東風孝広
東風 孝広(こち たかひろ、1972年5月27日[2] - )は、日本の漫画家[2]。男性[2]。広島県呉市出身[2]。血液型B型[3]。東京都葛飾区在住[1]。漫画原作者の田島隆は従兄[2]。 来歴生い立ち幼稚園のころから絵を描くことが好きだった[4]。漫画に興味を持ち始めたのは小学2年のころである[4]。小学3年から4年のころにゆでたまごの『キン肉マン』などの『週刊少年ジャンプ』作品が流行し、好きな漫画をすべて模写していた[4]。授業中も勉強せずにひたすら絵を描き、『キン肉マン』、『北斗の拳』、『ドラゴンボール』と「次から次に好きな漫画の模写を」行ったことにより、「絵が得意になっていった」という[4]。 従兄の田島隆とは、小さいころから一緒に遊ぶ仲であった[4]。小学4年のころ、東風が初めて漫画を描いた際には田島が背景についてアドバイスをし、それが2人にとって初の合作となった[4]。 就職後私立呉港高校を卒業して[要出典]地元の設計事務所に就職[1]。ミュージシャンやプロボクサーを目指すも漫画家への夢だけは諦めきれず[4]、24歳のときに広島を出て[要出典]大阪へ、青木雄二に弟子入り。アシスタントを半年経験したのち、1998年に講談社「ちばてつや賞」ヤング部門での入賞「五番街」を経て、1999年に従兄の田島隆と組み、講談社『モーニング』にて『カバチタレ!』でデビュー[2][1]。シリーズは『特上カバチ!!』、『カバチ!!!』へとタイトルを変更して2021年に22年間の連載を終了する。ほか、『イブニング』(講談社)にて『極悪がんぼ』、『激昂がんぼ』、『がんぼ ナニワ悪道編』シリーズなどがある。2021年9月から拠点を大阪から東京都葛飾区へ移す。[要出典] アシスタントの高橋昌大と漫才コンビ「ステーキ御膳」を結成し、2004年のM-1グランプリから何度か出場。当時は漫画家の参加が珍しく、密着取材を受ける。[要出典] アシスタントの中には吉本興業所属の絵の上手い芸人が多く、森本大百科を始め田舎はるみ、中谷祐太(マユリカ)、中野周平(蛙亭)、仲西隼平(なにわスワンキーズ)などがいる。過去にはテレビ番組企画で和牛がアシスタントとして作画を手伝い、ふたりが描いたコマは採用され実際に雑誌へ掲載。のちに単行本にも収録されている。[要出典] 2022年4月から吉本興業(文化人)所属。 出身地である広島県呉市が平成30年7月豪雨の被害に遭い、被災地の支援活動「西日本豪雨復興応援アート展」[5][6]や西日本応援イラスト集(講談社)[7]に寄稿している。 人物漫画制作週刊と隔週の月6本の締切を抱えている状況ではあまり外出ができない為、東風は取材や人間観察には工夫を凝らしていた。外出の際にはいつもスケッチブックとペンを持ち、行く先々で出会う人々の似顔絵を無料で描いている(sns等、確認出来る似顔絵は千人を越えている)。ファンにとっては喜ばれるサービスだが、東風はキャラクターデザインのストックを増やす為だとしている。「いつ何が漫画のヒントになるかわからない」、「常に自分に刺激を与えたい」と、自身の状況を作る為に仕事場にはいろいろな物が置かれている[4]。東風の好きなもの以外には「アシスタントの趣味のもの」や流行している漫画など、「とにかく何か色んな所に色んな物を置いて常に何か目に留まるように」しており、目に留まったものからイメージを着想している[4]。ほかに話題の作品のDVDを流し、インスピレーションを得ている[4]。 作品リスト連載
読み切り
アンソロジーその他
アシスタント脚注
外部リンク
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