ギャレ大阪(ギャレおおさか、GARE OSAKA)は、大阪府大阪市北区の西日本旅客鉄道(JR西日本)大阪駅の高架下に、1991年4月23日から2011年3月31日まで営業していた複合商業施設。
西側(旧西館)は、2011年6月16日に新商業施設「ALBi」(アルビ)[1]として再オープンした[2][3][4]。旧本館の跡地については、2012年10月31日に新商業施設「エキマルシェ大阪」が開業した[5]。
概要
大阪駅西側の直下(1階部分)にあった。ファッション店や雑貨店、アウトドアショップ、カフェなどが入居していた。道路を挟んで、東側(本館)と西側(西館)に分かれていた。
2007年4月27日、本館北側ゾーンをリニューアルオープンした。大阪駅大規模改修工事に支障を来すエリア(約1,800平方メートル)が2006年10月から閉鎖されていたが、支障解除に伴い改装したものである。テナントはファッション、雑貨、化粧品など従来の12店舗。ゾーン中央に明るく見通しのよいスペースを設け、開放感のある空間とした。東側に女性用パウダールームを併設するトイレと駅コンコース直結の改札口、西側に出入り口を設置した。全館内4箇所にアロマの香りとマイナスイオンを発するフレッシュエアースポットを設けた。リニューアルにあわせて「都市生活を豊かに潤すGARE OSAKA」をギャレ大阪の新たなメーンコンセプトとし、MDコンセプトも本館はファッション、西館はアウトドアーズ&スポーツファッションとした。潤いとさわやかさをイメージした瑠璃色のロゴマークも新たに導入した。
大阪ステーションシティ完成間近の2011年3月31日、大阪駅の改良工事[6]に伴い閉館した。大阪ステーションシティでは、新築されるノースゲートビルディング内にファッションビル「ルクア」(LUCUA)がギャレ大阪と同様の施設として2011年5月4日にオープンした。
主なテナント
本館
- CIAOPANIC(チャオパニック)
- DOU DOU(ドゥドゥ)
- TK(ティーケー)
- THE NORTH FACE (ザ・ノース・フェイス)
- LUI'S WORLD ENTRANCE(ルイスワールドエントランス)
- ビアステーションパティオ(カフェ&バー)
西館(ギャレウエスト)
過去の出店テナント
沿革
- 1991年(平成3年)4月23日 - 「ギャレ・ザ・グレイト・アウトドアーズ大阪」(ギャレ大阪)として[7]ネイチャーカンパニー、ヤマハヨットクラブ、モンベル、チェロキー、クリークス、Dou Douなどを核にグランドオープン。「滝の流れるSC」として話題を呼んだ。
- 2007年(平成19年)4月27日 - 本館北側ゾーンをリニューアルオープン。
- 2011年(平成23年)
- 3月31日 - 大阪駅の改良工事により、ギャレ大阪が閉館。
- 4月22日 - 旧ギャレ大阪西館跡地に「モンベル」が先行オープン。
- 4月28日 - 旧ギャレ大阪西館跡地に新たにオープンするショッピングセンターの名称(「ALBi(アルビ)」)と開業日・概要を発表[1]。
- 5月17日 - 「ALBi(アルビ)」の詳細(出店テナント等)を発表[8]。
- 6月16日 - 「ALBi(アルビ)」オープン。
- 2012年(平成24年)
- 5月23日 - 旧ギャレ大阪本館跡地に新たにオープンする商業施設の名称(「エキマルシェ大阪」)と概要を発表[5]。
- 8月9日 - 「エキマルシェ大阪」の詳細(出店テナント・開業日等)を発表。
- 10月29日 - 「エキマルシェ大阪」内覧会。
- 10月31日 - 「エキマルシェ大阪」オープン。
営業時間
所在地
大阪府大阪市北区梅田三丁目1-1
交通機関
脚注・出典
関連項目
外部リンク