水野 千依(みずの ちより、1967年 - )は、日本の西洋美術史学者、青山学院大学教授。専門はイタリア・ルネサンス美術史・芸術理論。
来歴
大阪生まれ。1990年京都大学文学部美学美術史学科卒業後、イタリアフィレンツェ大学留学を経て、1997年に京大大学院文学研究科博士後期課程修了。2010年「ルネサンスの図像における奇跡・分身・予言 イメージ人類学的視座から」で博士(人間・環境学)。1997年学術振興会特別研究員、2000年京都造形芸術大学芸術学部専任講師、助教授、2007年准教授、教授。2015年青山学院大学文学部教授。
2012年『イメージの地層』で第34回サントリー学芸賞、2013年第一回フォスコ・マライーニ賞受賞。2015年『キリストの顔』で第20回地中海学会ヘレンド賞受賞[1]。
父親は考古学者の水野正好元奈良大学学長。
著書
編共著
翻訳
論文
脚注
外部リンク