横島(よこしま)は、大分県佐伯市米水津の米水津湾内にある無人島である。ほぼ南北の方向に延びる細長い島で、北側の地横島と南側の沖横島の2島から成る。
概要
米水津湾の北に延びる鶴見半島の南側に突き出る観音崎の沖合約400m南方に位置する。周囲は断崖に囲まれている。最高地点の標高は138.4mとなっており、全域が日豊海岸国定公園に指定されている。
東岸の断崖には、ハマヒサカキ、シャリンバイ、トベラなどの低木に混じって、ヒノキ科の常緑針葉高木であるビャクシンが自生しており、「横島のビャクシン自生地」として大分県の天然記念物に指定されている。
横島とその周囲の岩礁は、同じく佐伯市内にある沖黒島、鶴御崎などと並び、九州を代表する磯釣りのポイントとして知られている。
本土との間に定期船はなく、島へは瀬渡し船などで渡る。
2010年現在、売りに出されている。
脚注
関連項目
外部リンク
座標: 北緯32度55分38秒 東経132度2分49秒 / 北緯32.92722度 東経132.04694度 / 32.92722; 132.04694