朝日新聞西部本社
朝日新聞西部本社(あさひしんぶんせいぶほんしゃ)は、朝日新聞を九州・沖縄・山口9県向けに印刷・発行する朝日新聞社の地域拠点組織である。福岡県北九州市小倉北区室町1-1-1リバーウォーク北九州業務棟に位置している。また、福岡市博多区博多駅前2-1-1福岡朝日ビルに福岡本部を置く。 概要九州全域(沖縄県を含む)と山口県を対象エリアとし、福岡本部を擁する。登記上の支店(地域本社)は西部本社だが、実際の新聞製作は福岡本部で行われている。福岡本部には日刊スポーツ新聞西日本の西部本社が移転・同居。また西部本社にも、移転に併せてKBC九州朝日放送北九州支社が小倉駅前から移転、朝日新聞と同居している。NHK北九州放送局エントランスと同じ4階には、公開スペース「朝日さんさん広場」が設けられている。 →「朝日新聞福岡本部 § 概要」、および「日刊スポーツ § 創刊年とエリア」も参照
題字の字紋は大阪本社版と共有するが、創刊からの号数を示す紙齢は、大阪本社版より3日遅れになっている。これは、GHQの指示で1945年9月19日から同年9月20日までの間東京本社版(旧・東京朝日新聞)が発行停止処分を受け、西部本社は処分の対象外だったが連絡の行き違いから東京本社に合わせて2日間休刊したことに加え、それ以前にも大阪本社側の手違いで1号ずれが生じたためである[1]。 夕刊
夕刊の廃止理由について、朝日新聞社では「生活様式の変化で、これら(福岡・山口の一部)の地域での夕刊購読者は減っており、朝夕刊で連続したニュースを届ける前提が難しくなってきた為」と説明している[3]。 また、その後も朝刊のみを購読する読者の増加、新聞用紙など原材料費の高騰による経費の上昇で読者負担が増えていることを挙げており、西部本社管轄エリアでは朝刊のみとし、夕刊の連載記事は朝刊に移行するため、エリア内の読者に対し、最新ニュースは電子版や、紙面ビューアーの活用を呼びかけている[2]。 沿革
組織
→「§ 地域版と取材網」を参照
自社系列2工場、提携3工場で印刷している。高速道路網の関係などで以下のようにエリアを分けて印刷している。
地域版と取材網
テレビ・ラジオ欄
週間番組表(beテレビ)
関連項目
脚注注釈出典
外部リンク
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