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西鉄平尾駅

西鉄平尾駅
駅入口。手前の道路が旧筑肥線の線路の名残である筑肥新道(2016年9月)
にしてつひらお
Nishitetsu-Hirao
T02 薬院 (1.0 km)
(1.1 km) 高宮 T04
地図
所在地 福岡市中央区平尾二丁目
駅番号  03 
所属事業者 西日本鉄道
所属路線 天神大牟田線
キロ程 1.8 km(西鉄福岡(天神)起点)
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[西鉄 1]13,689人/日
-2023年-
開業年月日 1924年大正13年)4月12日
テンプレートを表示
配線図[1]
駅入口(2016年9月)

西鉄平尾駅(にしてつひらおえき)[注釈 1]は、福岡県福岡市中央区平尾二丁目にある西日本鉄道(西鉄)天神大牟田線である。駅番号はT03。 ホーム有効長は8両分ある。

駅名に社名を冠しているのは、かつて国鉄筑肥線に平尾駅が存在していたためである。

歴史

駅構造

相対式ホーム2面2線を持つ高架駅。出入口・改札は2ヶ所。駐輪場は駅前の道路を跨いで(歩道橋あり)南区にある。

現在は1番線(西鉄福岡行き)ホーム横の駅ビル側と駅ホーム下(駐輪場側)に位置する。

駅下の改札口が出来るまではホーム端(薬院側)に踏切があり、踏切を通って1番線ホームへと向かっていた。

過去には改修工事の影響で平尾バス停(博多駅系統)前に改札口が移動した事があったが、現在は取り壊されている。

のりば
ホーム 路線 方向 行先
1 天神大牟田線 下り 二日市太宰府久留米大牟田方面
2 上り 福岡(天神)方面

利用状況

2023年度の1日平均乗降人員13,689人であり[西鉄 1]、西鉄の駅では第13位である。

各年度の1日平均乗車および乗降人員は下表のとおり[6]

年度 1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
乗降人員

増加率

(前年比)

1996年(平成08年) 6,137 12,592
1997年(平成09年) 6,236 12,764 1.4%
1998年(平成10年) 6,167 12,534 -1.8%
1999年(平成11年) 6,208 12,462 -0.6%
2000年(平成12年) 6,200 12,375 -0.7%
2001年(平成13年) 6,107 12,230 -1.2%
2002年(平成14年) 6,052 12,085 -1.2%
2003年(平成15年) 6,022 12,063 -0.2%
2004年(平成16年) 5,795 11,581 -4.0%
2005年(平成17年) 5,874 11,636 0.5%
2006年(平成18年) 6,181 12,282 5.6%
2007年(平成19年) 6,027 12,028 -2.1%
2008年(平成20年) 6,000 11,911 -1.0%
2009年(平成21年) 5,707 11,364 -4.6%
2010年(平成22年) 5,663 11,335 -0.3%
2011年(平成23年) 5,601 11,195 -1.2%
2012年(平成24年) 5,668 11,346 1.3%
2013年(平成25年) 5,915 11,826 4.2%
2014年(平成26年) 5,915 11,887 0.5%
2015年(平成27年) 6,249 12,648 6.4%
2016年(平成28年) 6,329 12,656 0.1%
2017年(平成29年) 6,507 13,019 2.9%
2018年(平成30年) 6,695 13,415 3.0%
2019年(令和元年) 6,765 [西鉄 2]13,580 1.2%
2020年(令和02年) [西鉄 3]10,701 -21.2%
2021年(令和03年) [西鉄 4]11,380 6.3%
2022年(令和04年) [西鉄 5]12,541 10.2%
2023年(令和05年) [西鉄 1]13,689 9.2%

駅周辺

駅の位置は中央区の南端部にあたり、駅前の道路を横断すると南区に入る。駅周辺は小規模な商店が散在するものの、住宅地としての色合いが強い。バブル期までの開発によりマンションは多いが、大規模な学校や商業・観光施設が存在しないため、市の中心部に近いにもかかわらず、利用者は駅周辺の地域住民が中心である。

駅前の道路は1925年から1983年まで存在した国鉄筑肥線の廃線跡を整備した筑肥新道と呼ばれる道路である。駅の西側約60mの場所を県道31号(通称:高宮通り)が天神大牟田線にほぼ並行する形で通り、駅の東側約600mの場所では県道602号(通称:日赤通り)が同じく天神大牟田線にほぼ並行している。駅の北側約150mの場所では県道555号(山荘通り、百年橋通り)が天神大牟田線と立体交差する。

筑肥線博多 - 姪浜間の廃止までは同線の筑前高宮駅が平尾駅の東側約400mの場所に位置し、筑肥線と西鉄大牟田線の乗り換えが可能であった。当時のホームには「唐津方面のりかえ CHANGE HERE FOR KARATSU」と書かれた看板が掲出されていた。

筑肥線と西鉄天神大牟田線が立体交差するため、西鉄平尾駅は前後の駅と違いコンクリートではなく、土を使った築堤式の高架駅となっている。

1990年代に駅の老朽化に伴う再開発計画が持ち上がったものの、用地買収ができず、補修工事を行うだけにとどめていたが、2004年に駅ビルを建設開始。2006年に完成した。

バス

駅周辺には西鉄バスの停留所があり、小笹野間天神博多駅方面へとバス路線が運行されている。(路線は2016年6月18日現在)

百年橋通り、西鉄電車高架下(西行き)
百年橋通りからの小笹・長尾・桧原・笹丘・城南区役所・昭代・藤崎方面。
百年橋通り、西鉄電車高架下(東行き)
百年橋通り経由博多駅行き。
高宮通り、スズキ前(南行き)
薬院大通りからの小笹・長尾・桧原・柏原・笹丘・島廻橋・堤・油山団地前・南町・南片江小学校・片江営西新福岡タワー方面。
高宮通り、駅ビル前(南行き)
高宮・野間・皿山長住自動車免許試験場・桧原・柏原方面。
高宮通り、マンション前(北行き)
薬院大通り経由天神・博多駅方面。

駅ビル

入居テナント

隣の駅

西日本鉄道
天神大牟田線
特急・急行
通過
急行(平日朝上り)
薬院駅(T02) ← 西鉄平尾駅(T03)高宮駅(T04)
普通
薬院駅(T02) - 西鉄平尾駅(T03) - 高宮駅(T04)

脚注

注釈

  1. ^ 車内放送では「西鉄」を読まず「平尾」(ひらお)と案内されている

出典

  1. ^ 川島令三『【図説】日本の鉄道 四国・九州ライン 全線・全駅・全配線』講談社、2013年8月19日、10頁。
  2. ^ 鉄道省監督局「地方鉄道、軌道事業の現況並に異動」『電気協会雑誌』第212号、日本電気協会、1939年8月、附録2頁。(国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. ^ “25日から使用開始 西鉄大牟田線 福岡-平尾の連続立交化”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1995年3月8日) 
  4. ^ 西鉄電車の全駅に駅ナンバリングを導入します!” (PDF). 西日本鉄道 (2017年1月24日). 2017年3月20日閲覧。
  5. ^ 西鉄天神大牟田線 14年ぶりの新駅誕生! T08 桜並木駅 3月16日(土)供用開始 ~同日、春のダイヤ改正を実施します~』(PDF)(プレスリリース)西日本鉄道、2024年1月19日。オリジナルの2024年1月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240119160524/https://www.nishitetsu.co.jp/ja/news/news20240119/main/0/link/23_086.pdf2024年1月26日閲覧 
  6. ^ 福岡市統計書 (運輸・通信) 私鉄各駅乗降人員
西日本鉄道の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 西日本鉄道株式会社. “駅別乗降人員(2023年度1日平均、単位:人)”. 2024年6月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月12日閲覧。
  2. ^ 西日本鉄道株式会社. “駅別乗降人員(2019年度1日平均、単位:人)”. 2021年1月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月21日閲覧。
  3. ^ 西日本鉄道株式会社. “駅別乗降人員(2020年度1日平均、単位:人)”. 2021年9月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月21日閲覧。
  4. ^ 西日本鉄道株式会社. “駅別乗降人員(2021年度1日平均、単位:人)”. 2022年11月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月20日閲覧。
  5. ^ 西日本鉄道株式会社. “駅別乗降人員(2022年度1日平均、単位:人)”. 2023年6月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月20日閲覧。

関連項目

外部リンク

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