村川凪
村川 凪(むらかわ なぎ、1998年6月26日 - )は、広島県福山市出身の元プロ野球選手(外野手・育成選手)。右投左打。 経歴プロ入り前福山市立東中学校時代は軟式野球部に所属。如水館高校では1年春からベンチ入り[1]も、3年夏の県大会決勝で堀瑞輝率いる広島新庄に敗れ[2]、甲子園出場はなかった。 四日市大学では、三重学生野球リーグで1度のベストナイン、3度の盗塁王に輝いた[3]。 四国IL・徳島時代卒業後はトライアウトを経て四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスに入団[1]。2021年は63試合に出場、成功率.800という正確性を兼ね備えて40盗塁を記録し、盗塁王となった[3]。 DeNA時代2021年10月11日に行われたNPBドラフト会議にて、横浜DeNAベイスターズから育成選手ドラフト1位指名を受け、11月21日に支度金300万円、年俸340万円で仮契約を結んだ[4]。背番号は103。 2022年はイースタン・リーグ公式戦72試合に出場し、打率.208の成績で、チーム2位の13盗塁を記録したものの10盗塁死を喫した[5]。 2023年はイースタン・リーグ公式戦108試合に出場し、打率.280、24打点の成績で、12盗塁死を喫しながらも2位に10個以上の差をつける29盗塁を記録し、イ・リーグ最多盗塁者賞を獲得した[6][7][8]。 2024年は監督の三浦大輔の「実戦や早い段階から(武器である足を)見てみたい」との理由から、育成選手では唯一、春季キャンプのA班に振り分けられた[9]。しかし、キャンプ序盤の2月3日の走塁練習で左太腿の肉離れを発症し、翌日A班からの離脱が発表された[10]。4月20日のイースタン・リーグ巨人戦で戦線に復帰した[11]。戦線復帰からは打撃の調子がよく[12]、最終的に74試合の出場で盗塁数は12にとどまりながらも、打率.308、OPS.785の成績を残した[13][14]。一軍での起用を想定して8、9回に代走出場といった起用もされていたが、支配下登録されることはなく[13]、10月1日に球団より戦力外通告を受けた[15]。現役続行を希望し、トレーニングを継続する[14]。11月には12球団合同トライアウトを受験する意向を固めたと報じられている[16]。合同トライアウトに参加するもNPB球団からのオファーは無く、12月に現役引退を表明した[17]。 現役引退後2025年1月下旬、公式LINEアカウントを開設し[18]、小中学生・大人向けの少人数野球教室を開始した[19]。 選手としての特徴・人物小学校時代に「自転車に乗る友達と競争して勝った」という快足が自慢で、付けられた愛称は「ハマのチーター」[1]。50メートルは手動計測で5秒5、一塁到達タイムは3秒6[2]。遠投も108メートルと強肩さを兼ね備える[20]。 中学時代より音楽ユニット「FUNKY MONKEY BABYS」の大ファンで、入寮時にはタオルやCD15枚などを持参[1]。このネットニュースの記事を見たメンバーのファンキー加藤からもTwitter上で「頑張れよ」と激励を受けた。 詳細情報年度別打撃成績
独立リーグでの年度別打撃成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
Information related to 村川凪 |