琴ノ緒町(ことのおちょう)は兵庫県神戸市中央区の町名。現行行政地名は琴ノ緒町一丁目から琴ノ緒町五丁目。郵便番号は651-0094。
地理
旧・葺合区西部の阪急神戸線北側の区域。区中心部の商業地域。
北は二宮町、南は阪急線・JR東海道本線を挟み東から旭通、雲井通、西は布引町。JR三ノ宮駅の北側に位置する三角形の町域。東から順に一~五丁目がある。
域内には二宮商店街と二宮筋商店街がある。
歴史
町名は旧・生田村の小字名「コトノオ」に由来する(西摂大観)とも、また紀貫之の「松の音を琴に調ぶる山風は滝の糸をやすけて弾くらむ」の歌から取ったとも言われる[1]。
明治32年(1899年)に葺合琴ノ緒町として神戸市葺合の一部から成立。昭和6年(1931年)葺合区に所属するまで「葺合」を冠称。昭和55年(1980年)より中央区に所属。
人口統計
- 平成17年国勢調査(2005年10月1日現在)での世帯数852、人口1,322、うち男性662人、女性660人[2]。
- 昭和63年(1988年)の世帯数338・人口1,829[3]。
- 昭和35年(1960年)の世帯数952・人口3,621[3]。
- 大正9年(1920年)の世帯数1,692・人口6,748[3]。
脚注
参考文献