水谷 章(みずたに あきら、1957年11月3日 - )は、日本の外交官。ミュンヘン総領事・モザンビーク駐箚特命全権大使等を経て、駐オーストリア兼コソボ特命全権大使[1]。
経歴・人物
愛知県出身。1980年(昭和55年)一橋大学法学部を卒業して、外務省に入省する。ドイツ語研修を受け、ゲオルク・アウグスト大学ゲッティンゲン留学を経て、1983年在ベルリン総領事館副領事着任。在ドイツ日本国大使館一等書記官、外務省国際科学協力室長、東宮侍従、外務省領事移住部邦人保護課長、内閣官房副長官補付内閣参事官、在トルコ日本国大使館公使、在ドイツ日本国大使館公使、在パキスタン日本国大使館公使を経て、2009年(平成21年)から2011年(平成23年)まで、一橋大学大学院法学研究科教授及び一橋大学国際・公共政策大学院教授[2][3]。2011年(平成23年)4月から2014年(平成25年)3月まで、ミュンヘン総領事。2014年(平成26年)4月15日から2017年3月(平成29年)まで、モザンビーク駐箚特命全権大使[4][3]。2017年(平成29年)から2019年(令和元年)10月まで、立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部特別教授(国際関係)[5][6][7]。2019年(令和元年)から2022年(令和4年)まで、駐オーストリア兼コソボ特命全権大使[8][3]。2022年依願免職[9][3]。
同期
著書
- 『苦悩するパキスタン』(花伝社、2011年4月、ISBN 978-4-7634-0597-5)
- 『リスク・マネジメントと公共政策』(共著、第一法規、2011年)
- Gebauer,Martin,et al. Alternde Gesellschaften im Recht - Japanisch-deutsches Symposium in Tuebingen vom 3. bis 4. September 2012. Mohr Siebeck. 2015.
- 『モザンビークの誕生 サハラ以南のアフリカの実験』(花伝社、2017年1月)
脚注
外部リンク