ヤコブ・ポウルセン
ヤコブ・ポウルセン(Jakob Poulsen, 1983年7月7日 - )は、デンマーク・南デンマーク地域出身の元サッカー選手、現サッカー指導者。元デンマーク代表である。現役時代のポジションはMF。 来歴選手デビューしたエスビャウfBで飛躍的な成長を遂げ、公式戦134試合に出場して21得点を決めた。2006年にエールディヴィジのSCヘーレンフェーンに移籍し、2シーズンで63試合に出場して3得点したが、そのほかに多くのアシストを決めた。2008年8月に母国のオーフスGFに移籍し、そこでの活躍が認められてデンマーク代表に初選出された。2009年2月のギリシャとの親善試合でデビューし、ダニエル・イェンセンの負傷などからチャンスをつかみ、モルテン・オルセン率いる代表の中心選手となった。2010 FIFAワールドカップ欧州予選にはアルバニア戦で初出場し[1]、6節のアウェーでのスウェーデン戦には先発フル出場して勝利に貢献した。最終戦まで5試合連続で先発出場し、勝利して本大会出場を決めたホームでのスウェーデン戦では決勝点となる代表初得点を決めた[2]。2009年12月、デンマーク・スーペルリーガの年間最優秀選手に選ばれた[3]。2010年1月にはセリエAのSSラツィオからオファーがあり、クラブはこの申し出を受け入れたが、確実にFIFAワールドカップの登録メンバーに選出されるために、ポウルセン本人が移籍を拒否した[4]。 2010年5月、2010 FIFAワールドカップ本大会に出場するデンマーク代表メンバー23人に選ばれた[5]。本大会グループリーグ第2戦のカメルーン戦では試合終了間際に途中出場した。第3戦の日本戦では2点を先行された34分にMFマルティン・ヨルゲンセンと代わってピッチに入り、59分にはGK川島永嗣にセーブを強いるミドルシュートを放ったが、1-3で敗れて決勝トーナメント進出はならなかった。2010 FIFAワールドカップ後にはプレミアリーグのウィガン・アスレティックFCやブンデスリーガの1.FCケルンが獲得に興味を示したが、2010年8月17日、FCミディランドに移籍した[6]。 2012年6月23日、クラウディオ・ラニエリ監督率いるリーグ・ドゥ(2部)のASモナコに移籍した[7]。移籍金は約90万ポンドと報じられている。 2014年1月、FCミディランドに復帰した。 2019年9月2日、メルボルン・ビクトリーに移籍した[8]。2019-20シーズン終了後、現役引退を表明した。 指導者2023年11月8日、デンマーク・スーペルリーガのヴィボーFFの監督に途中就任し、監督としてのキャリアをスタートさせた[9]。 代表歴出場大会試合数
タイトルクラブ
脚注
外部リンク
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