シガニー・ウィーバー
シガニー・ウィーバー(Sigourney Weaver, 本名: Susan Alexandra Weaver, 1949年10月8日 - )は、アメリカ合衆国の女優。シガーニー・ウィーヴァーとも表記される。 1975年『Constant Wife』で舞台デビュー。以来、演技派として注目を集める。映画は1976年イスラエルで撮った『Madman』でデビュー。1977年『アニー・ホール』の端役で米映画デビュー。身長5フィート11インチ(約180.3cm)[要出典]。 映画「エイリアン」シリーズのエレン・リプリー役、映画「ゴーストバスターズ」シリーズのディナ・バレット役、映画『アバター』のグレイス・オーガスティン博士役などで名を知られている。 来歴ニューヨーク州マンハッタン出身。父親はテレビ局の重役・プロデューサーのシルベスター・"パット"・ウィーバー、母親はイギリス人の女優エリザベス・イングリス。 自分の名前が気に入らず、長身の自身に相応しい長い名前をと小説『グレート・ギャツビー』の登場人物「シガーニー・ハワード」から取って、14歳の時から「シガニー・ウィーバー」と名乗っている[1][2]。 俳優デビュースタンフォード大学で英語を[3]、イェール大学のスクール・オブ・ドラマで演技を学び[4]、1975年にはジョン・ギールグッド演出、イングリッド・バーグマン主演の舞台『The Constance Wife』に演出助手として付くと共にアンダースタディも得るが、限定公演のため出番はなく、ブロードウェイ・デビューとはならなかった。 その後は、オフ・ブロードウェイの舞台などに出演するようになり、クリストファー・デュラング作品などで活躍。映画に進出すると舞台から離れるが、1984年にはマイク・ニコルズ演出でデイヴィッド・レイヴ作『ハリーバリー』のダーリーン役でブロードウェイ・デビューを飾り、トニー賞助演女優賞にノミネート(共演のジュディス・アイヴィーはトニー賞を受賞)。 映画デビュー1977年にウディ・アレンの『アニー・ホール』の小さな役で映画デビュー。1979年公開の『エイリアン』で、エレン・リプリー役を勝ち取り、1997年の第4作までシリーズ化している。『エイリアンVSプレデター』にも出演のオファーがあったが、断っている。 1988年『ワーキング・ガール』でゴールデングローブ賞 助演女優賞、ダイアン・フォッシーを演じた『愛は霧のかなたに』でゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門) を受賞し、アカデミー賞にも両作でノミネートとなった。 2012年、ドラマ『ポリティカル・アニマルズ』でドラマ初主演。 2016年、第64回サン・セバスティアン国際映画祭でドノスティア賞(功労賞)を受賞[5]。 2024年、第81回ヴェネツィア国際映画祭で栄誉金獅子賞が授与された[6]。 プライベート私生活では、1984年10月に演出家ジム・シンプソンと結婚(彼の舞台に出演したこともある)。1990年に1女が誕生している[7]。 イェール大学演劇大学院時代のクラスメートにメリル・ストリープがいる。 14歳の時にビートルズのハリウッド・ボウル公演を見に行ったことがあり、それが縁でドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK - The Touring Years』にインタビュー出演することになった[8]。 その他
フィルモグラフィ映画
テレビシリーズ
日本語吹き替え専属の声優はいなかったものの、弥永和子が最も多く担当した。 エイリアンシリーズでは全作を幸田直子と戸田恵子が担当し、ゴーストバスターズシリーズでは駒塚由衣が担当した。 受賞とノミネート
参照
外部リンク |