『窓辺にて』(まどべにて)は、2022年11月4日に公開された日本映画。監督・脚本は今泉力哉、主演は稲垣吾郎[2][3][4]。
等身大の恋愛模様に加えて、「好きという感情そのもの」について深く掘り下げられている[5][6]。
あらすじ
フリーライターの市川茂巳は、妻で編集者の紗衣が担当の売れっ子小説家である荒川円と浮気していることを知りながら、妻にそのことを伝えられずにおり、また茂巳も妻の浮気を知った際に湧いて出た感情に戸惑う日々を過ごしていた。ある日、とある文学賞の授賞式で高校生作家の久保留亜と出会い、受賞作である『ラ・フランス』の世界に魅了された茂巳は作品のモデルが誰かを尋ねようとする。
キャスト
主要人物
- 市川茂巳(いちかわ しげみ)〈45〉
- 演 - 稲垣吾郎
- フリーライター。過去に唯一『STANDARDS』という小説を執筆している。
- 妻の浮気を知りながら怒りを感じないことにショックを受け、考え込んでいる。
- 市川紗衣(いちかわ さい)〈37〉
- 演 - 中村ゆり[5][6]
- 茂巳の妻であり、編集者。茂巳がその後小説を書かないことを気にしている。
- 久保留亜(くぼ るあ)〈17〉
- 演 - 玉城ティナ[5][6]
- 高校生作家。『ラ・フランス』で「吉田十三賞」を受賞。
- 受賞会見で作品を読んだ上で質問した茂巳に好感を持ち、彼と親しくなる。
- 有坂正嗣 / マサ〈33〉
- 演 - 若葉竜也[5][6]
- 茂巳の友人。プロスポーツ選手だが、現在リハビリ中。
紗衣の関係者
- 荒川円(あらかわ えん)〈33〉
- 演 - 佐々木詩音[5][6]
- 紗衣の担当の人気小説家。紗衣の不倫相手。
- 三輪ハル〈66〉
- 演 - 松金よね子[7]
- 紗衣の母親。一人暮らしを案じた茂巳がよく訪れる。
留亜の関係者
- 水木優二(みずき ゆうじ)〈21〉
- 演 - 倉悠貴[7]
- 留亜の彼氏。『ラ・フランス』のモデルの一人。留亜が茂巳に紹介する。
- カワナベ
- 演 - 斉藤陽一郎[7]
- 留亜の伯父。山の小屋で暮らしている。弟(留亜の父)とともにテレビ関係の仕事をしていた。
- やらせ疑惑で心を病み、失踪してしまった弟の代わりに何かと留亜を気にかけている。
マサの関係者
- 有坂ゆきの(ありさか ゆきの)〈30〉
- 演 - 志田未来[5][6]
- マサの妻。
- 有坂景(ありさか けい)〈4〉
- 演 - 松本紗瑛[7]
- マサとゆきのの子供。
- 藤沢なつ(ふじさわ なつ)〈24〉
- 演 - 穂志もえか[7]
- モデルでタレント。マサの不倫相手。
受賞会見関係
久保留亜の「吉田十三賞」受賞会見。
- 司会者
- 演 - 竹内心[7]
- 会見の司会進行をする。
- マスコミ関係者
- 演 - 吉田亮、岡部成司[7]
- 留亜に質問をする記者。
- スタッフ
- 演 - 木村知貴[7]
- 茂巳を留亜の控え室に案内する。
その他
- パチンコ店の女性
- 演 - 中尾有伽[7]
- 茂巳の隣でパチンコをする。留亜に呼ばれ、店を出る茂巳に大量の玉を譲られる。
- カフェのスタッフ
- 演 - 詩野[7]
- 女性スタッフ。茂巳と優二の接客をする。
- 滝田みずうみ
- 演 - 大河内健太郎[7]
- 茂巳が乗車したタクシーの運転手。自称「面白のたっちゃん」。
- 茂巳にパチンコや競馬について饒舌に語る。
スタッフ
- 監督・脚本 -今泉力哉
- 音楽 - 池永正二
- 主題歌 - スカート「窓辺にて」(ポニーキャニオン / IRORI Records)[8]
- 製作 - 和田佳恵、飯島三智、太田和宏
- プロデューサー - 蓮見智威、三好保洋
- 共同プロデューサー - 沢村敏
- ラインプロデューサー - 宮下昇
- 撮影 - 四宮秀俊
- 照明 - 秋山恵二郎
- 美術 - 中村哲太郎
- 録音 - 弥栄裕樹
- 整音 - 山本タカアキ
- 音響効果 - 井上奈津子
- 編集 - 相良直一郎
- スタイリスト - 馬場恭子
- ヘアメイク - 新井はるか、金田順子
- 助監督 - 八神隆治
- 制作担当 - 大川伸介
- 配給 - 東京テアトル
- 制作プロダクション - Compass、さざなみ
- 製作幹事 - テレビ東京、ロータス・ワイズ・パートナーズ
- 製作 -「窓辺にて」製作委員会(テレビ東京、CULEN、東京テアトル、ロータス・ワイズ・パートナーズ)
受賞歴
脚注
出典
外部リンク
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担当キャラ | |
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関連項目 | |
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