第81回ヴェネツィア国際映画祭(だい81かいヴェネツィアこくさいえいがさい、2024 Venice International Film Festival)は、2024年8月28日から9月7日まで開催される[1] 。コンペティション部門の審査委員長はフランスの女優イザベル・ユペールが務めた[2]。金獅子賞はペドロ・アルモドバル監督のスペイン映画『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』が受賞した[3][4]。
概要
今回のオープニング作品はティム・バートン監督の『ビートルジュース ビートルジュース』[5][6]、クロージング作品はプピ・アヴァティ監督の『L'orto americano』が上映された[7]。
日本からはアウト・オブ・コンペティション部門に黒沢清監督の『Cloud クラウド』[8][9][10]、北野武監督の『Broken Rage』[11][12][13]、オリゾンティ部門に空音央監督の『HAPPYEND』[14][15][16]、ヴェネツィア・クラシック部門に増村保造監督の『卍』[17]、大島渚監督の『東京戰争戦後秘話』[18]、ヴェネツィア・イマーシブ部門にアリフ・カーン監督の『住所不明: 福島今』[19]、鈴木健一監督の『機動戦士ガンダム: 銀灰の幻影』[20][21]、『Project_Y: Working Title』[22]、伊東ケイスケ監督の『Pudica』[23][24]、ヴェニス・デイズ部門に五十嵐耕平監督の『SUPER HAPPY FOREVER』[25][26]がそれぞれ出品された。
公式選出
ラインナップは7月23日に発表された[27][28]。
コンペティション
コンペティションとして以下の作品が選ばれた[27][28][29]。
アウト・オブ・コンペティション
アウト・オブ・コンペティションとして以下の作品が選ばれた[27][30][31][32]。
- フィクション
- ノンフィクション
- シリーズ
- 短編作品
- スペシャル・スクリーニング
オリゾンティ
オリゾンティ部門には以下の作品が選ばれた[27][33][34]。
- コンペティション
- 短編コンペティション
日本語題
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原題
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監督
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製作国
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Neredeyse Kesínlíkle Yanlis |
カンス・ベイダル |
トルコ
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Shadows |
ランド・ベイルティ |
フランス ヨルダン
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Il Burattino e la Balena |
ロベルト・カターニ |
フランス イタリア
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René Va Alla Guerra |
ルカ・フェリ モルガン・メネガッゾ マリアッチャラ・ペルニーザ |
イタリア
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Duyao Mao 毒药猫 |
ティアン・グァン |
ちゅうごく 中国
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Nime Baz, Nime Basteh |
アテフェ・ジャラリ |
イラン
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Three Keenings |
オリヴァー・マクゴールドリック |
イギリス アイルランド アメリカ合衆国
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Minha Mãe é uma Vaca |
モアラ・パッソーニ |
ブラジル
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James |
アンドレス・ロドリゲス |
グアテマラ メキシコ
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O |
ルーナ・ルーナソン(英語版) |
アイスランド スウェーデン
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Who Loves the Sun |
アルシア・シャキバ |
カナダ
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Moon Lake |
ジーニー・スイ・ワンダーズ |
アメリカ合衆国
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Marion |
ジョー・ウェイランド フィン・コンスタンチン |
フランス イギリス
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- 短編アウト・オブ・コンペティション
- エクストラ
ヴェネツィア・クラシックス
ヴェネツィア・クラシックス部門には以下の作品が選ばれた[35][36]。
- 修復作品
- ドキュメンタリー
ヴェネツィア・イマーシブ
| この節の 加筆が望まれています。 主に: 上映作品 (2024年8月) |
独自選出
国際批評家週間
| この節の 加筆が望まれています。 主に: 上映作品 (2024年8月) |
ヴェニス・デイズ
| この節の 加筆が望まれています。 主に: 上映作品 (2024年8月) |
審査員
- メインコンペティション[2][37][38][39]
- オリゾンティ[40]
- ルイジ・デ・ラウレンティス賞[40]
- ヴェネツィア・クラシックス[35]
- ヴェネツィア・イマーシブ[41]
- セリーヌ・デーメン ( オランダ/トランスディスプリナリーアートディレクター) 審査員長
- マリオン・バーガー ( フランス/プロダクションデザイナー)
- アドリアアン・ロクマン ( オランダ/クリエイター)
受賞結果
公式部門
- コンペティション[3][4][42]
- オリゾンティ[3][4][42]
- オリゾンティ・エクストラ[3][4][42]
- アルマーニ・ビューティ・オーディエンス賞 - 『Shahed』 - ネーダー・セイヴァル
- ライオン・オブ・ザ・フューチャー[3]
- ヴェネツィア・クラシックス[3][42]
- ヴェネツィア・イマーシブ[4]
- グランプリ - 『Ito Meikyu』 - ボリス・ラベー
- 審査員特別賞 - 『Oto's Planet』 - グウェナエル・フランソワ
- ベスト・アチーブメント - 『Impulse: Playing with Reality』 - バリー・ジーン・マーフィー、メイ・アブダラ
独立部門
| この節の 加筆が望まれています。 主に: 受賞作品[3] (2024年9月) |
特別賞
脚注
外部リンク