デニス・ブーシェ
デニス・ブーシェ(Denis Boucher, 1968年3月7日 - )は、カナダ連邦ケベック州モントリオール出身の元プロ野球選手(投手)。左投右打。 尚、ブーシェはフランス語読みであり、英語ではブーシャー。 経歴プロ入りとブルージェイズ時代1987年にアマチュア・フリーエージェントでトロント・ブルージェイズとマイナー契約を結び、プロ入り。 1991年4月12日のミルウォーキー・ブルワーズ戦でメジャーデビューを果たした。 インディアンス時代1991年シーズン途中にクリーブランド・インディアンスへ移籍する。 1992年に退団した。 エクスポズ時代1993年はモントリオール・エクスポズでプレーした。 1994年5月21日の登板を最後にメジャーでの登板は無く、1996年までマイナーでプレーし、退団した。 独立リーグ時代1997年は独立リーグのアディロンダック・ランバージャックスでプレーした。その後、引退した。 引退後2004年にはアテネオリンピックの野球競技でカナダ代表の投手コーチを務めた。 2006年には同年から開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のカナダ代表の投手コーチを務めた。 2008年には北京オリンピックの野球カナダ代表の投手コーチを務めた。 2009年には第2回WBCのカナダ代表の投手コーチを二大会連続で務めた。 2012年9月11日に第3回WBC予選のカナダ代表が発表され[1]、投手コーチを務めることとなり[2]、三大会連続で投手コーチを務めた。 2013年1月17日に第3回WBC本戦のカナダ代表が発表され[3]、投手コーチを務めることとなった[4]。3月9日のゲーム4のメキシコ戦ではWBC史上初の乱闘が起こった。この時、怒ったメキシコファンからブーシェにペットボトルが投げつけられるハプニングがあった[5]。 2015年7月に2015年パンアメリカン競技大会の男子野球カナダ代表コーチを務めた[6]。11月には第1回WBSCプレミア12のカナダ代表コーチを務めた[7]。 2016年12月23日に第4回WBCのカナダ代表コーチを務めることが発表された[8]。 選手としての特徴カナダ人で、カナダのオンタリオ州トロントに本拠地を置くトロント・ブルージェイズ、かつてカナダのケベック州モントリオールに本拠地を置いていたモントリオール・エクスポズ(現在は、アメリカ合衆国のワシントンD.C.に本拠地を移転しワシントン・ナショナルズとして存在している)に在籍していた経験をもつ選手のうちの一人。(ブーシェの他には、ショーン・ヒル、ロブ・デューシー、マット・ステアーズがいる。) 詳細情報年度別投手成績
背番号
指導歴
脚注
関連項目外部リンク
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