三上 幸四郎(みかみ こうしろう、1967年[1] - )は、日本の脚本家、小説家。
来歴・人物
鳥取県米子市生まれ。株式会社ディプレックス所属。
鳥取県立米子東高等学校[2]、慶應義塾大学文学部卒業。都銀系システム開発の会社に3年間勤務しながらシナリオ教室に通う。NHKのコンクールで受賞したのを機に専業脚本家となる[3][4]。
テレビドラマ、アニメの他に、ゲームシナリオ、番組構成など幅広い分野で活動している。
1994年、『胸の振子』でNHK名古屋局創作ラジオドラマ脚本募集佳作入選、『最終上映』で日本放送作家協会創作ラジオドラマ脚本募集佳作入選[5]。
2023年、『蒼天の鳥』(応募時タイトル『蒼天の鳥たち』)で第69回江戸川乱歩賞を受賞し[6]、小説家デビュー。故郷鳥取県に実在した作家・田中古代子と、その娘の夭折詩人・田中千鳥を主人公としている[7]。
2024年10月、NHK-FM「青春アドベンチャー」枠にて、同じく乱歩賞作家・川瀬七緒の原作小説「四日間家族」をラジオドラマに脚色[8]。
主な作品
テレビドラマ
ラジオドラマ
- FMシアター(NHK-FM)
- 「中洲バンケットブルー」(2005年)
- 「オン・ザ・ロード」(2007年)
- 「能古島デイズ」(2007年)
- 「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」(2022年)
- 青春アドベンチャー(NHK-FM)
- 「優しい死神の飼い方」(2022年)
- 「シャドー81」(2023年)
- 「四日間家族」(2024年)
テレビアニメ
- 電脳コイル(2007年、NHK-E)
- 名探偵コナン(読売テレビ)
- 「完璧すぎたフィギュア」(2014年)
- 「疑惑の散歩道(プロムナード)」(2014年)
- 「シェアハウスの死角」(2014年)
- 「女王様の天気予報」(2015年)
- 「暗闇の山岳ルート」(2017年)
- 「恐竜につぶされた男」(2019年)
- 「割れた金魚鉢」(2020年)
- 「いがみ合う乙女達」(2020年)
- 「憎しみのフライパン」(2021年)
- 「愛しすぎた男」(2021年)
OVA
映画
WEBドラマ
WEB歌劇
構成
ゲームシナリオ
長編小説
短編小説
- プロダクション・ベイビー(小説現代 2023年10月号)
アンソロジー
「」内が三上幸四郎の作品
- これが最後の仕事になる(2024月8月 講談社)「電子の赤紙」
脚注
関連項目
外部リンク
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1960年代 | |
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1970年代 |
- 第16回 大谷羊太郎『殺意の演奏』
- 第17回 受賞作なし
- 第18回 和久峻三『仮面法廷』
- 第19回 小峰元『アルキメデスは手を汚さない』
- 第20回 小林久三『暗黒告知』
- 第21回 日下圭介『蝶たちは今…』
- 第22回 伴野朗『五十万年の死角』
- 第23回 藤本泉『時をきざむ潮』 / 梶龍雄『透明な季節』
- 第24回 栗本薫『ぼくらの時代』
- 第25回 高柳芳夫『プラハからの道化たち』
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 |
- 第66回 佐野広実『わたしが消える』
- 第67回 伏尾美紀『北緯43度のコールドケース』 / 桃野雑派『老虎残夢』
- 第68回 荒木あかね『此の世の果ての殺人』
- 第69回 三上幸四郎『蒼天の鳥』
- 第70回 霜月流『遊廓島心中譚』 / 日野瑛太郎『フェイク・マッスル』
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