ニクラス・ジューレ
ニクラス・ジューレ(Niklas Süle, 1995年9月3日 - )は、ドイツ・ヘッセン州フランクフルト・アム・マイン出身のサッカー選手[2]。ボルシア・ドルトムント所属。ドイツ代表。ポジションはディフェンダー。 来歴TSG1899ホッフェンハイム2010年、TSG1899ホッフェンハイムユースに移籍し、2013年にトップチームに昇格した。2013年5月11日、ブンデスリーガ・ハンブルガーSV戦でデビューを果たした。81分にアンドレアス・ルドウィックと交代するまでプレーし、チームは1-4で敗れた。2012-13シーズン、ホッフェンハイムは1.FCカイザースラウテルンとの入れ替え戦に勝利し1部残留を果たしたが、ジューレはリーグ戦2試合と入れ替え戦2試合に出場した[3]。 2013-14シーズンには重要な選手となり、リーグ戦25試合に出場して4ゴールを挙げた。 2014-15シーズンは、開幕から14試合連続でフル出場していたが、2015年12月12日のフランクフルト戦で前十字靭帯断裂という負傷をした。この負傷により、このシーズンの残りの試合をすべて欠場した[4]。2015-16シーズンは負傷から復帰し、リーグ戦33試合に出場した。 2016-17シーズンはリーグ戦33試合に出場し、ホッフェンハイムの4位躍進に貢献した事で、チェルシーやバイエルン・ミュンヘンなどのメガクラブがジューレ獲得に興味を持った[5]。 バイエルン・ミュンヘン2017年1月15日、2017年夏に同僚のセバスティアン・ルディと共にバイエルン・ミュンヘンに加入することが内定した[6]。7月1日に正式にバイエルンに加入した[7]。 2017-18シーズン2017年8月18日、ブンデスリーガ開幕戦のバイエル・レバークーゼン戦に先発出場した。この試合では、同じホッフェンハイムから移籍してきたルディのアシストからシーズン最初のゴールを挙げた[8]。9月12日、UEFAチャンピオンズリーグのRSCアンデルレヒト戦でCLデビューを果たした。このシーズンは、リーグ戦27試合で2ゴールを記録し、CLでは9試合出場した。 バイエルンは2位のシャルケと勝点差21の大差をつけ優勝し、ジューレは初のブンデスリーガのタイトルを獲得した。DFBポカールではキャリア初めて決勝進出したものの、フランクフルトに1-3で敗れた。 2018-19シーズンDFLスーパーカップのフランクフルト戦に出場し、このシーズンをスタートさせた[9]。2019年4月20日、ヴェルダー・ブレーメン戦において決勝ゴールを挙げた。この勝利によって、バイエルンはリーグ首位になった[10]。 5月18日、2位のボルシア・ドルトムントを勝点で2ポイント上回ってシーズンを終え、2度目のブンデスリーガ制覇を果たした。5月25日、DFBポカール決勝のRBライプツィヒ戦を3-0で勝利し、初のDFBポカール制覇を経験した[11]。 ブンデスリーガ31試合に出場し2ゴールを挙げた。このシーズンのブンデスリーガで4番目に多いタッチ数ながら、パス成功率は95パーセントを上回った[12]。公式戦42試合2得点の成績を残した。 2019-20シーズンUEFAチャンピオンズリーグ決勝のパリ・サンジェルマン戦では負傷退場したジェローム・ボアテングに代わり出場して優勝に貢献した[13]。 2021-22シーズン同シーズンでバイエルンとの契約が満了することになっていたものの、契約交渉は決裂。2022年2月7日に次期シーズンよりボルシア・ドルトムントに移籍することが決まり、2026年までの契約を締結したことが発表された[14]。 代表ドイツ代表として各年代でプレーし、UEFA U-17欧州選手権2012に出場した。 2016年8月26日、ドイツ代表に初選出された。 2017年5月、ロシアで開催されるFIFAコンフェデレーションズカップ2017の代表メンバーに選出された[15]。 2018 FIFAワールドカップのメンバーに選出された[16]。2018年6月27日、グループリーグ第3戦の韓国戦で初出場を果たすも、ドイツは0-2で敗れ、1938年大会以来となるグループリーグ敗退となった[17]。 人物・エピソード
個人成績
代表歴出場大会
試合数
得点
タイトルクラブ
代表
脚注
外部リンク
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