カービィのきらきらきっず
『カービィのきらきらきっず』は、1997年1月25日に任天堂よりゲームボーイ用ソフトとして発売された落ち物パズル。スーパーファミコン用ソフトは1998年2月1日にニンテンドウパワーで書き換えがスタートし、1999年6月25日にROMカセット版が発売された。HAL研究所と任天堂の共同開発である。 バーチャルコンソールはWii、Wii U、Newニンテンドー3DS向けにスーパーファミコン版が、ニンテンドー3DS向けにゲームボーイ版が配信されている。また、2022年7月22日にはNintendo Switchのオンラインサービス「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」向けに配信された[1][2]。 欧米ではゲームボーイ版がKirby's Star Stackerとして発売された。また、スーパーファミコン版は欧米では未発売だが、2023年9月6日にスーパーファミコン Nintendo Switch Online向けとして日本版がそのまま配信された[3]。 ゲーム内容「リック」、「カイン」、「クー」のブロックは、同じ種類のブロックを隣り合わせにすると消すことが出来る。この隣り合わせの間に、星の描かれた「星ブロック」を間に挟み込むことで、星ブロックも一緒に消す(星を取る)ことが出来る。 星ブロックと同様に挟めるブロックとして、消すと横一列のブロックを消去する爆弾ブロック、消すと星ブロックに変わる岩ブロックがある。 2回以上連鎖が成立した上で連鎖が終了すると、画面上から「きらきらぼし」が落ちる。このきらきらぼしは「接地した瞬間だけ」星ブロックと同じ扱いになり、上記のようにブロックで挟み込めれば再度連鎖が可能(再連鎖が終了すると、再びきらきらぼしが落下する)。なお、連鎖に使われなかったきらきらぼしは消えてしまう。このきらきらぼしは、連鎖一時終了時の連鎖数が多ければ多いほど、多く落下する(2連鎖で2、3連鎖で4、4連鎖で5、5連鎖で6(横一列全枠)、6連鎖以上で12)。 一定時間が経過すると、画面下からブロックがせり上がる。画面中央2列のブロック投下ポイントまでブロックが埋まるとゲームオーバー。たいせんゲームやおはなしゲームでは、連鎖に応じて相手のフィールドのブロックを強制的にせり上がらせることができる。 SFC版では連鎖によってカービィが相手を攻撃するとき、『3』の最終決戦で登場したラブラブステッキを使用する。ゲーム時間を計るキャラの名前は「チクタクJr.」である、「Mr.チクタク」との関係は明かされていない。 ゲームモードGB版では「ラウンドクリアゲーム」「たいせんゲーム」「チャレンジゲーム」「タイムアタックゲーム」の4種類のゲームモードがあり、SFC版では新たに「おはなしゲーム」が追加された。 おはなしモードを除いた各モードの難易度は「ふつう」、「たいへん」、「すごい」、そして隠し難易度である「めちゃすご」の4段階がある。また、GB版では「ふつう」よりもより低い「やさしい」が存在する。
ストーリー(おはなしゲーム)宇宙を旅している星くんを見つけたデデデ大王は、大砲を撃って星くんをバラバラにしてしまう。カービィの寝床に不時着した星くんは、そのままでは空を飛べずに帰れないという事情を説明。カービィとリック、カイン、クーの4人は、星くんのかけらを集める事を決意。かけらを保持している人々とデデデ大王に戦いを挑む。 対戦相手(おはなしゲーム)対戦相手は以下の通り。
音楽
GB版のBGMを収録したサウンドトラック『カービィのきらきらきっず Original CD Masters』が徳間ジャパンコミュニケーションズより発売されている。 スタッフスーパーファミコン版
評価
脚注
外部リンク |