トーマス・デラネイ
トマス・ヨセフ・ディレイニー(Thomas Joseph Delaney、1991年9月3日 - )は、デンマーク・フレゼレクスベア出身のサッカー選手。デンマーク代表。RSCアンデルレヒト所属。ポジションはミッドフィールダー。 クラブ経歴コペンハーゲンアイルランド系アメリカ人の家庭に生まれ、FCコペンハーゲンのリザーブチームであるキュープンハウンBKでプレーを始めた。2008-09シーズンはキュープンハウンのユースチームでプレーする傍ら、トップチームにもたびたび呼ばれた。 デンマーク・カップ準決勝のノルトヴェストFC戦で途中出場しトップチームで初出場した。 2009年夏に正式にトップチームに昇格し、国際試合初出場となったUEFAチャンピオンズリーグプレーオフ2回戦でのFKモグレン戦で初得点を決めた。 2009年9月のスナユスケ戦でアティバ・ハッチンソンとの交代で途中出場し、リーグ戦デビューを果たした。 2013年7月6日、契約を2015年まで延長。 同時に背番号を8番に変更した[1] 。 2013-14シーズンにはレギュラーの座を確保し、UEFAチャンピオンズリーグではユヴェントス、レアル・マドリードCF、ガラタサライとの試合にも出場した。 2014年1月23日には再度契約を更新し2017年まで契約を延長したことと副キャプテンに就任したことが発表された。 2014-15シーズンからキャプテンに就任し、デンマーク・カップ決勝では、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれる活躍を見せ、優勝に貢献した。 2016-17シーズン、2016年9月27日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのクラブ・ブルッヘ戦では、ゴールまで27mの位置から左足のハーフボレーシュートを決めた。 国外でのキャリア2016年8月17日、ヴェルダー・ブレーメンがデレイニーの2017年1月の加入内定を発表[2][3]。2017年2月18日のアウェーでのマインツ戦で直接フリーキックを決め初ゴールを挙げた。しかし同試合で脳震盪を起こし担架で運び出された[4]。 2017年4月1日のフライブルク戦で、キャリア初のハットトリックを達成した[5]。 2018年6月7日、ボルシア・ドルトムントと2022年6月30日までの契約を締結した[6][7]。 2021年8月25日、セビージャFCと4年契約を締結した[8][9]。 2023年1月30日、2022-23シーズン終了時までTSG 1899ホッフェンハイムへレンタル移籍することが決定した[10]。 2023年8月22日、買取オプション付きの契約で2023-24シーズンはRSCアンデルレヒトへレンタル移籍することが決定した[11]。 代表経歴U-18年代からデンマーク代表に選出されている。 2013年10月15日の2014W杯・欧州予選のマルタ戦でA代表初出場。2017年9月1日に行われた2014W杯・欧州予選・ポーランド戦で代表初得点を挙げ、続く9月4日のアルメニア戦ではハットトリックを達成した。 2021年、UEFA EURO 2020、準々決勝のチェコ戦で先制ゴールを奪い、約29年振りとなる準決勝進出に貢献、同試合のMOMに選ばれた[12]。 2022年11月8日、カタールW杯に臨むメンバーの1人に選ばれた[13]。 個人成績クラブ
代表歴出場大会試合数
得点
人物父方の曾祖父はアイルランド出身で、ジャガイモ飢饉の際にアメリカ合衆国へと移住した。デレイニー自身と父親はデンマーク生まれだが、父方の祖父がアメリカ生まれのためアメリカの市民権を有している[15]。 タイトルグラブ
代表歴
脚注
外部リンク
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