ボンバーマンGB
『ボンバーマンGB』は、1994年8月10日に日本のハドソンから発売された固定画面アクションゲーム。『ボンバーマンシリーズ』第10作目でゲームボーイ用ソフト第2作目。 1人用モードではブラックボンバーマン一味に奪われた5つの技を取り戻す事を目的とした内容であり、マルチプレイヤー5使用によって最大4人での対戦プレイが可能となっている。 北米および欧州では『Wario Blast: Featuring Bomberman!』のタイトルで任天堂より販売され、ワリオがプレイヤーキャラクターに追加されている[1][2]。これに伴い次作『ボンバーマンGB2』(1995年)が代わりに北米にて『Bomberman GB』のタイトルで発売されている。 プロデューサーは宮本徳人、音楽はゲームボーイ用ソフト『ボンバーボーイ』(1990年)およびスーパーファミコン用ソフト『スーパーボンバーマン2』(1994年)を手掛けた福田裕彦、キャラクターデザインはPCエンジン用ソフト『ボンバーマン'94』(1993年)を手掛けた水野祥司が担当している。 後にゲームボーイ用ソフト『ボンバーマンコレクション』(1996年)にて、『ボンバーボーイ』および『ボンバーマンGB2』と共に再録された。 ゲーム内容ノーマルゲーム奪われた5つの技を取り戻すべく、ボンバーマンはブラックボンバーマン一味と戦う[3]。全8ステージ、1ステージ4エリア構成となっている。 エリア1〜3は3ラウンドでブラックボンバーマン一味に2回勝つとエリアクリア。但し、ボンバーマンとブラックボンバーマン一味が同時に全滅すると同じラウンドのやり直しになる。 エリア1は敵1人で場所の大きさは大きい、エリア2は敵2人、エリア3は敵3人で場所の大きさは小さい。エリア4ではボス戦。 エリア1〜3で2回負けるかボス戦でやられるとゲームオーバーとなり、ゲームオーバーしたエリアのパスワードが表示される。 グレイトバトルあるパスワードで入力すると出現する隠しモード。何人のブラックボンバーマン一味を倒すまで戦い続ける勝ち抜き戦。ミスした場合は即ゲームオーバーとなり、今まで倒したブラックボンバーマン一味の合計のカウントが表示される。なお、最初からフル装備状態である。 バトルゲーム3本先取制で制限時間内に決着がつかなかった場合は引き分けとなる。バトルステージや特殊アイテムを所持するかどうかの設定ができる。なお、対戦にはスーパーゲームボーイを用いる。 設定ストーリー平和を守るため、ボンバーマンはスーパーバイク「モトボンバー」に乗って今日もパトロールへ出かけていた。だがある日、ブラックボンバーマン一味に「ボムキック」や「モトボンバー」などの5つの技を奪われてしまった。奪われてしまった技を取り戻すためボンバーマンは立ち上がった。 登場キャラクター海外では『Wario Blast: Featuring Bomberman』のタイトルで発売されており、白ボンバーマンに加えて『マリオシリーズ』に登場するワリオもプレイヤーキャラとして使用可能である。
スタッフ
評価
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、6・7・5・5の合計23点(満40点)[5]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、22.7点(満30点)となっている[6]。
脚注
外部リンク
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