小牧基地
小牧基地(こまききち、JASDF Komaki Airbase)は、愛知県小牧市春日寺1-1に所在し、第1輸送航空隊等が配置されている航空自衛隊の基地である。隣接する名古屋飛行場の滑走路を使用している。飛行場データは、名古屋飛行場を参照。 基地司令は、第1輸送航空隊司令が兼務。 沿革
配置部隊
関係機関自治体の航空隊空港ターミナル側に三菱重工業の工場(名古屋航空宇宙システム製作所・小牧南工場)が立地。
航空祭・オープンベース航空祭は例年10月頃に行われることが多かったが、オープンベースとなってからは2月から3月に開催される。 飛行展示は毎年主にU-125AとUH-60Jによる救難展示とC-130Hによる機動飛行が行われる。 ブルーインパルスの展示飛行について小牧基地や航空祭来場者、小牧市民からも希望が出ているものの、平和団体・労働組合・日本共産党などでつくる市民団体、小牧、春日井両地域の共産党系議員の反対があり、ブルーインパルスの展示飛行は2014年まで実施されていなかったが、2015年(平成27年)に44年ぶりとなる小牧基地での展示飛行が行われた。 2004年(平成16年)までは併設する名古屋空港に多くの旅客機が発着していたため、飛行展示も定期便の合間を縫って飛行していた。 2005年(平成17年)の航空祭では管制塔の上にレプリカの金の鯱鉾が載せられた。 2006年(平成18年)以降は土曜日に開催されたことがあった。秋に行われた頃は周辺基地(岐阜基地・浜松基地)の前日、前週に開催されることが多かった。 2007年(平成19年)からは翌日航空祭が行われる基地から予備機が展示された。また、基地50周年時にはブルーインパルスの展示飛行がほぼ決まっていたが、これも市民団体及び周辺地域の議員の反対がありキャンセルされた。なおこの年の地上展示は7機すべてが展示されている。 2008年(平成20年)には異機種編隊と称し、岐阜基地よりリモートでC-1、T-4、T-7が飛行展示を行った。 2013年(平成25年)度は2014年(平成26年)2月22日・23日にオープンベースとして開催された。 2014年(平成26年)度は2015年(平成27年)3月15日にオープンベースとして開催された。44年ぶりにブルーインパルスの展示飛行が行われたが、水平飛行のみとなった。 2019年(令和元年)度は2019年11月9日にオープンベースとして開催された。2012年以来の秋の開催(岐阜基地航空祭の前日)。岩国航空基地のUS-2が地上展示された。 2022年(令和4年)度は2023年3月5日にオープンベースとして開催。2020・2021年度は開催中止となったため、3年ぶりの開催である。 今年度は千歳基地から千歳以外の展示で初となるB777日本国政府専用機、静浜基地からT-7、美保基地からKC-46、C-2、入間基地からC-1、岐阜基地からF-2、F-15、CH-47、そして松島基地から3年ぶりにブルーインパルス(一番機から六番機と予備機の計7機)などが外来した[3]。 基地見学広報資料館が設けられており、平日に限り事前に渉外室広報班に電話で確認の上、申し込むことで見学が可能である。[4] そのほか、愛知県が県営名古屋空港見学者受入拠点施設整備事業としてあいち航空ミュージアムを整備、地域の航空機産業・観光資源をフィールドミュージアムとして構築する計画を発表しており、訪問ツアーなども構想されている[5]。 最寄り駅脚注
関連項目外部リンク
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