天王町(てんのうちょう)は神奈川県横浜市保土ケ谷区の町名。現行行政地名は天王町1丁目及び天王町2丁目(字丁目)。住居表示未実施区域[5]。
地理
保土ケ谷区の東部に位置し、東に西区浅間町、南東に西区南浅間町と保土ケ谷区岩間町、南西に神戸町、北東に宮田町、北西に川辺町と接している。町の東部を南北(正確には、やや南西~北東)に旧東海道が通り、東西方向には南から順に水道道、天王町商店街通り、国道16号の裏通り、国道16号が通り、国道の北側は宮田町となる。水道道を境に北が1丁目、南が2丁目となる。天王町商店街通りは、現在の川辺町一帯に富士瓦斯紡績の工場があったことから、戦前には「紡績前通り」あるいは「表門通り」と呼ばれ、保土ケ谷の代表的な商店街であった。かつては永楽館やライオン座などの映画館があったが、現在は近辺から映画館は姿を消した。水道道と旧東海道の交わる角には、町名の由来ともなった橘樹神社があり、毎年6月の第二土・日曜の祭礼には熱気に包まれる[6]。
2丁目を東西に帷子川が流れ、川沿いには保土谷化学工業の工場跡地を再開発した天王町団地がある。帷子川右岸には相鉄本線天王町駅がある[7]。
歴史
町名の由来
町名は、かつて牛頭天王社と呼ばれた橘樹神社に因んだ[8]。
沿革
主な出来事
世帯数と人口
2023年(令和5年)4月30日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 |
世帯数 |
人口
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天王町1丁目
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1,707世帯
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2,587人
|
天王町2丁目
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1,548世帯
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2,582人
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計
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3,255世帯
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5,169人
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人口の変遷
国勢調査による人口の推移。
世帯数の変遷
国勢調査による世帯数の推移。
学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2021年8月時点)[20]。
事業所
2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[21]。
丁目 |
事業所数 |
従業員数
|
天王町1丁目
|
273事業所
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1,555人
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天王町2丁目
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123事業所
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1,045人
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計
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396事業所
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2,600人
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事業者数の変遷
経済センサスによる事業所数の推移。
従業員数の変遷
経済センサスによる従業員数の推移。
交通
鉄道
道路
施設
その他
日本郵便
警察
町内の警察の管轄区域は以下の通りである[24]。
丁目 |
番・番地等 |
警察署 |
交番・駐在所
|
天王町1丁目 |
全域 |
保土ケ谷警察署 |
宮田町交番
|
天王町2丁目 |
全域
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関連項目
脚注
参考文献
- 『角川日本地名大辞典 14 神奈川県』角川書店、1984年6月8日。
- 横浜市市民局総務部住居表示課『横浜の町名』1996年12月。
- 『保土ケ谷区史』保土ケ谷区史編集部会、1997年10月1日。
- “横浜市町区域要覧” (PDF). 横浜市市民局 (2016年6月). 2023年6月6日閲覧。