乾亀松

乾 亀松（いぬい かめまつ^[1]、1858年3月7日（安政5年1月22日^[2]）- 1925年（大正14年）12月23日^[1][3]）は、日本の政治家（衆議院議員、大阪府郡部選出、当選1回、立憲政友会）^[4]、篤農家^[5]。

大阪府中河内郡南高安村大字恩智（現・大阪府八尾市）出身^[2]。喜一の長男^[2]。18歳の時に父が病没し、家督を相続する^[2]。

恩智村総代役、同村会議員、高安村会議員、中河内郡会議員、大阪府会議員・同議長、同参事会員、郡部会副議長に挙げられる^[4]。また水利築留樋連合会議員、学事委員、地押調査掛、地方森林会議員等となる^[1][4]。

1902年、八尾銀行監査役に就任^[6]。1909年、八尾銀行取締役に就任^[7]。住所は大阪府中河内郡南高安村大字恩智^[6][7]。

乾家

家系について『大日本人物誌 一名・現代人名辞書』によると「先祖は楠公の忠臣恩智氏より出て、足利執政の当時その邸が辰巳に相対するを以て姓を乾氏に改める。恩智村字乾小路はこれより起る。代を累ね19代である。」という^[2]。

• 長男・利一（1888年^[8] - ？、中国合同電気^[9]、山陽商事^[10]各取締役） - 住所は岡山市四番町^[8]、東京市淀橋区上落合^[9]、大阪府中河内郡南高安村^[10]。
  • 同妻（1895年 - ？、兵庫、牛尾梅吉の養子）^[9]

親戚

• 牛尾梅吉（牛尾合資会社代表社員、資産家）

• 大蔵省印刷局編『官報 1902年08月07日』日本マイクロ写真、1902年。
• 大蔵省印刷局編『官報 1909年08月07日』日本マイクロ写真、1909年。
• 大日本篤農家名鑑編纂所編『大日本篤農家名鑑』大日本篤農家名鑑編纂所、1910年。
• 成瀬麟、土屋周太郎編『大日本人物誌 一名・現代人名辞書』八紘社、1913年。
• 大蔵省印刷局編『官報 1917年03月13日』日本マイクロ写真、1917年。
• 衆議院事務局編『衆議院議員略歴 第1回乃至第19回』衆議院事務局、1936年。
• 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第12版』帝国秘密探偵社、1937年。
• 人事興信所編『人事興信録 第11版 上』人事興信所、1937 - 1939年。
• 人事興信所編『人事興信録 第14版 上』人事興信所、1943年。
• 衆議院、参議院編『議会制度七十年史 第11』大蔵省印刷局、1962年。
• 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。

表 話 編 歴 大阪府議会議長
官選	府会議長 西川甫 恒岡直史 大三輪長兵衛 東尾平太郎 大三輪長兵衛 北田豊三郎 砂川雄峻 山下重威 三谷軌秀 乾亀松 三谷軌秀 中谷德恭 北田豊三郎 上道菊治 吉津度 橋本善右衛門 廣瀬徳藏 杉本又三郎 松本甚之助 内藤正剛 松本甚之助 辻阪信次郎 薄恕一 辻阪信次郎 薄恕一 磯村弥右衛門 高木正明 蒲田利郎 中田守雄 高木正明
公選	府議会議長 広瀬勝 浅野豊行 亀井喜代丸 高野保 西田俊信 野出相三 梅本敬一 辰巳佐太郎 大橋治房 西田俊信 辰巳佐太郎 村主好啓 前田照真 原田年一 一色貞一 前田治一郎 中井信夫 酒井朋三 山本捨三 西野米太郎 八木清八郎 北川石松 橋本親義 西川徳男 三谷久男 梶浦一夫 東武 佐々木砂夫 青木志郎 京極俊明 若林勝市 田中義一 横倉喜一郎 吉村鉄雄 浦浜恭一 朝倉カオル 坪井一宇 芝池信隆 西野陽 松室猛 野上福秀 酒井豊 加藤法瑛 田島尚治 八木博 岡田進 北浜正輝 松井良夫 徳永春好 橋本昇治 杉本光伸 横倉廉幸 古川光和 釜中与四一 森山一正 若林勝雄 美坂房洋 北川法夫 岩見星光 畠成章 朝倉秀実 長田義明 浅田均 岡沢健二 今井豊 大橋一功 岩木均 三田勝久 土井達也 鈴木憲 森和臣 久谷眞敬 中谷恭典

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