佐崎愛里
佐崎 愛里(ささき あいり、1987年〈昭和62年〉2月15日 - )は、日本の元レースクイーン、元モデル、元タレントである。岐阜県[注 1]出身。愛称は「あいりーん」。 来歴コンパニオン活動開始〜レースクイーンへ2009年1月開催の東京オートサロンに「GOODYEAR ANGEL」の一員として参加。 同年、DAIHATSUブースのステージモデルとして東京モーターショー初参加。当時は前年(2008年)に発生したリーマン・ショックの影響もあってか、モーターショーの出展社数や入場者数も減少しており、「イケイケな雰囲気ではなかった」と述懐している[1]。 2010年、SUPER GT「RIRE RACING GIRLS」の一員としてRQデビュー。同年、アップガレージ「ドリフトエンジェルス」(以下「ドリエン」)メンバーとしても活動[ブログ 2]。最初にオーディションを受けたドリエンで、そのプロデューサーを務める南香織に誘われRIREを兼任するようになったという[ブログ 3]。 2011年、2年連続でSUPER GT「RIRE RACING GIRLS」を務める。同年10月〜2013年1月まで サンスポアイドルリポーター候補生(SIR20)として活動[2][動画 1]。同年12月の東京モーターショーでは「興和テムザック」ブースでコンパニオンを務めた[ブログ 4]。この頃には雑誌『GOLF TODAY』のイメージガールユニットに当たる「GTバーディーズ」への参加もあった[雑誌 2]。 イー・スマイル移籍〜フレッシュエンジェルズへ2012年、所属事務所をネットアージュからイー・スマイルに移す。この年はSUPER GT「D'Stationフレッシュエンジェルズ」(以下「フレエン」)の一員として活躍する一方、Fリーグ・名古屋オーシャンズのピッチクイーンユニット「WING」に加入し、チームの応援及びプロモーション活動を行う[ブログ 5]。同年4月8日に筑波サーキットで行われた「ハイパーミーティング2012 in TSUKUBA」では、桃原美奈、高田亜鈴と共にイメージガールを務めた[3]。 2013年1月11日、東京オートサロン内で開催された、第3回「日本レースクイーン大賞」でグランプリを受賞[4][5]。グランプリの他にオートサロン賞も受賞し[動画 2]、同年6月のバンコク・インターナショナル・オートサロン[注 2]にも出演した。この年はスポーツ紙6紙合同ユニット「スクープ!?」のサンケイスポーツ担当になった他、フレエンメンバーとしてSUPER GT500クラスのレースクイーンを2年連続で務める[ブログ 7]。中華民国・高雄市で開催された「高雄モーターショー」[注 3]や、『笑っていいとも!』の「負けず嫌いマッチ」コーナーへの出演もあった[ブログ 9]。 2014年は3年連続でフレエンの一員になった他、D1 GRAND PRIXで「GOODYEAR ANGEL」、スーパーフォーミュラでは西村いちかと共に「LENOVO GIRLS」を務めた。同年4月、西口プロレスのラウンドガール(西口向上委員会)に就任[ブログ 10]。 2015年、4年連続でフレエンメンバーとなり、SUPER GT、スーパーフォーミュラ、スーパー耐久の3カテゴリーに参加する。この年からフレエンは歌とダンスのパフォーマンス活動を行うようになり、ダンス経験のなかった佐崎は悪戦苦闘したという[7]。この年の「第6回日本レースクイーン大賞」[注 4]では、南香織がデザインしたフレエンのコスチュームがコスチュームグランプリを受賞した[ブログ 11]。そして同年12月19日の撮影会をもってフレエンを卒業[ブログ 12]。在任期間4年間は、2021年に林紗久羅が通算5度目のフレエン参加を果たすまでは歴代最多記録であった[8]。 Mobil1レースクイーン〜引退へ2016年、SUPER GT 500クラス「S Road CRAFTSPORTS GT-R “エスロードガール”」[ブログ 13]と、スーパー耐久「HubAuto Racing “HubAuto Girls”」[ブログ 14]を兼任。そのうちHubAuto Girlsは2017年も近藤みやびと共に続投している[ブログ 15]。同年6月の2016年レッドブル・エアレース・ワールドシリーズ千葉大会では、荒井つかさ、早瀬あや、水谷望愛と共にレースクイーンのイメージガール「AIR RACE QUEENS by ROBERUTA」[9]として活動した。またこの年から西口プロレスの関連会社が制作するバラエティ番組『東京オーディション(仮)』にレギュラー出演する。 2017年1月14日の東京オートサロンにおいて、同年度のMobil1レースクイーンに選ばれたことを発表[10]。2012年から5年間務めた木谷有里の後任として、Mobil1レースクイーンを満30歳で務めることになった。同年には伊勢崎オートレース場のグリッドガールユニットに当たる『キラッツ』[11]の一員としても活動。また2017年6月から2018年3月まで、ライブ配信アプリ「Live.me」にて冠番組『佐崎愛里 月曜日のツンデレラ』を配信していた[12]。 Mobil1は小林沙弥香と共に2018年[13]・2019年[雑誌 1][14]も続投。この間2019年7月までにMobilブランドのSS(サービスステーション)がENEOSに完全統一[15]されたが、それに伴うブランド名統合は行われず[13][14][注 5]、引き続き「Mobil1レースクイーン」の名称が使用されている[注 6]。 2020年1月12日の東京オートサロン2020において、Mobil1レースクイーンの卒業と共にレースクイーンから引退することを発表し、10年のキャリアに幕を閉じた[18][19][注 7]。卒業後は表舞台から退き別の仕事に就くことを「クリッカー」のインタビューで明かしている[21]。同年3月25日、マシェバラ『西口向上↑↑放送部』への出演をもって芸能界から完全に卒業[22]。時に33歳であった。 なお、Mobil1レースクイーン[注 6]の後任は事務所の後輩である宮瀬七海(1994年生)と、シスターマネジメント所属の知本真以子(1995年生)[23] の2人となったため、昭和生まれ及び1980年代生まれのMobil1レースクイーンは佐崎が最後となっている[18][19]。 人物
レースクイーン歴
出演テレビ番組
東京オートサロン出演歴
東京モーターショー出演歴
雑誌その他
脚注注釈
出典
ブログ
雑誌
動画
関連項目外部リンク
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