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日南北郷インターチェンジ

日南北郷インターチェンジ
日南北郷IC付近(宮崎方面、2018年3月)
所属路線 E78 東九州自動車道
IC番号 31
本線標識の表記 日南北郷
起点からの距離 332.8 km(北九州JCT起点)
清武南IC (17.8 km)
(9.0 km) 日南東郷IC
接続する一般道
宮崎県道28号標識
宮崎県道28号日南高岡線
供用開始日 2018年3月11日
通行台数 x台/日
所在地 宮崎県日南市北郷町
北緯31度41分16.8秒 東経131度22分47.1秒 / 北緯31.688000度 東経131.379750度 / 31.688000; 131.379750座標: 北緯31度41分16.8秒 東経131度22分47.1秒 / 北緯31.688000度 東経131.379750度 / 31.688000; 131.379750
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日南北郷インターチェンジ(にちなんきたごうインターチェンジ)は、宮崎県日南市にある東九州自動車道インターチェンジである。

概要

北郷小学校・中学校から東に少し離れた場所に位置する。日南北郷ICを含む清武JCT - 油津ICが新直轄方式に変更されたため、日南北郷ICに料金所は設置されておらず、該当する区間は無料で通行可能である。

「北郷」は計画当初の南那珂郡北郷町(日南市の地域自治区、地名として現存)に位置することに由来するものであり、計画当初の仮称も北郷ICであった。

2023年令和5年)10月1日には、日南北郷ICから約1kmの位置に道の駅きたごうが開駅。当ICが無料区間であるという利点を活かし、東九州自動車道の休憩施設(SA/PA代替施設)として案内が行われている[1]

歴史

2010年3月時点の日南北郷IC予定地
  • 1996年平成8年)9月:清武IC - 北郷IC工事着工式[2][3]
  • 1997年(平成9年)3月:北郷IC - 日南ICの工事着工式[2][3]
  • 2009年(平成21年):北郷IC - 日南IC間で建設中であった広渡川2号橋(全長265m)に桁の厚み、鉄筋量の不足などの設計ミスによるひび割れが見つかり、取り壊し再建造となった[4][5]。当初の完成予定は2011年7月であった[4][5]
  • 2010年(平成22年)度末:北郷IC - 日南IC間の事業進捗率は、事業費ベースで約46%、用地進捗率は約97%[6]
  • 2013年(平成25年)
    • 6月14日:国土交通省九州地方整備局は開通時期が未定だった北郷IC - 日南IC間が2017年度に開通すると発表[7]
    • 11月:東九州道で最長となる猪八重トンネル(4,858m)が貫通。
  • 2014年(平成26年)度:清武南IC - 北郷ICについて九州地方整備局の発表では事業進捗率約57%、用地進捗率約99% 着手後概ね10年程度を目指すものの、完成に向けた円滑な事業実施環境が整った段階で確定予定としている[8]
  • 2016年(平成28年)
    • 3月18日:清武 - 日南間の道路には12本のトンネルが計画されているが、そのうちの1本の「椿山トンネル」貫通[9][10]
    • 9月2日:北郷IC(仮称)、日南IC(仮称)の正式名称がそれぞれ「日南北郷IC」、「日南東郷IC」に決定[11]
  • 2017年(平成29年)
    • 3月:清武南IC - 日南北郷IC間の事業進捗率は、事業費ベースで約76%、用地進捗率は約100%[12]
    • 11月:清武南IC - 日南北郷IC間の「芳ノ元トンネル」(1,880m)が貫通[13]。軟弱な地盤のため、1年平均で200m程度しか掘り進められず、工期9年半の難工事であった[13]
  • 2018年(平成30年)
  • 2019年(平成31年/令和元年)
    • 6月:清武南IC - 日南北郷IC間の区間内のトンネル全12本が完成[15]
    • 11月26日:国土交通省九州地方整備局の事業評価監視委員会が開かれ清武JCT - 日南北郷IC 間の道路整備について事業継続が了承された[16]
  • 2022年(令和4年)
    • 6月20日:宮崎県は清武南IC - 日南北郷IC間の進捗状況を発表し、2021年度末に事業費ベースで90%を超えたことを明らかにした[17]
  • 2023年(令和5年)
  • 2024年(令和6年)
    • 10月4日:宮崎河川国道事務所は、東九州自動車道の開通から1年後の交通状況および整備効果について発表した[19]。それによると、宮崎市方向および日南市方向を南北に往来する交通量の約6割が東九州自動車道を利用しており、宮崎市と日南市間の通勤時間は往復で約46分短縮された[19]。また、交通事故件数は約30%減少したとしている[19]

周辺

接続する道路

E78 東九州自動車道
(4-1)清武JCT - 清武南TB - (30-1)清武南IC - (31)日南北郷IC - (32)日南東郷IC

脚注

注釈

出典

  1. ^ a b E10東九州自動車道 休憩施設案内マップ (PDF) - 制作:国土交通省九州地方整備局・西日本高速道路(株)九州支社 令和6年11月1日発行。
  2. ^ a b 宮崎県の高速道路整備のあゆみ(平成21年1月末現在)
  3. ^ a b 東九州自動車道(清武~日南間)宮崎河川国道事務所
  4. ^ a b 2011/06/12 西日本新聞朝刊「造り直しの橋、ひび再び 日南市の東九州道 専門家集め協議へ」
  5. ^ a b 2010年02月11日 宮崎日日新聞朝刊「広渡川2号橋施工不良 業者負担で追加工事」
  6. ^ 東九州自動車道(北郷~日南)平成24年1月23日国土交通省九州地方整備局
  7. ^ “東九州道:開通時期、北郷−日南は17年度 北浦−須美江は2年前倒しに /宮崎”. 毎日新聞. (2013年6月15日). http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/m20130615ddlk45040599000c.html 2014年2月2日閲覧。 
  8. ^ 九州地方整備局 - 平成26年度政府予算案に関する事業計画通知 - 宮崎県関連分
  9. ^ 東九州自動車道 椿山トンネル(仮称)が貫通します。(お知らせ)” (PDF). 国土交通省 九州地方整備局 宮崎河川国道事務所 (2016年3月16日). 2016年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月10日閲覧。
  10. ^ 椿山トンネルが貫通 東九州道・清武-日南”. Miyanichi e-press (the-miyanichi.co.jp). 宮崎日日新聞社 (2016年3月19日). 2023年3月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月10日閲覧。
  11. ^ 東九州自動車道(北郷〜日南間)のインターチェンジ・橋梁の名称が決定 - 国土交通省 九州地方整備局 宮崎河川国道事務所 記者発表資料 2016年9月2日付
  12. ^ 平成29年度 第4回九州地方整備局 事業評価監視委員会
  13. ^ a b . 宮崎日日新聞. (2017年12月30日). 工期9年半、芳ノ元トンネル貫通 宮崎-日南開通へ前進 2018年3月11日閲覧。 
  14. ^ 東九州自動車道(日南北郷IC〜日南東郷IC)の平成30年3月11日16時に開通! 〜沿線地域の企業立地や観光を支援します〜” (PDF). 国土交通省九州地方整備局 宮崎河川国道事務所 (2018年2月1日). 2018年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月1日閲覧。
  15. ^ トンネル完成、整備着々 東九州道・清武南-北郷”. 宮崎日日新聞社 Miyanichi e-press. 宮崎日日新聞社 (2019年8月10日). 2019年10月22日閲覧。
  16. ^ 事業継続、評価委が了承 東九州道清武JCT-北郷”. 宮崎日日新聞社 Miyanichi e-press. 宮崎日日新聞社 (2019年11月27日). 2019年12月18日閲覧。
  17. ^ “油津-南郷、奈留-夏井 東九州道 本年度着工見通し”. 宮崎日日新聞社. (2022年8月7日). 2022-06-21. https://www.the-miyanichi.co.jp/kennai/_63652.html 
  18. ^ 「東九州自動車道」清武南IC〜日南北郷IC間(17.8 km)が令和5年3月25日(土)16時に開通します! 〜東九州道、さらに南へ!〜” (PDF). 国土交通省九州地方整備局 宮崎河川国道事務所 (2023年2月3日). 2023年2月3日閲覧。
  19. ^ a b c 「東九州自動車道」清武南IC~日南北郷IC間(延長17.8㎞)開通1年後の交通状況及び整備効果について”. 宮崎河川国道事務所 (2024年10月4日). 2025年1月10日閲覧。
  20. ^ 2010年3月31日付で韓国・東光グループに売却され名称変更

参考文献

関連項目

外部リンク

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