本田仁美
本田 仁美(ほんだ ひとみ、2001年〈平成13年〉10月6日 - )は、日本のアイドル、女優。ガールズグループ・SAY MY NAMEのメンバーで[1]、女性アイドルグループ・AKB48(元チーム8栃木県代表)および韓国のガールズグループ・IZ*ONEの元メンバー。栃木県出身[2]。iNKODE所属[3] 2024年1月28日にAKB48を卒業。AKB48選抜総選挙は4年間圏外、2018年に82位となった[4]。 日韓合同オーディション番組『PRODUCE 48』の最終順位9位となり、本田は韓国ガールズグループ・IZ*ONEのメンバーとして活動していた[5]。 来歴→「AKB48の歴史」も参照
2014年『AKB48 Team 8 全国一斉オーディション』に栃木県代表として合格[6]。12歳で加入する[7]。 12月5日、栃木県知事が委嘱する「とちぎ未来大使」に就任[8]。 2017年とちぎテレビのローカルワイド番組『イブニング6Plus』毎週木曜日のコーナー「トヨタレンタリース栃木 Presents AKB48 Team 8 本田仁美の恋とち」で栃木県内の情報を紹介するメインレポーターを担当[9]。2018年4月5日、FM栃木で冠番組『トヨタレンタリース栃木 Presents 本田仁美 ひぃといずおん 〜HITOMI HONDA HEAT IS ON〜』が放送開始[10][11]。 2018年5月から6月にかけて投票が実施された『AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙』では82位となり、初めてランクインした[4]。 8月31日、日韓合同オーディション番組『PRODUCE 48』のファイナリスト20人のなかで最終順位9位となり、本田はグローバルガールズグループ「IZ*ONE」のメンバー12人のうちの1人に選ばれ、活動期間2年6か月の予定で世界デビューすることが決定[12][13][14][15][16]。IZ*ONEの活動のため、兼任するチームBの新公演「シアターの女神」の9月8日に行われた初日公演に出演予定であったが、休演することとなった[17]。 11月28日発売のAKB48の54thシングル「NO WAY MAN」で、同グループのシングル表題曲の選抜メンバーに初選出されることが9月24日に発表された[18]。同日、IZ*ONEの活動に専念するため、2021年4月までの2年6か月間、国内グループ活動を休業することも発表した[19]。 10月29日、IZ*ONEのメンバーとしてミニアルバム『COLOR*IZ』でデビューし専任活動を開始した[20]。 2021年4月29日、2年6か月の活動期間が終了し、IZ*ONEの専任活動が終了した[21][22]。 5月15日、約2年8か月ぶりに自身のTwitterとInstagramの更新を再開した[23]。 5月23日、ぴあアリーナMMで開催されたAKB48チーム8全国ツアー最終公演に登場し[24]、2年半ぶりのAKB48のイベント出演となった[24]。 10月1日、TikTokアカウントを開設[25]。IZ*ONEやaespa、Kep1erなどのK-POPグループ、またIZ*ONEの出身メンバーの最新活動曲のダンスチャレンジ動画を挙げることが多く、高再生回数・高評価となっている[26][27][28]。 12月31日、Vernalossomとのマネジメント契約を終了し2022年1月1日に「株式会社DH」に移籍[29][30]。 2022年2月23日、テレビ東京で放送された『AKB48、最近聞いた?〜一緒になんかやってみませんか?〜』にて、同年5月18日に発売されるAKB48の59thシングル『元カレです』のセンターを務めることが発表された[31]。本田の同グループの表題曲の選抜回数は通算3回目で、初となるセンターに抜擢された[31]。 3月1日、ウテナのヘアケア商品マトメージュの新ブランドミューズに就任したことが発表された[32][33]。 7月1日、「株式会社DH」からプロダクション尾木と提携するMama&Sonへの所属事務所移籍が発表された[34]。 7月21日、『オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜』(読売テレビ・日本テレビ系)第3話でテレビドラマ初出演[35]。 10月放送の『北欧こじらせ日記』(テレビ東京)でテレビドラマ初主演[36]。 2023年4月末でのチーム8の活動休止に伴い、5月1日よりチームA専任のメンバーとなった[37]。 7月15日、『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ)でゴールデンプライムタイムの連続ドラマ初出演[38]。 8月30日、AKB48のYouTubeCHANNELにて、AKB48からの卒業を発表した[39][40]。 2024年1月26日、パシフィコ横浜国立大ホールで『本田仁美卒業コンサート〜夢と希望に満ちた道〜』を開催し[41]、28日のAKB48劇場の卒業公演をもってAKB48を卒業した[42]。 5月1日、4月末でMama&Sonを退所したことを発表した[43][44]。 8月末、ウテナのヘアケア商品マトメージュの新ブランドミューズブランドのモデル終了を発表。 10月16日、元東方神起・元JYJのジェジュンのプロデュースによる新ガールズグループSAY MY NAMEのメンバー・ヒトミとして、韓国で再デビューした[45]。SAY MY NAMEではリーダーも務める[46]。 人物愛称は、ひぃちゃん[2]。 ダンス趣味はダンス[47]で、プロバスケットボール Bリーグ東地区チーム「宇都宮ブレックス」のファンであり小学4年生から6年生まで「ブレックス」のチアリーディングチーム「BREXY」のチアスクールで活動していた[48]。また、同じく小学生時代の2012年から2014年には地元栃木県のインターネット放送局、ミヤッコテレビのコドモノジカンに出演をしていた[49]。 振付習得の早さにも定評がある。PRODUCE48出演時、初回のレベル評価場面は放送上ではカットされていたが、軒並み低評価だった日本人練習生の中でも本田は最初からCクラスに格付けされたため、トレーナー陣の評価も高かったと見える。レベル再評価の課題であったNEKKOYA (PICK ME)をCクラスの練習生内で1番に習得し、韓国語での歌唱もこなしていたのでトレーナー陣から絶賛され、Aクラスへと昇格した。本田もその後、すぐ行われたグループバトル評価では課題曲:ノムノムノム1班に所属したが韓国人練習生でも苦戦していた振り覚えをいち早く達成し、チームメンバーに伝授してチームに貢献した。投票による順位は放送序盤から上位をキープすることになった。ノムノムノムは1班(メンバー選出者 アン・ユジン、チャン・ウォニョン、チェ・イェナ、白間美瑠、ナ・ゴウン)と2班(メンバー選出者 宮脇咲良、イ・チェヨン、キム・ミンジュ、本村碧唯、キム・チョヨン)の6名ずつであったが、レベル評価時点から注目を集めたメンバーによる構成であったため、双方ともアベンジャーズチームと呼ばれた。アベンジャーズチームは、後にIZ*ONEとなるメンバーが各チームに4名ずつ所属していたこともあり、現在もこれらのエピソードはファンによく語られている。また、バラエティ番組の「100回やったら会いましょう!」では、オリジナルダンス対決コーナーでダンス素人枠タイムマシーン3号関(100回分練習済)を相手に達人枠として初見(振付整理15分)で習得して勝利、反響を挙げた(課題曲は呪術廻戦のOPテーマ「廻廻奇譚」、振付:air:man)。 2018年9月6日(5日深夜)放送のラジオ番組『AKB48のオールナイトニッポン』に『PRODUCE 48』に参加した宮脇咲良を含む5人が生出演し、本田のことについても語った[50]。宮脇は今回の企画まであまり交流がなかった本田について、「あんなに可愛いって知らなかったくらい可愛さが爆発していた」、顔は「“お餅ちゃん”ってあだ名がついてすっごい見た目は可愛いのに、ダンスになるとバキバキ踊るっていうのでひぃちゃんの魅力が発見された」と韓国での人気の理由を説明した[50]。モデルプレスの記事では、「当初ダンススキルの無さが懸念されていた日本人練習生たちの中で、唯一そのスキルを認められ韓国人練習生たちにレクチャーする姿が国民プロデューサーの心を掴んだ。」と記述されている[50]。 AKB48に復帰後も全体レッスン後も1人で居残りいつまでも納得いくまで踊る。食事などにも気を使い、真冬でも色落ちを防ぐために髪を水で洗ったり。ダンスでは他のメンバーにも目を光らせ、動きを注意。メンバーからは『本田警察』と呼ばれるほどで、ダンスの一体感を生んだ[51]。 交友関係・ロールモデル本田はIZ*ONEの日本人メンバーの宮脇、矢吹奈子との3人で「サナキ(ハングル表記:샄낰히)」と呼ばれている[52]。2001年生まれの同い年であり、同グループの楽曲ではシンメとしてのパート割り振りが多かった矢吹とのコンビ名称は、「ひぃなこ」[53][54][55]。なお、パンが大好物であることからIZ*ONEからはパン、パントミ[56]と称されることもあり、サンパン(キム・チェウォンとのコンビ(ケミ)名、ハングル表記:쌈빵)などがある。またIZ*ONEの2001年生まれのメンバー(キム・ミンジュ、矢吹、チョ・ユリ、本田)4名で01ズ[57]として配信や雑誌撮影、コンサートでユニット楽曲披露など、活動することが多かった。AKB48としては10歳年上で3期生の柏木由紀と主力メンバーコンビとして、プライベートでも仲良しである。 好きなK-POPガールズグループはTWICEで、個人ではTWICEのサナ、BLACKPINKのロゼ (BLACKPINK)を挙げている。I.O.I出身兼現Weki Mekiのユジョン、Cherry Bulletの日本人メンバーでもあるレミ、公園少女のレナと仲が良く、それぞれ韓国滞在時にプライベートで遊んだことがある。PRODUCE48で共に練習生として出演していたRocket Punchのスユンとも仲が良く、22年6月にRocket Punchが日本1stシングルの活動で来日した際、2人で原宿デートしたことをSNSで報告した。 ITZYのメンバーとも面識があり、『ミュージックステーション』にAKB48で出演した際はMステ初出演のITZY、同じくリモートで出演していたTOMORROW X TOGETHERの2組と朝鮮語を交えて会話をした。韓国ではなく、日本の番組でのIZ*ONE、ITZY、TXTの同世代3組によるレアな交流にSNSを通して国外でもK-POPファンが盛り上がった。 好物・趣向品好きなキャラクターはミッフィー。パジャマ、スリッパ、靴下、タオル、スマホケース、食器のスポンジ、メイクポーチなどをミッフィーデザインで統一している。本田が言うには「ミッフィーは2種類の顔があるうち、目と目の近い種類が好き」。 好きなアニメはSKET DANCEで、幼少時代からディズニーやジブリ作品をほとんど見たことがなかったため、大のアニメ好きでもある宮脇からは驚かれていた。 所有資格韓国2種普通免許を所有している。IZ*ONEでの活動期間を終え、日本に帰国する前日である2021年4月28日に取得した。日本での使用権利基準に則っていないため、国内での自動車運転資格は有していない。 2021年8月19日、TwitterでTOPIK Ⅱの成績表を公開した。点数は215/300であり5級に該当するが、あと15点で最上級の6級であったためリベンジを誓った。 色に関してメンバーカラーAKB48時のメンバーカラーは無いが、イチゴをキャッチフレーズに入れているためペンライトの指定色を赤と緑にしていたことがある。同じペンライトカラーのメンバーがいたため、2022年7月以降は高級さつまいもをイメージしたオレンジと紫を指定色とした。IZ*ONEでの公式メンバーカラーはピーチ。 髪色本田は、PRODUCE48出演前まではずっと黒髪であったがIZ*ONE活動中は人生初の茶色、金、ピンク、紫などのヘアカラーを経験した。2021年にAKB48に復帰後もIZ*ONE活動期と同じ髪色(主に金髪)であるため、黒髪・茶髪のメンバーがほとんどであるAKB48の中ではトレードマークになっている。紫の髪色時のみポドミ(朝鮮語での葡萄に由来)という特別な愛称でファンから呼ばれている。2022年7月2日に放送されたMUSIC DAYにて人生初のオレンジカラーをサプライズ披露した。2022年10月の主演ドラマ『北欧こじらせ日記』では3年ぶりに黒髪に戻した[36]。 参加楽曲AKB48名義シングル選抜楽曲曲名リスト
アルバム選抜楽曲曲名リスト
PRODUCE 48名義
IZ*ONE名義→IZ*ONEの作品については「IZ*ONE § 作品」を参照
SAY MY NAME名義→SAY MY NAMEの作品については「SAY MY NAME § ディスコグラフィ」を参照
作詞
出演→AKB48メンバーとしてのコンサート・ライブイベント出演については「AKB48のコンサート一覧」を、AKB48メンバーとしてのその他の出演については「AKB48の出演一覧」を、IZ*ONEとしての出演については「IZ*ONE § 出演」を、SAY MY NAMEとしての出演については「SAY MY NAME § 出演」を参照
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