平沢坡州高速道路 |
---|
各種表記 |
---|
ハングル: |
평택파주고속도로 |
---|
漢字: |
平澤坡州高速道路 |
---|
発音: |
ピョンテクパジュ=コソクトロ |
---|
英語: |
Pyeongtaek-Paju Expressway |
---|
テンプレートを表示 |
平沢坡州高速道路(ピョンテクパジュこうそくどうろ)は、京畿道平沢市からソウル特別市を経て京畿道坡州市を結ぶ予定の高速道路である。
概要
本来、現在のような形でまとめられた平沢坡州高速道路の計画は存在せず、平沢華城高速道路と水原光明高速道路という別の路線で計画された。
平沢華城高速道路(ピョンテクファソンこうそくどうろ)は2004年高速国道411号として首都圏第二循環高速道路の南北支線で計画[1]され、現在の烏山華城高速道路区間を含んで指定された路線である。2008年路線番号の調整で自動車専用道路で京畿道が管理した地域高規格道路相当の地方道309号果川峰潭都市高速化道路から延伸される形の高速道路として、南北幹線である高速国道17号になり、烏山華城高速道路に当たる区間を支線に分離された。2009年開通により、BTO事業として事業を進んだ路線であるため、京畿高速道路が30年間の管理するようになった。
水原光明高速道路(スウォンクァンミョンこうそくどうろ)は、2008年新規指定された路線で、果川峰潭都市高速化道路との共用区間が終わる水原市から光明市まで結ぶ路線(事業者名首都圈西部高速道路)として計画された。しかし、後にできたソウルから坡州市文山邑までを結ぶソウル文山高速道路の構想ができ、連結区間を含んだ形で水原文山高速道路(スウォンムンサンこうそくどうろ)になった。連結区間においては常に混雑している首都圏第一循環高速道路のバイパス区間として計画され、西ソウル高速道路によって事業が行われている。
設計に当たり、果川峰潭都市高速化道路(峰潭果川路)との共用区間を共用せず並走するよう変更されたため、2018年2つの路線をあわせ最終的に平沢坡州高速道路として現在に至る。終点の平沢では自動車専用道路の国道43号(世宗平沢路)に繋がり、世宗特別自治市小井面まで信号なしに連絡している。2022年、都羅山までの延伸が確定されたため、2023年正式的に支線を分離[2]、本高速道路での支線(別の番号を受け取らない)は3つになっている。
同じ番号を使う路線として益山平沢高速道路が開通しているが、高速国道相互の接続はなく、国道43号を挟んでいるため別の路線として指定されている。
路線データ
- 起点:京畿道平沢市梧城面(梧城IC)
- 終点:京畿道坡州市長湍面(仮称・都羅山IC)
- 開通区間は京畿道坡州市月籠面(仮称・産団JCT)まで
- 支線(17号として指定)
- 南光明JCT~所下JCT
- 南高陽IC~烽台山JCT
- 月籠IC~内浦IC
- 管理会社
- 京畿高速道路(梧城IC~峰潭IC、2009年~2039年)
- 首都圈西部高速道路(峰潭IC~南光明JCT~所下JCT、2016年~2046年)
- 西ソウル高速道路(事業中、南光明JCT~88JCT)
- 新空港ハイウェイ(88JCT~北路JCT)
- ソウル文山高速道路(北路JCT・南高陽IC~内浦IC、2020年~2050年)
- 制限最高速度 100 km/h
- 制限最低速度 50 km/h
- 車線数
- 梧城IC~正南IC[3]、南軍浦IC~南光明JCT、88JCT~北路JCT、烽台山JCT~北高陽IC:6車線
- 産団IC~内浦IC(支線の一部):完成2車線
- 上記以外の区間:4車線
- 一部混雑区間においては時間によって路肩を車線として活用するLCS(Lane Control System)あり
歴史
道路状況
交通量
24時間交通量(台) 交通量統計年報(随時統計)
区間 |
2010年 |
2015年 |
2020年 |
2022年
|
梧城IC - 平沢JCT |
11,859 |
27,276 |
84,789 |
86,890
|
平沢JCT - 魚淵IC |
18,893 |
34,224 |
76,211 |
80,127
|
魚淵IC - 楊甘IC |
23,126 |
36,588 |
78,645 |
86,520
|
楊甘IC - 郷南IC |
81,689 |
89,902
|
郷南IC - 西烏山JCT |
31,298 |
53,726 |
96,550 |
103,698
|
西烏山JCT - 正南IC |
26,618 |
50,516 |
87,147 |
103,644
|
正南IC - 華城JCT |
38,199 |
53,032 |
94,665 |
115,481
|
華城JCT - 峰潭IC |
101,137
|
峰潭IC - 金谷IC |
未開通 |
未開通 |
43,012 |
46,007
|
金谷IC - 東安山・堂樹IC |
68,194 |
70,535
|
東安山・堂樹IC - 南軍浦IC |
83,749 |
85,172
|
南軍浦IC - 東始興JCT |
87,739 |
91,556
|
東始興JCT - 所下IC |
55,302 |
62,037
|
|
北路JCT - 烽台山JCT |
未開通 |
未開通 |
未開通 |
42,932
|
南高陽IC - 烽台山JCT |
8,062
|
烽台山JCT - 興道IC |
50,994
|
興道IC - 高陽JCT |
65,283
|
高陽JCT - 沙里峴IC |
91,511
|
沙里峴IC - 北高陽(雪門)IC |
84,008
|
北高陽(雪門)IC - 金村IC |
59,087
|
金村IC - 月籠IC |
29,991
|
月籠IC - 産団IC |
20,032
|
産団IC - 内浦IC |
10,063
|
インターチェンジなど
梧城 - 西烏山
西烏山 - 南光明
南光明 - 所下
幸州山城・南高陽 - 内浦
脚注
- ^ a b 大統領令第18579号高速国道路線指定令、2004年11月3日
- ^ 本線の計画は国土交通部公告第2019-1022号(2019年7月26日)の「文山~都羅山高速道路建設事業 戦略環境影響評価書(草案)公覧」で確認できる。産団IC直後にJCTを新設し、都羅山方面へ繋がる方向に本線を付け替える計画であるため、水原~文山高速道路事業では本線だった区間が支線として降格、分離された。なお、文山~都羅山高速道路の事業は予算減額などにより、2025年基準実質中止されている。
- ^ 但し、西烏山JCTのランプ区間は4車線
- ^ 建設交通部告示第2005-183号、2005年6月29日
- ^ 大統領令第20526号高速国道路線指定令、2008年1月3日
- ^ 大統領令第21113号高速国道路線指定令、2008年11月17日
- ^ 国土海洋部告示第2011-89号、2011年3月21日
- ^ 国土交通部告示第2015-564号、2015年8月7日
- ^ 国土交通部告示第2018-18号、2018年1月12日
- ^ 国土交通部告示第2020-1408号、2020年11月5日
- ^ 国土交通部告示第2023-77号、2023年2月10日
|