釧路公立大学
釧路公立大学(くしろこうりつだいがく、英語: Kushiro Public University of Economics)は、日本の公立大学である。北海道釧路市に本部を置く。 概観大学概観釧路をはじめ北海道の東部地域は医師不足が深刻であり、釧路市は医大誘致に熱心に取り組んでいた[要出典]。しかし、旭川市との誘致合戦に敗れ[要出典]、結果旭川医科大学が設置された。このため鰐淵俊之釧路市長の強い指揮のもと、将来の医科大学実現に向けての布石として市立大学設置構想が推進され、自治省の指導によって国内初の一部事務組合方式の公立大学(厳密的には組合立)として設立された[要出典]。 総学生数は全学部併せて1374人(2021年5月現在、男女比率:男 約80%・女 約20% )、総教員数は38人(2021年5月現在)[要出典]。 現在経済学部のみの単科大学で、経済学科・経営学科が置かれている。 入学定員は経済学科200人、経営学科100人で受験者の7割は道外出身である[要出典]。 現在行われている推薦入学試験は、釧路管内以外の普通科・英語科・理数科高校に通う生徒が受験できる公募制A、釧路管内の普通科・英語科・理数科高校に通う生徒が受験できる公募制B、釧路管内を含む全国の職業科高校に通う生徒が受験できる公募制Cの3種類である[要出典]。 学生の国際情操教育に力を入れ、海外提携校への留学時には、学費と生活費の一部が支給され単位も認定される短期留学制度を導入している[要出典]。 建学の精神(校訓・理念・学是)建学の理念地域に開かれた大学、国際性を重視する大学、理論と実践の相まった大学[1]。 沿革略歴釧路支庁管内の1市8町1村(釧路市、釧路町、厚岸町、浜中町、標茶町、弟子屈町、白糠町、鶴居村)が結成した一部事務組合「釧路公立大学事務組合」により、1988年に設立された。一部事務組合による大学の設置は日本国内初である(短期大学を含めても、新見女子短期大学に次ぐ事例)。 平成3年7月、カナダのサイモンフレーザー大学及びキャピラノ大学の2大学と姉妹校提携。 平成8年4月、経済学部経営学科の開設。 平成10年3月、北海道教育大学釧路校との間に単位互換協定締結。 平成13年4月、(財)大学基準協会正会員 加盟登録。 平成14年11月、韓国の牧園大学校との間に「教員交換協定」締結。 平成16年6月、台湾の明道大学との間に「学術交流協定」及び「学生交換協定」、「教員交換協定」締結。 平成19年9月、ロシアユジノサハリンスク経済法律情報大学との間の「学術交換協定」及び「学生交換協定」締結。 令和2年11月、ロシアユジノサハリンスク経済法律情報大学との「学術交換協定」及び「学生交換協定」終了。 令和5年4月、設置者が「釧路公立大学事務組合」から「公立大学法人釧路公立大学」へ移管[2][3]。 年表
基礎データ所在地
教育および研究組織学部附属機関
大学関係者と出身者大学関係者一覧歴代学長著名な出身者施設キャンパス釧路出身の建築家毛綱 毅曠による作品と勘違いされるが[誰によって?]、設計には一切携わっていない。 対外関係他大学との協定姉妹校
脚注
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