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平沢坡州高速道路

高速国道
平沢坡州高速道路
高速国道第17号平沢坡州線
路線延長 89.3km
制定年 2004年
開通年 2009年10月28日
道路の方角 南北
起点 京畿道平沢市
終点 京畿道坡州市
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
平沢坡州高速道路
各種表記
ハングル 평택파주고속도로
漢字 平澤坡州高速道路
発音 ピョンテクパジュ=コソクトロ  
英語 Pyeongtaek-Paju Expressway
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平沢坡州高速道路(ピョンテクパジュこうそくどうろ)は、京畿道平沢市からソウル特別市を経て京畿道坡州市を結ぶ予定の高速道路である。

概要

本来、現在のような形でまとめられた平沢坡州高速道路の計画は存在せず、平沢華城高速道路と水原光明高速道路という別の路線で計画された。

平沢華城高速道路(ピョンテクファソンこうそくどうろ)は2004年高速国道411号として首都圏第二循環高速道路の南北支線で計画[1]され、現在の烏山華城高速道路区間を含んで指定された路線である。2008年路線番号の調整で自動車専用道路で京畿道が管理した地域高規格道路相当の地方道309号果川峰潭都市高速化道路から延伸される形の高速道路として、南北幹線である高速国道17号になり、烏山華城高速道路に当たる区間を支線に分離された。2009年開通により、BTO事業として事業を進んだ路線であるため、京畿高速道路が30年間の管理するようになった。

水原光明高速道路(スウォンクァンミョンこうそくどうろ)は、2008年新規指定された路線で、果川峰潭都市高速化道路との共用区間が終わる水原市から光明市まで結ぶ路線(事業者名首都圈西部高速道路)として計画された。しかし、後にできたソウルから坡州市文山邑までを結ぶソウル文山高速道路の構想ができ、連結区間を含んだ形で水原文山高速道路(スウォンムンサンこうそくどうろ)になった。連結区間においては常に混雑している首都圏第一循環高速道路のバイパス区間として計画され、西ソウル高速道路によって事業が行われている。

設計に当たり、果川峰潭都市高速化道路(峰潭果川路)との共用区間を共用せず並走するよう変更されたため、2018年2つの路線をあわせ最終的に平沢坡州高速道路として現在に至る。終点の平沢では自動車専用道路の国道43号(世宗平沢路)に繋がり、世宗特別自治市小井面まで信号なしに連絡している。2022年、都羅山までの延伸が確定されたため、2023年正式的に支線を分離[2]、本高速道路での支線(別の番号を受け取らない)は3つになっている。

同じ番号を使う路線として益山平沢高速道路が開通しているが、高速国道相互の接続はなく、国道43号を挟んでいるため別の路線として指定されている。

路線データ

  • 起点:京畿道平沢市梧城面(梧城IC)
  • 終点:京畿道坡州市長湍面(仮称・都羅山IC)
    • 開通区間は京畿道坡州市月籠面(仮称・産団JCT)まで
  • 支線(17号として指定)
    • 南光明JCT~所下JCT
    • 南高陽IC~烽台山JCT
    • 月籠IC~内浦IC
  • 管理会社
    • 京畿高速道路(梧城IC~峰潭IC、2009年~2039年)
    • 首都圈西部高速道路(峰潭IC~南光明JCT~所下JCT、2016年~2046年)
    • 西ソウル高速道路(事業中、南光明JCT~88JCT)
    • 新空港ハイウェイ(88JCT~北路JCT)
    • ソウル文山高速道路(北路JCT・南高陽IC~内浦IC、2020年~2050年)
  • 制限最高速度 100 km/h
  • 制限最低速度 50 km/h
  • 車線数
    • 梧城IC~正南IC[3]、南軍浦IC~南光明JCT、88JCT~北路JCT、烽台山JCT~北高陽IC:6車線
    • 産団IC~内浦IC(支線の一部):完成2車線
    • 上記以外の区間:4車線
    • 一部混雑区間においては時間によって路肩を車線として活用するLCS(Lane Control System)あり

歴史

  • 2004年11月3日 高速国道411号平沢華城線として路線指定[1]
  • 2005年6月29日 「西水原~烏山~平沢高速道路」事業の民間投資事業実施計画が承認[4]
  • 2008年1月3日 高速道路の路線変更により411号平沢華城線から17号平沢華城線に変更され、西烏山JCT~安寧IC区間を支線の171号烏山華城線として分離。高速国道17号水原光明線を追加指定[5]
  • 2008年11月17日 高速国道17号水原光明線の指定を坡州市文山邑まで延伸し、高速国道17号水原文山線に名称変更[6]
  • 2009年10月28日 平沢華城高速道路(現在の梧城IC~峰潭IC間)開通
  • 2011年3月21日 「水原~光明高速道路」事業の民間投資事業実施計画が承認[7]
  • 2015年8月7日 「ソウル~文山高速道路」事業の民間投資事業実施計画が承認[8]
  • 2016年4月29日 水原光明高速道路(現在の峰潭IC~所下JCT間、但し所下JCTの構造物の一部を除く)間が開通
  • 2016年7月3日 ソウル都市高速道路江南循環路の完成により、所下JCTが完成・開通
  • 2018年1月12日 高速国道17号平沢華城線と17号水原文山線を統合し高速国道17号平沢坡州線に指定[9]
  • 2020年11月7日 北路JCT・南高陽IC~内浦IC間(事業名・ソウル~文山高速道路)が開通[10]
  • 2023年2月10日 産団IC~内浦IC間を書類上支線として分離[11]

道路状況

交通量

24時間交通量(台) 交通量統計年報(随時統計)

区間 2010年 2015年 2020年 2022年
梧城IC - 平沢JCT 11,859 27,276 84,789 86,890
平沢JCT - 魚淵IC 18,893 34,224 76,211 80,127
魚淵IC - 楊甘IC 23,126 36,588 78,645 86,520
楊甘IC - 郷南IC 81,689 89,902
郷南IC - 西烏山JCT 31,298 53,726 96,550 103,698
西烏山JCT - 正南IC 26,618 50,516 87,147 103,644
正南IC - 華城JCT 38,199 53,032 94,665 115,481
華城JCT - 峰潭IC 101,137
峰潭IC - 金谷IC 未開通 未開通 43,012 46,007
金谷IC - 東安山・堂樹IC 68,194 70,535
東安山・堂樹IC - 南軍浦IC 83,749 85,172
南軍浦IC - 東始興JCT 87,739 91,556
東始興JCT - 所下IC 55,302 62,037
北路JCT - 烽台山JCT 未開通 未開通 未開通 42,932
南高陽IC - 烽台山JCT 8,062
烽台山JCT - 興道IC 50,994
興道IC - 高陽JCT 65,283
高陽JCT - 沙里峴IC 91,511
沙里峴IC - 北高陽(雪門)IC 84,008
北高陽(雪門)IC - 金村IC 59,087
金村IC - 月籠IC 29,991
月籠IC - 産団IC 20,032
産団IC - 内浦IC 10,063

インターチェンジなど

梧城 - 西烏山

IC
番号
施設名 接続路線名 起点
から
(km)
備考 所在地
国道43号(世宗平沢路) 牙山・世宗方面
国道43号経由 益山平沢高速道路安仲IC連絡
1 梧城IC 오성 나들목 国道43号(世宗平沢路)
国道38号(西東大路)
0.0 平沢市
2 平沢JCT 평택 분기점 高速国道40号平沢堤川線 2.6
3 魚淵IC 어연 나들목 地方道302号(青元路) 5.3
TG 北平沢TG 북평택 요금소 6.4 本線料金所
4 楊甘IC 양감 나들목 華城市道10号(発安楊甘路) 10.1 華城市
5 郷南IC 향남 나들목 国家支援地方道82号(発安路) 13.8
6 西烏山JCT 서오산 분기점 高速国道171号烏山華城線(連結)
高速国道400号首都圏第二循環線
19.1 烏山市
烏山華城高速道路 安寧IC・水原方面

西烏山 - 南光明

IC
番号
施設名 接続路線名 起点
から
(km)
備考 所在地
首都圏第二循環高速道路 東灘JCT昆池岩JCT方面
3 西烏山JCT 서오산 분기점 高速国道171号烏山華城線
高速国道400号首都圏第二循環線(連結)
19.1 西烏山~華城は首都圏第二循環と共用 烏山市
2 正南IC 정남 나들목 地方道309号(世子路) 21.8 華城市
1-1 華城JCT 화성 분기점 高速国道400号首都圏第二循環線 23.4 西烏山~華城は首都圏第二循環と共用
1 峰潭IC 봉담 나들목 地方道309号(峰潭果川路)
華城市道31号(三千兵馬路)
27.6 (旧・水原文山線の指定基準起点)
0.0
1 金谷IC 금곡 나들목 地方道309号(峰潭果川路) 6.3 水原市
2 東安山・堂樹IC 동안산·당수 나들목 国道42号(水仁路) 8.0 安山市
3 南軍浦IC 남군포 나들목 繁栄路 10.6 嶺東高速東軍浦ICと接続 軍浦市
4 東始興JCT 동시흥 분기점 地方道330号(第三京仁高速化道路) 20.0 西海岸高速牧甘ICと接続 始興市
5 南光明JCT 남광명 분기점 支線(南光明 - 所下) 22.4 光明市
事業中(南光明JCT~88JCT)

南光明 - 所下

IC
番号
施設名 接続路線名 起点
から
(km)
備考
5 南光明JCT 남광명 분기점 本線 22.4
TG 南光明TG 남광명 요금소 22.9
6 所下IC 소하 나들목 ソウル特別市道94号(江南循環路) 27.2
江南循環都市高速道路 冠岳・良才IC方面

幸州山城・南高陽 - 内浦

IC
番号
施設名 接続路線名 起点
から
(km)
備考 所在地
仁川国際空港高速道路 空港新都市JCT仁川国際空港方面
幸州山城JCT 행주산성 분기점 高速国道130号仁川国際空港線(連結) 2.3 北路JCT方面との連結のみ 高陽市
南高陽IC 남고양 나들목 国道77号(自由路 -2.7 支線上(本線上ではない)
1 烽台山JCT 봉대산 분기점 南高陽支線 0.0
2 興道IC 흥도 나들목 高陽市道79号(権慄大路) 1.3 烽台山方面の出入口は料金所あり
TG
SA
高陽TG
高陽SA
고양 요금소
고양 휴게소
2.6 内浦方面から興道ICへの出口はここで分岐
3 高陽JCT 고양 분기점 高速国道100号首都圏第一循環線 6.9
4 沙里峴IC 사리현 나들목 高陽市道82号(沙里峴路) 9.7
5 北高陽(雪門)IC 북고양(설문) 나들목 地方道363号(高峰路) 15.3
6 金村IC 금촌 나들목 地方道363号(中央路) 18.8 高陽方面の出入りのみ 坡州市
7 月籠IC 월롱 나들목 地方道360号(金月路) 24.1 高陽方面の出入りのみ
TG
8
産団TG
産団IC
산단 요금소 坡州市道11号(瑞永路) 27.9 本線料金所
高陽方面の出入りのみ
9 内浦IC 내포 나들목 国道77号(自由路)
地方道359号(厖村路)
30.6 書類上は支線扱い
国道77号(自由路) 臨津閣・自由IC方面

脚注

  1. ^ a b 大統領令第18579号高速国道路線指定令、2004年11月3日
  2. ^ 本線の計画は国土交通部公告第2019-1022号(2019年7月26日)の「文山~都羅山高速道路建設事業 戦略環境影響評価書(草案)公覧」で確認できる。産団IC直後にJCTを新設し、都羅山方面へ繋がる方向に本線を付け替える計画であるため、水原~文山高速道路事業では本線だった区間が支線として降格、分離された。なお、文山~都羅山高速道路の事業は予算減額などにより、2025年基準実質中止されている。
  3. ^ 但し、西烏山JCTのランプ区間は4車線
  4. ^ 建設交通部告示第2005-183号、2005年6月29日
  5. ^ 大統領令第20526号高速国道路線指定令、2008年1月3日
  6. ^ 大統領令第21113号高速国道路線指定令、2008年11月17日
  7. ^ 国土海洋部告示第2011-89号、2011年3月21日
  8. ^ 国土交通部告示第2015-564号、2015年8月7日
  9. ^ 国土交通部告示第2018-18号、2018年1月12日
  10. ^ 国土交通部告示第2020-1408号、2020年11月5日
  11. ^ 国土交通部告示第2023-77号、2023年2月10日
Prefix: a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9

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