アナ・カラスコ・ガバロン(Ana Carrasco Gabarrón、1997年3月10日 - )は、スペイン・ムルシア州ムルシア出身の女性レーシングライダー[1]。
経歴
2005年にレースレビュー[1]。2011年にスペイン選手権CEV125ccクラスに参戦、同選手権での女性ライダーでは初めてポイントを獲得した[1]。
2013年にチーム・ガルボからロードレース世界選手権のMoto3クラス開幕戦カタールGPでグランプリデビュー[2]、第14戦マレーシアGPで15位に入り選手権ポイントを獲得した。世界グランプリでの女性ライダーのポイント獲得は4人目で、2001年の第5戦のイタリアグランプリの250ccクラスでドイツ出身のカティヤ・ポエンスゲン(英語版)以来12年ぶりとなった[3]。
2017年9月のスーパーバイク世界選手権のポルトガルのポルティマオ(英語版)戦の300ccの決勝で初優勝となり、女性では初となった[4]。
2018年にスーパーバイク世界選手権と併催されているスーパースポーツ300世界選手権でモーターサイクルの世界選手権で史上初の世界チャンピオンとなった[5]。
2024年にスーパーバイク世界選手権と併催されているFIM女子世界選手権(英語版)に参戦し、初代チャンピオンとなった[6]。
レース戦績
CEV Moto3選手権
- 凡例
- ボールド体のレースはポールポジション、イタリック体のレースはファステストラップを記録。
FIM CEV Moto2ヨーロッパ選手権
- 凡例
- ボールド体のレースはポールポジション、イタリック体のレースはファステストラップを記録。
ロードレース世界選手権
- 凡例
- ボールド体のレースはポールポジション、イタリック体のレースはファステストラップを記録。
スーパースポーツ300世界選手権
- 凡例
- ボールド体のレースはポールポジション、イタリック体のレースはファステストラップを記録。
FIM女子世界選手権
- 凡例
- ボールド体のレースはポールポジション、イタリック体のレースはファステストラップを記録。
スーパースポーツ世界選手権
- 凡例
- ボールド体のレースはポールポジション、イタリック体のレースはファステストラップを記録。
脚注
外部リンク