岩井浩之
岩井 浩之(いわい ひろゆき、1969年 - )は、日本の編集者。東京都出身。 来歴中学時代に購入したパソコン「ソードm5」の同志を集めるため、ユーザーズクラブ「HARD CORE」を発足。BASICとZ80アセンブリ言語を独学し、アーケードゲームの模倣ゲームを量産。会員に無料配布していた。 愛読していたゲーム雑誌「コンプティーク」へ投稿していたセガSG-1000用『ピットフォールII』の攻略記事が担当編集の目に留まり、高校2年生(16歳)で攻略本書籍『セガ(秘)ハイテク集』のライターに抜擢された[1]。 日本電子専門学校では情報処理学科へ進み、COBOLとC言語を学ぶ。在学中に時給アルバイトとして、「MSX・FAN」編集アシスタントになり、後に人事異動でファミリーコンピュータMagazine編集アシスタントとなる。 同校卒業後はゲーム雑誌のアルバイトを退職し、ソフトハウスへ就職。プログラマとしてPL/IとCOBOLで主に銀行系システムのプログラマをしていたが、1年半ほどで退職。古巣の徳間書店インターメディアへ戻り、PC Engine FANとメガドライブFAN、両誌の編集デスクを任された。しかし、週に1〜2度しか帰宅できないほどに多忙を極め、忙しさから逃れるために復帰後1年程度で離職した。 その後、徳間書店インターメディアの仲間数名と共にフリーランスで編集プロダクション「編集スタジオ岩井」を設立。『ファミ通』の新作ゲーム紹介記事を担当したほか、『テレビブロス』巻頭の特集記事、『ビッグコミックスペリオール』欄外の豆知識を連載。そのほか、『すっぴん』『投稿写真』といったアダルト雑誌に掲載するゲーム紹介記事などにも仕事の幅を広げる。しかし、仕事の受注量をコントロールできずにスケジュールが破綻。「自分の仕事量をマネジメントしてもらう」ため、かつてゲーメストムックにて『ストリートファイターII'』で全キャラのCPU攻略記事を執筆した縁があった新声社へ、編集者として就職。隔週刊「ゲーメスト」の編集者となる。 後に「ゲーメストEX」および「ニンテンドードリーム」の両誌では雑誌の編集長を務めた[2]。 新声社倒産後、毎日コミュニケーションズへ転職するまでの期間にフリーランスとして『ファミ通Dreamcast』では掲載されている記事の約30%を一人で執筆していたほか、メディアワークスでもPlayStation用ゲームソフトの攻略本を編集・執筆。英知出版でもアニメ雑誌Hi-Geの副編集長をしていた。 2001年6月1日、安定した収入を求めてマイナビへ転職し、2021年3月末まで20年勤務した。2021年4月から法政大学経営学部経営学科へ編入。大学生として学び直ししながら「ゲームとガンダムとギャラのいい仕事だけ受ける」スタンスでフリーランスとしても活動[3][4]。 2023年3月31日、多忙さを理由に法政大学を3年生のまま休学。 ペンネームゲーメストEX参加時に、上司から「ゲーメストは奥付に載せる名前はペンネームしか許さない」と言われ、専門学校時代にふざけて決めたペンネーム「MW岩井」を誌上で名乗り始める。「MW」とは「Muscle Woodpecker」の略。特に意味はないが、「可笑しいペンネームを考えたら、MWという字面が気に入った」とのこと。 ●●+本名というペンネームは、中学時代に熱中していたプロレスラーのリングネームに倣った。 競合出版社だったメディアワークスの略称も「MW」であるため、同社の関係者と誤解されたこともある。『モンスターハンター』好きのため「MH岩井」と間違えられることも多かった。 代表作雑誌編集・執筆
執筆
書籍執筆
編集
寄稿
鼎談電子書籍編集
ゲーム企画
シナリオ
マニュアル製作その他パンフレット製作漫画原作
イベント責任者映像番組の企画
音声ディレクション
イベント参加
ラジオ番組出演
出典
関連項目外部リンク
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