東急ハーヴェストクラブ東急ハーヴェストクラブ(TOKYU Harvest Club)は、東急不動産グループが展開する会員制リゾートホテル。東急リゾート株式会社がリゾート会員権の販売を行っている。 概要「別荘を持つ歓びとホテルで過ごす快適さ」のコンセプトのもと、1988年に開業した蓼科を皮切りに、長野県、千葉県、静岡県、栃木県、和歌山県、神奈川県、福井県、福島県、山梨県、兵庫県、京都府、岐阜県の30か所の主要リゾートエリアに展開し、会員制リゾートサービスを提供している。 リゾート会員権を購入し入会した会員は、年間30または36枚の「宿泊利用券」を取得し、1枚で1泊1部屋の利用ができる。予約は2か月前(VIALA会員は3か月前)からで、購入した施設の場合は優先予約が受けられる「ホームグラウンド制」を採用し、年末年始や夏休みなど予約が集中する時期はホームグラウンド会員のみで抽選となる。[1]また、全国27の施設についても相互利用が可能。宿泊利用券は無記名式のため、会員本人でなくても同じ料金で利用できる。1室あたりの会員数は10または12口に限定されており、2010年10月時点の総会員数は約2万人。 国内の他の会員制リゾートと比較し、多くが東急不動産の開発した一大リゾートエリアにあり、ホテルの施設だけでなく直営のゴルフ場やスキー場などのアクティビティを比較的利用しやすいのが特徴。ペットと一緒に宿泊できる施設もある。 法人向けの会員権も存在しており、勤務先が福利厚生の一環で保有している(総務部署・共済・健康保険組合等)場合は、宿泊利用券を提供している場合がある。利用料金は個人向けと同額[2]。 会員システムいずれかの施設を「ホームグラウンド」として入会(リゾート会員権を購入)し、施設により「共有制」「預託制」となる(次節参照のこと)。1室10口の施設の場合に年間で取得できる宿泊利用券は36枚(ホームグラウンド利用券21枚、相互施設利用券15枚)、1室12口の場合は30枚(ホームグラウンド利用券18枚、相互施設利用券12枚)。[3] 予約が集中する期間以外の平日・日曜・祝日については枚数の制限なく利用できる。[1]
リゾートホテルなど施設の土地や建物を会員と東急不動産で共同所有する会員システム。土地や建物の区分所有権(不動産登記)を得ることができる。
預託金を預け入れることで、施設の利用権を取得する会員システム。預託金は一定期間経過したのちに全額返還される。 施設(2017年1月現在、総施設数27、総室数約2,593室)
過去の施設
脚注
関連項目
外部リンク |