山本 泰一郎(やまもと やすいちろう、1961年1月6日[1] - )は、日本のアニメーター、アニメ演出家・監督。神奈川県茅ヶ崎市生まれ。埼玉県出身。血液型はAB型。
経歴
1983年にスタジオブーメランに入社。アニメーターとしての活躍を経て、1991年に演出家となる。『レッドバロン』では佐藤真人とともに絵コンテ・演出を務めた(後年の『名探偵コナン』にも、2人は参加している)。
『名探偵コナン』では放送開始当初の1996年から参加しており、第119話から第332話までテレビシリーズの監督を担当。こだま兼嗣の降板を受けて劇場版の監督に就任したのを機にスタジオブーメランを退社し、フリーとなる。8作目から14作目まで担当した後、監督を静野孔文に引き継がせて15作目と16作目では総監督、17作目では監修を担当した。テレビシリーズにも絵コンテ・演出で参加し続け、2012年の第667話からは再び監督に就任した。[2]
なお、劇場版『名探偵コナン』で監督を担当した際、クレジットには出ていないが原画も描いている[3]。
参加作品
テレビアニメ
劇場アニメ
OVA
- エースをねらえ!2(1988年 - 1990年)原画
- プロジェクトA子 完結篇(1989年)原画
- ウィザードリィ(1991年)作画監督[18]
- 機動戦士SDガンダム パパルの暁 第103話スギナムの花嫁(1991年)原画
- 疾風!アイアンリーガー 銀光の旗の下に(1994年 - 1995年)作画監督、原画
- 沈黙の艦隊(1995年)作画監督
- 名探偵コナンシリーズ
- 名探偵コナン コナンvsキッドvsヤイバ 宝刀争奪大決戦!(2000年)監督、絵コンテ、演出
- 名探偵コナン 16人の容疑者(2002年)監督、絵コンテ
- 名探偵コナン コナンと平次と消えた少年(2003年)監督
- 名探偵コナン 阿笠からの挑戦状! 阿笠vsコナン&少年探偵団(2007年)監督
- 名探偵コナン 女子高生探偵 鈴木園子の事件簿(2008年)監督
- 名探偵コナン 工藤新一 謎の壁と黒ラブ事件(2008年)監督
- 名探偵コナン 新一と蘭・麻雀牌と七夕の思い出(2009年)監督
- 名探偵コナン 大阪お好み焼きオデッセイ(2010年)監督
- 名探偵コナン 新潟〜東京 おみやげ狂騒曲(2011年)監督、絵コンテ、演出
- 名探偵コナン ファンタジスタの花(2012年)監督
- やなせたかしメルヘン劇場「タコラのピアノ」(2008年)監督、絵コンテ、演出
脚注