濱岸ひより
濱岸 ひより(はまぎし ひより、2002年〈平成14年〉9月28日 ‐ )は、日本のアイドル、ファッションモデルであり、女性アイドルグループ・日向坂46の元メンバー[3]、女性ファッション誌『with』の専属モデル[4][5]、『andGIRL』のレギュラーモデル[6]である。福岡県出身[3]。身長167.5 cm[3]。 略歴2017年(平成29年)8月13日、『けやき坂46 追加メンバー募集オーディション』に合格し[7][8]、翌々日の15日に同オーディション合格者として披露された[9]。 2019年(平成31年 / 令和元年)2月11日、自身の所属グループであるけやき坂46が日向坂46に改称された[10]。同年6月21日、体調不良が続いていたため、活動を休止して休養することを発表した[11][12]。 2020年(令和2年)1月7日、4thシングルからの活動再開を発表した[13]。同年2月4日と5日に横浜アリーナにて開催された『日向坂46×DASADA LIVE&FASHION SHOW』より、ステージに復帰している[14][15]。 2021年(令和3年)9月13日、女性ファッション誌『with』(講談社)の専属モデルに就任することが発表された[4]。19歳の誕生日を迎える同月28日発売の11月号から登場している[4][5]。 2022年(令和4年)9月28日に自身のInstagramアカウントを開設した[16][17]。 2023年(令和5年)1月25日から1月31日と2月4日・5日[注 1]の9日間公演された、舞台『オッドタクシー 金剛石は傷つかない』に和田垣さくら役として出演した[21]。同年3月7日からは、女性ファッション誌『andGIRL』(主婦の友社)の2023年春号から同誌のレギュラーモデルに起用されている[6]。 2024年(令和6年)8月6日、自身の公式ブログにて、同年9月18日発売の12thシングル『絶対的第六感』の活動をもって、日向坂46を卒業することを発表した[22][23][24]。同年12月3日には、1st写真集『もしも』(主婦の友社)が発売された[25][26][27]。同年12月5日、マリンメッセ福岡にて開催された日向坂46の全国ツアー『Happy Magical Tour 2024』の福岡公演内で、卒業セレモニーが実施された[28][29][30]。 人物愛称は、ひよたん[1]、たんちゃん[2]、ひよちぃ[2]。「ひよたん」とは生まれた頃から呼ばれているという[31]。 自身の性格について、おしゃべり、面倒くさがりであると述べている[32][33]。また、アイドル活動を行う前から「誰も気にしないような些細なことで落ち込んでは泣いているタイプ」であったと明かしているが、グループに所属してからさらにネガティブモードが進んでしまったと語っている[34]。その打開策として、ある時から「人生、イージーモード」と心の中で唱えるようになったという[34]。また、ネガティブな思考を脱するためにチャラいキャラを演じることもあるという[34]。 日向坂46のメンバーからは気遣いのできる優しい人柄だと評されている[32]。同メンバー3期生の上村ひなのは、「私がけやき坂46に入りたての頃、『ひよたんって呼んでいいよ!』『タメ口でいいよ!』と、私が3期生一人でも過ごしやすいように提案して下さったのがひよたんさんでした。私はその優しさに安心して、けやき坂46加入直後の緊張をすぐに解く事が出来たのだと思います」と濱岸の一面を明かしている[35]。 交友関係舞台『オッドタクシー 金剛石は傷つかない』で共演した≠MEの鈴木瞳美と仲が良く、共にスノーボードに行ったことを明かしている[36]。また、かつて欅坂46に所属していた今泉佑唯は、自身が初めて話した同グループのメンバーであるといい、アドバイスを受けたり、プライベートで食事に行くなどの交流があった[37]。 嗜好・趣味中学生時代まではスライムで遊ぶことを好んでいたが、本人は卒業したと述べている[31]。 好きな食べ物として、トマト[38]、チーズ[39]、餃子[33]、牛タン[33]を挙げている。反対に嫌いな食べ物としては、ピーマン、ゴーヤ、キノコ類、イカ、タコ、エビ、レタス、レバー、グリーンピースを挙げている[38]。 宝塚歌劇団が好きであると度々語っており[31][40]、日帰りで宝塚大劇場まで足を運ぶこともあるという[41]。小学生の頃、母親に連れられて見に行った『THE ENTERTAINER!』を鑑賞したことがきっかけで好きになった[40]。歩き方、仕草、細かな表情など、男役の完成された世界観が特に好きであるという[40]。好きな劇団員として太凰旬、柚香光、聖乃あすかを挙げている[40]。 犬が大好きで、癒しの時間はトイプードルの愛犬・ルノンと遊んでいる時だという[33]。犬の名前は濱岸自身が名付けた[33]。 好きな漫画・アニメは『BANANA FISH』[33]『地獄楽』『鬼滅の刃』[31]。また、『僕のヒーローアカデミア』も好きで[31]、原画展『僕のヒーローアカデミア展 DRAWING SMASH』のPRイベントに登壇した経験もある[42]。 特技特技としてクラシックバレエを挙げている[38]。自身の姉がバレエを習っていたことから[43]、3歳からバレエを始めたといい、小学校の卒業文集では将来の夢に「バレエの先生になりたい」と書いたと語っている[44]。 けやき坂46・日向坂46ペンライトカラーは、 ホワイト × オレンジ[45][46]。 キャッチコピーは、「高身長 最年少 福岡出身 中学3年生 15歳 濱岸ひよりです」[47]。 元々可愛い女の子を見るのが好きでよく雑誌を見ていたところ、長濱ねるに辿り着いたという[32]。長濱は当時けやき坂46に所属しており、これがきっかけで同グループを知り、グループ全員の方向性が1つに向かっている同グループの世界観と表現力が好きになったと語っている[32]。これが『けやき坂46 追加メンバー募集オーディション』に応募する動機になっている[48]。 本人曰く「(自身は)グループではかまちょ担当です。メンバーにも絡みにいっちゃいます」とのこと[49]。また、グループ内で一番自分勝手であると自覚しているといい、自身のグループ内でのキャラを「大食い自由人」と表現している[33]。 グループが最も好きなMVとして、「期待していない自分」[31]、好きな楽曲として「ドレミソラシド」を挙げている[39]。 同期生で同じく地方出身の河田陽菜と仲が良く[注 2][33]、楽屋ではごっこ遊びなどをするなどしている[32]。また、気分が落ちているときに励ましてくれるといい、アイドルを続けられているのは河田のおかげだという[31]。本人曰く、河田は「言葉では言い表せないほど大切な存在」[31]。 1期生の佐々木美玲に対して信頼を寄せており、「母」と慕っている[32]。また、佐々木も濱岸のことを「娘」と呼んでいることから[51][52]、佐々木のことを「お母さん」のように慕う「みーぱんファミリー」と呼ばれるユニットに河田陽菜と、3期生の山口陽世と共に所属している[52]。濱岸が活動休止していた際には佐々木が精神的な支えになっていたといい、活動再開後、濱岸は「みーぱんさん[注 3]がいなかったら戻れなかったかもしれない」と述べている[54]。 1期生の齊藤京子のことを「アイドルとしても人間としても憧れている」という理由で自身のヒーローとしてあげており[42]、齊藤を「パワースポット的存在」と表現している[55]。また、齊藤と一緒にいると、ちょっとしたことでも永遠に笑っていられるという[31]。一方、齊藤も濱岸のことを「ひよたんっていう人、存在が私の笑顔の源です」と明かしており[56]、「友達」と表現している[57]。1期生の潮紗理菜が齊藤に対し、「ひよたんって、京子のこと本当に好きなんだよ」と伝えたといい、それを聞いた齊藤は嬉しくて泣いてしまった[56]。その様子を見ていた濱岸も泣いてしまったという[56]。 2期生の金村美玖と小坂菜緒は、濱岸と同じ2002年生まれであり、同級生トリオの名称を「2002年組」としている[52][58]。 作品シングル
アルバム
未収録楽曲
映像作品
出演→日向坂46メンバー複数人による出演については「日向坂46の出演一覧」を参照
テレビドラマ
舞台
ネット配信
ファッションショー
書籍→日向坂46の書籍については「日向坂46 § 書籍」を参照
雑誌連載写真集脚注注釈出典
参考文献
外部リンク
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