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明王 (座間市)

日本 > 神奈川県 > 座間市 > 明王 (座間市)
明王
大字
地図北緯35度29分27秒 東経139度24分10秒 / 北緯35.490931度 東経139.402794度 / 35.490931; 139.402794
日本の旗 日本
都道府県 神奈川県の旗 神奈川
市町村 座間市
人口情報2023年令和5年)8月1日現在[1]
 人口 891 人
 世帯数 452 世帯
面積[2]
  0.087046497 km²
人口密度 10235.91 人/km²
設置日 1970年昭和45年)11月1日
郵便番号 252-0022[3]
市外局番 046(厚木MA[4]
ナンバープレート 相模
ウィキポータル 日本の町・字
神奈川県の旗 ウィキポータル 神奈川県
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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明王(みょうおう)は、神奈川県座間市大字

地理

座間市の中央部に位置し、北東に緑ケ丘、南東と南に入谷東、西に入谷西と接している[5][6][7][8][注釈 1]

地価

住宅地の地価は、2023年令和5年)1月1日公示地価によれば、明王8番地5の地点で15万7000円/m2となっている[9]

歴史

この地は江戸時代まで新戸村飛地であった。 明治の大合併座間村に編入され大字座間新戸となり、小字として明王谷(新戸谷戸とも言った)があり、1953年座間入谷に編入された。

敗戦後、東久邇宮首相の「国民皆農主義」の呼びかけもあって、皆が先を争って農業へと回帰することが時代の風潮となった。急ごしらえの「帰農組合」[注釈 2]が日本各地で作られ、耕せるところはどこでも耕そうと、耕作地の拡大に積極的に取り組んだ[注釈 3]。その政策に基づきこの地域は農業集落として「星徳(せいとく)」とされた[注釈 4][10][11][12]

1968年から施行していた、明王土地区画整理事業の工事が完了。座間町では将来の字区域などの整理を考慮して、この区域を1970年11月1日、明王と大字変更し、不動産登記法に基づく地番整理を実施した[注釈 5][13][14]

年表

世帯数と人口

2023年(令和5年)8月1日現在(座間市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁 世帯数 人口
明王 452世帯 891人

人口の変遷

国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[17]
985
2000年(平成12年)[18]
975
2005年(平成17年)[19]
907
2010年(平成22年)[20]
877
2015年(平成27年)[21]
841
2020年(令和2年)[22]
901

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[17]
359
2000年(平成12年)[18]
394
2005年(平成17年)[19]
375
2010年(平成22年)[20]
377
2015年(平成27年)[21]
392
2020年(令和2年)[22]
432

学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2022年12月時点)[23]

事業所

2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[24]

町丁 事業所数 従業員数
明王 11事業所 49人

事業者数の変遷

経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[25]
14
2021年(令和3年)[24]
11

従業員数の変遷

経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[25]
48
2021年(令和3年)[24]
49

施設

  • 明王第1公園[26]
  • 明王第2公園[26]

その他

日本郵便

脚注

注釈

  1. ^ ここで言う「帰農」は、戦後軍属を解かれ退役した軍人や陸軍士官学校の陸士生、外地からの引揚者が開墾した耕地のこと。
  2. ^ ここで言う「帰農」は、戦後軍属を解かれた者、退役軍人復員除隊した者、陸軍士官学校の陸士生、外地からの引揚者が農業へ回帰することを言う。
  3. ^ 『麻溝台地区の生い立ち』83頁 発行日:平成22年4月1日 発行:麻溝台地区郷土誌編纂委員会
  4. ^ 星の谷が得するようにと敢えて「徳」の字をあてた。『座間の語り伝え7村制編1村の起こり』2入谷地域18頁~20頁
  5. ^ 『座間広報』第149号 昭和46年1月1日発行3頁に「大字明王が誕生~飛び地番の混在を解消~昭和43年から施行していました、明王土地区画整理事業の工事が完了しました。町では将来の字区域などの整理を考慮して、この区域を明王と大字変更することになりました。」と記述あり。
  6. ^ 現・明王『座間の地名』68頁
  7. ^ 江戸時代は新戸村飛地で明王谷と言う小字で新戸谷戸とも言った。1894年座間村が成立した際、新戸と言う大字で編入。『座間の地名』28頁・68頁
  8. ^ 『座間広報』第149号 昭和46年1月1日発行3頁に「大字明王が誕生~飛び地番の混在を解消~昭和43年から施行していました、明王土地区画整理事業の工事が完了しました。町では将来の字区域などの整理を考慮して、この区域を明王と大字変更することになりました。」と記述あり。

出典

  1. ^ a b 町丁字別年齢別人口統計表(令和5年)” (CSV). 座間市 (2023年8月8日). 2023年8月16日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  2. ^ 『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2023年8月16日閲覧。(CC-BY-4.0)
  3. ^ a b 明王の郵便番号”. 日本郵便. 2023年8月9日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ 座間市字概略図”. のうかる. 2016年12月7日閲覧。
  6. ^ 江戸時代に開発された土地を「新田」、明治以降のものは「新開」、戦後のものは「開拓」と呼ばれている。※24頁参照。橋本の歴史ガイドブック改訂版”. 橋本の歴史を知る会. 2024年12月28日閲覧。
  7. ^ 神奈川県座間市 (14216)”. 農業集落境界データセット. 2024年11月2日閲覧。
  8. ^ 戦後に開発された土地は「帰農」と呼ばれている。神奈川県相模原市南区 (14153)”. 農業集落境界データセット. 2024年11月2日閲覧。
  9. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査”. 国土交通省. 2023年8月9日閲覧。
  10. ^ 神奈川県座間市 (14216)”. 農業集落境界データセット. 2024年11月2日閲覧。
  11. ^ 戦後に開発された土地は「帰農」と呼ばれている。神奈川県相模原市南区 (14153)”. 農業集落境界データセット. 2024年11月2日閲覧。
  12. ^ ※江戸時代に開発された土地を「新田」、明治以降のものは「新開」、戦後のものは「開拓」と呼ばれている。※24頁参照。橋本の歴史ガイドブック改訂版”. 橋本の歴史を知る会. 2024年12月28日閲覧。
  13. ^ 『座間の語り伝え7村制編1村の起こり』2入谷地域18頁~20頁
  14. ^ 『座間の地名』68頁
  15. ^ 『座間の地名』28頁・68頁、『座間の語り伝え7 村制編1村の起こり』2入谷地域18頁~20頁
  16. ^ 『座間の語り伝え7村制編1村の起こり』2入谷地域18頁~20頁
  17. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  18. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  19. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  20. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  21. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  22. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
  23. ^ 小・中学校の通学区域”. 座間市 (2022年12月7日). 2023年8月16日閲覧。
  24. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  25. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  26. ^ a b 明王第1公園・明王第2公園”. 座間市. 2023年8月18日閲覧。
  27. ^ 郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年7月17日閲覧。

参考文献

  • 『座間の語り伝え7村制編1村の起こり』発行:昭和61年
  • 『座間の地名』執筆・編集 座間市文化財調査員協議会 平成17年3月31日・座間市教育委員会発行
  • 『広報ざま縮刷版 第2巻』

関連項目

Prefix: a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9

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