市田駅(いちだえき)は、長野県下伊那郡高森町下市田にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である[1]。
歴史
駅構造
相対式ホーム2面2線を有し、列車交換可能な地上駅[1]。西側に駅舎がある。ホーム間移動用に、ホーム下市田駅側に構内踏切がある。駅南側には、保線車両用留置線がある。以前は、駅舎北側に有蓋車用貨物ホームがあった。跡地はバス停となっている。
飯田駅管理の簡易委託駅で、高森町が業務を受託している。2013年3月31日までは東海交通事業職員が業務を担当する業務委託駅で、JR全線きっぷうりばも設置されていた。
のりば
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改札口(2023年4月)
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ホーム(2023年4月)
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構内踏切(2023年4月)
利用状況
「長野県統計書」によると、1日平均乗車人員は以下の通り。
- 2007年度 - 406人[1]
- 2009年度 - 383人[1]
- 2010年度 - 388人
- 2011年度 - 389人
- 2012年度 - 384人
- 2013年度 - 394人
- 2014年度 - 400人
- 2015年度 - 414人
- 2016年度 - 418人[12]
- 2017年度 - 413人[13]
- 2018年度 - 410人[14]
駅周辺
高森町だけでは無く、天竜川対岸の豊丘村への玄関駅[1]。二つの町村を明神橋が結んでいる。地理的関係から当駅から乗降する高校生が多く、朝は非常に混雑する。駅前から豊丘村各方面(堀越・佐原・福島)へのバス及び高森町が運営する町内高齢者を対象とした福祉バスが発着している。駅の隣には出砂原商店街があり、自治会等が整備する「市田駅バラ園」が近所に存在したが、2007年に撤去された。
隣の駅
- 東海旅客鉄道(JR東海)
- 飯田線
- ■快速「みすず」
- 元善光寺駅 - 市田駅 - 伊那大島駅
- ■普通
- 下市田駅 - 市田駅 - 下平駅
脚注
参考文献
- 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「飯田線・身延線・小海線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第3号、朝日新聞出版、2009年7月26日。
関連項目
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