』『仁義なき野望』、ドラマ『愛という名のもとに 』、『温泉へ行こう 』、『同・級・生 』、『ママまっしぐら! 』など数多くの作品に出演。同年、『竹下涙話』で歌手としてもデビュー。キャッチフレーズは「ちょっと変な女の子」。同期の中山美穂 、森下恵理 、斉藤さおりとは親友だった。今でも仲はいいらしい[要出典 ] [要検証 – ノート ] 。中山が1993年 に出したアルバム『わがままな あくとれす 』の5曲目「Dear My Friends」ではAmieというニックネームで他数人と歌詞内に登場している。ちなみに同アルバムのラスト曲「こんな日の雨なら大好き -The Rain Came Down-」では中山と共作で作詞の欄にクレジットされている。斉藤さおりが1988年に発売したアルバム『FOLLOW MY HEART』収録曲「Ammie」は、斉藤が網浜に対して親友としての思いを伝えた曲。
1985年の自身の誕生日、8月12日に行われた日本青年館 での【ファースト&バースディコンサート】では、当時親友のダンプ松本 、中山が花束を抱え祝いに駆けつけた。出演CMカゴメ 「IMO」のCMソング「シリアス」、「夏・体験物語 」挿入歌のマイアミ・サウンド・マシーン のカバー曲「ホット・サマー・ナイト」などリリース。1987年コーセー化粧品 「ソニア」のCMソング「夏は目の毒、恋の毒」はCMが大量に放送され、同化粧品の1987年キャンペーンガールも務めた。2ndアルバムや未唯 とのデュエット曲『ブレイク・モーション』はお蔵入りになったが、デュエット曲は2002年の「未唯ゴールデンベスト」でCD化された。
1992年に同じ事務所の飯島直子 とデュオ「W-NAO 」(ダブル・ナオ)を結成(ビーイング によるプロデュース)し、シングル『孤独のRunaway 』アルバム『W-NAO 』などをリリース。
日本テレビ 「ものまねバトル大賞 」での共演がきっかけで1998年にタレントの松山三四郎 (当時の芸名)と結婚。2001年5月に長男を出産し、次いで年子となる次男も出産。現在は女優、タレント業を中心に活躍している。
2007年12月には、ソニー・ミュージック から過去発売された全6枚のシングルA面/B面 と12インチシングルの音源全15曲が完全収録された『Amie's 2nd Avenue -Singles Collection-』がインターネットサイト限定で販売され、2009年6月にはアンコールプレスとして再発売された。
2011年3月、歌手としてMOWRIX JAPANより企画物シングル「しなの恋巡り」を発売。作詞は夫の松山三四六が担当。
2024年11月、ハート・レイ を退所し独立した[ 6] [ 7] 。
音楽
※ W-NAO名義作品は、W-NAO#ディスコグラフィー を参照。
シングル
発売日
規格
規格品番
面
タイトル
作詞
作曲
編曲
CBS・ソニー
1985年4月21日
7インチ・シングル
07SH-1627
A
竹下涙話
森雪之丞
中崎英也
新川博
B
ティーンエイジ アングル
1985年8月25日
07SH-1673
A
恋は微熱
松井五郎
中崎英也
B
あたしとコージ
森雪之丞
1986年2月26日
07SH-1724
A
シリアス [ 注釈 1]
森雪之丞
中崎英也
中村哲
B
ふざけなさい
岡田冨美子
中崎英也
1986年5月10日
07SH-1771
A
愛してPAX [ 注釈 2]
作詞センター &じんましんや
作曲研究所
東京アレンジサービス
B
ジミーに片想い
麻生圭子
SOUL MOUTH鈴木
飛沢宏光
1986年7月21日
07SH-1797
A
ホット・サマー・ナイト [ 注釈 3] [ 注釈 4]
M.Jay・A.R. Scott・邦詩:ERI
R.Sreeland
中村哲
B
Miss You
網浜直子
中崎英也
1986年9月21日
12インチ・シングル
12AH-2085
A
ホット・サマー・ナイト(12インチ・ロング・ヴァージョン)
M.Jay・A.R. Scott・邦詩:ERI
R.Sreeland
B1
Private Lineでくちづけを
B2
Lead Me On
1987年5月2日
7インチ・シングル
07SH-1920
A
夏は目の毒・恋の毒 [ 注釈 5]
竹花いち子
井上ヨシマサ
鷺巣詩郎
B
Mellow Mellow
井上大輔
MOWRIX JAPAN
2011年3月9日
配信
MOCD-002
1
しなの恋巡り~女ひとり~
三四六
2
しなの恋巡り~女ひとり~(カラオケ)
-
アルバム
発売日
規格
規格品番
面
CBS・ソニー
1986年3月21日
LP
28AH-2015
Amie's 1st Avenue
Side:A
ENTRANCE~17才~
衝撃のデビュー
SISTER
CATCH A STAR
素敵になれる午後
Side:B
恋は微熱
シリアス
私の中のラビリンス
純情末期’86
LOVE FOREVER(優しくしないで)
EXIT~17才~
CD
32DH359
2015年10月26日
CD
DYCL-65
2007年12月18日
CD
DYCL-66
Amie's 2nd Avenue -Singles Collection-
竹下涙話
ティーンエイジ アングル
恋は微熱
あたしとコージ
シリアス
ふざけなさい
愛してPAX
ジミーに片想い
ホット・サマー・ナイト
MISS YOU
ホット・サマー・ナイト(ロング・バージョン)
Private Line で くちづけを
LEAD ME ON
夏は目の毒・恋の毒
Mellow Mellow
その他
未唯ゴールデンベスト(2002年)-お蔵入りになった未唯mie とのデュエット曲「ブレイク・モーション」を収録。
NEVER -Special Edition-(2007年)-お蔵入りになった未唯mieとのデュエット曲「真夏のリズムで Daydream」を収録。
出演
テレビドラマ
映画
ビデオ作品
妖怪天国(1986年) - 松姫 役 ※主演
彼女2 Kanojo No Jijyou(1990年) - 陽子 役 ※七瀬なつみ とW主演
LSD -ラッキースカイダイアモンド- (1990年) - 主演
女囚さそり 殺人予告 (1991年) - 友情出演
Sexy Cat(1991年) - イメージビデオ
天使の砲弾(1992年) - 主演
稲川淳二のホラー・ビデオ パンドラの箱(1992年)
パチンコ物語 浪花の勝負師(1993年) - 主演
ごんたくれ(1993年)
夜光虫の街 チーム
ロシアンルーレット 最後の賭け
ど・チンピラ Part3 (1993年)
仁義5 関東頂上決戦(1995年)
舞台
Home(浅草花劇場 、2023年10月6日~10月9日予定、初舞台作品) - 母:山郷 充子 役
バラエティ・教養番組ほか
ラジオ
写真集・本
アミハマしようよ(1986年、白夜書房 )
TRUE SUMMER フレッシュスコラ3(1987年、講談社 ・スコラ )
UNI SEX(1989年、ワニブックス )
HEDONISM 快楽主義(1991年、大陸書房 )
ラブレター(1994年、風雅書房)
脚注
注釈
^ カゴメ IMO CMソング(本人出演)。
^ ホンダ eve PAX CMソング。アミー&キューピーギャング名義。
^ 夏・体験物語 挿入歌。
^ 原曲:マイアミ・サウンド・マシーン 。
^ コーセー化粧品 '87「ソニア」CMソング。
出典
^ a b 『DJ名鑑 1987 』三才ブックス 、1987年2月15日、20頁。
^ a b 『テレビ・タレント人名事典(第6版)』日外アソシエーツ、2004年6月、51頁。ISBN 978-4-8169-1852-0 。
^ a b 週刊テレビ番組(東京ポスト)1985年8月23日号「プロフィル」36頁
^ 網浜直子|日本タレント名鑑 2021年7月26日閲覧。
^ 「キミ、誰が好き この夏 網浜直子」Steve 近代映画社 、1985年7月号、42頁
^ “網浜直子 事務所を退所して独立を発表 「子供も成人となり子育てに区切りのついた今」” . NTV. https://news.ntv.co.jp/category/culture/61e5ccc1c723445aac92692b078f7ae0 2024年12月1日 閲覧。
^ “網浜直子退所のご報告 ”. ハートレイ. 2024年12月1日 閲覧。
^ 別冊宝島2611『80年代アイドルcollection』p.73.
^ Heart Ray|出演情報|網浜 直子 朝日放送テレビ/テレビ朝日系「素晴らしき哉、先生」6・7話
外部リンク