苅部 隆太郎(かるべ りゅうたろう、1992年12月19日 - )は、東京都出身のプロサッカー選手。Vリーグ1・サイゴンFC所属。ポジションはミッドフィールダー(MF)。
来歴
プロ入り前
川崎フロンターレU-15を経て、同U-18へ昇格。U-18では背番号「10」を付けて攻守の要として活躍し、同期の仲川輝人らと共にスカウトの注目選手に挙げられていた[1]。
しかし青山学院高等部卒業後のトップチーム昇格は叶わず、明治大学へ進学。3年次には本職のボランチではなくFWとしてプレーしIリーグで得点王となった[2]。4年次は再びボランチでプレーしチームを支えた[2]。
FC岐阜
ラモス瑠偉監督から直接オファーを受け[2]、2015年よりFC岐阜へ加入[3]。加入後はイケメンプレーヤーとしても注目された[4]。開幕戦から途中出場するなど一定の出場機会を得ていたが、4月29日の第10節V・ファーレン長崎戦で右膝を負傷し手術を受けた[5]。
2016年は一時期センターバックでも起用され夏場まではレギュラーとして出場を続けていたが、膝の怪我を理由に9月16日に契約を解除して一旦現役を引退した[6]。なお、自身の強い希望によりセレモニー等は行われなかった[6]。
海外
2017年8月、インドネシア・リーガ1のプルセル・セルイ(英語版)に入団し、現役復帰。
2018年2月9日、ベトナムVリーグ1のFLCタインホアFCに加入。翌2月10日のAFCカップ2018グループリーグの対グローバル・セブFC戦に先発フル出場し、1-0での勝利に貢献した。
2018年6月2日、タイのチャイナート・ホーンビルFCに移籍[7]。クラブのタイ・リーグ1残留に貢献した。
2018年12月13日にマレーシアのクアラルンプールFAと契約して[8]、2019年シーズンを戦ったが、2019年6月21日にチャイナート・ホーンビルに復帰[9]。しかし、今回はタイ・リーグ2降格を回避することはできなかった。
2019年12月18日、スパンブリーFCに移籍[10]。
2020年12月、サイゴンFCに移籍したが、外国人選手枠の関係から、選手ではなくフロントとしてマーケティング等を担当[11]。しかし同年4月18日、松井大輔・高崎寛之・禹相皓の3選手が登録解除となるのと入れ替わりに選手登録され、またも現役復帰した[12]。
所属クラブ
- ユース経歴
- プロ経歴
個人成績
国内大会個人成績 |
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ |
リーグ戦 |
リーグ杯 | オープン杯 |
期間通算 |
出場 | 得点 |
出場 | 得点 | 出場 | 得点 |
出場 | 得点 |
日本
| リーグ戦 |
リーグ杯 | 天皇杯
|
期間通算
|
2014 |
明治大 |
18 |
- |
- |
- |
1 |
0 |
1 |
0
|
2015 |
岐阜 |
27 |
J2 |
7 |
0 |
- |
0 |
0 |
7 |
0
|
2016 |
17 |
2 |
- |
0 |
0 |
17 |
2
|
通算 |
日本 |
J2
|
24 |
2 |
- |
0 |
0 |
24 |
2
|
日本 |
他
|
- |
- |
1 |
0 |
1 |
0
|
総通算
|
24 |
2 |
- |
1 |
0 |
25 |
2
|
- 出場歴
脚注
関連項目
外部リンク