青山 穣(あおやま ゆたか、1965年1月30日[2][4][5] - )は、日本の男性声優。愛知県出身[2]。ケンユウオフィス所属[2]。
来歴
かつては九プロダクションに所属していた[6]。
小学生の頃に『がんばれ!ベアーズ』などを見たことで映画に興味を持ち、映画館に1日中こもる日もあるほど夢中になる[7]。
「中学生になったら映画研究会に入ろう」と考えていたが、実際に中学校に入学すると映画研究会は無かったため、演劇部に入部した。しかし、40人ほどいたその演劇部員は女子がほとんどで男子部員は青山のみだっため、男1人という疎外感から「高校に入ったら今度こそ映画研究会に」と、密かに考える[7]。だが、進学した愛知県の男子高校は再び映画研究会が無かったため演劇部に入部。ここで過激な訓練を受けながらも芝居の魅力に取り付かれたといい、甲子園より狭き門(中部6県から1校だけ)といわれる高校演劇の全国大会へ出場[7]。このことが役者を目指す大きなきっかけになったという[7]。
日本大学芸術学部演劇学科へ進学後は「演劇にまつわる全てを学ぼう」と、演劇青年として芝居漬けの毎日を過ごし、卒業後は教員からの勧めでイギリスロンドンに留学。イギリス演劇を2〜3年ほど学んだ[7]。帰国後は「ヨーロッパ演劇を学んだため、今度は日本の古典劇もちゃんと勉強しなければ」と思い、歌舞伎座でアルバイトをしつつ、同時に小劇場を主宰。また、ほかの舞台には客演で「星の数」ほど出演したという[7]。
歌舞伎座でのアルバイトをしている時、ある人物から「青山は声に特徴があるから、声優に向いているかも」と勧められたことで声優の仕事に興味を持ち、映像テクノアカデミアに入学[7]。卒業後、指導を受けた吹替ディレクターによって、とあるシリーズの主役に抜擢された[7]。
人物
方言は名古屋弁[6]。資格は普通自動車免許[6]。
声優としては、数多くのテレビアニメ、外画吹き替えなどで活躍[3]。
役柄としては、クセのある悪役を演じる機会が多い。このことについて、「悪を演じるのが楽しいのは確か」「悪って複雑で、大概は最後に死なないといけない」「その死に向かって演じてやろうというドラマチックな楽しさは必ずある」と語っている[7]。『モンスターズ・インク』のランドール・ボッグス役は、インタビューで「初めて来た少し大きなクセのある役」に挙げており、「私にとってはすごく面白い役でした」と語っている[7]。
先が見えず、不安や悩みを抱えている後輩に対しては「若いうちから、声優の訓練だけしてデビューする、それで自分の引き出しは枯れないのか、長続きするのか?」「プロになるにあたって、デビューが遅すぎるなんていうことは決して無い」「訓練を積め、色々な経験をせよ、世界を見て来い」との言葉も掛けている[7]。
アニメ『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』などナレーターとしての活動もある。青山本人によると、ナレーションは「自分の立ち位置、視点」が定められていないため「今も悩み続けています」と述べながらも、先輩である矢島正明の言葉から、ナレーションをキャラクターとして捉え担当するようになったという[7][8]。
出演
太字はメインキャラクター。
テレビアニメ
- 1997年
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- 1998年
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- 1999年
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- 2000年
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- 2001年
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- 2002年
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- 2003年
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- 2004年
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- 2005年
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- 2006年
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- 2007年
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- 2008年
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- 2009年
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- 2010年
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- 2011年
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- 2012年
-
- 2013年
-
- 2014年
-
- 2015年
-
- 2016年
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- 2017年
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- 2018年
-
- 2019年
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- 2020年
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- 2021年
-
- 2022年
-
- 2023年
-
- 2024年
-
劇場アニメ
- 1998年
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- 1999年
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- 2000年
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- 2010年
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- 2012年
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- 2016年
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- 2017年
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- 2018年
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- 2020年
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- 2022年
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- 2023年
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- 2024年
-
OVA
- 1994年
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- 2001年
-
- 2002年
-
- 2004年
-
- 2006年
-
- 2008年
-
- 2010年
-
- 2013年
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- FAIRY TAIL × RAVE(ジャックポットMKII)
- 2014年
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- 2016年
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- 2017年
-
- 2019年
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- 2021年
-
- 2024年
-
Webアニメ
ゲーム
- 1999年
-
- 2001年
-
- 2003年
-
- 2005年
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- 2006年
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- 2007年
-
- 2008年
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- 2009年
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- 2010年
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- 2011年
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- 2012年
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- 2013年
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- 2014年
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- 2015年
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- 2016年
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- 2017年
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- 2018年
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- 2019年
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- 2020年
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- 2021年
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- 2022年
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- 2023年
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- 2024年
-
ドラマCD
吹き替え
担当俳優
- クエンティン・タランティーノ
-
- スティーヴ・ブシェミ
-
- メル・ギブソン
-
映画
ドラマ
アニメ
ドキュメンタリー
デジタルコミック
特撮
ナレーション
その他コンテンツ
脚注
シリーズ一覧
- ^ 第1期(2007年 - 2008年)、第4期『銀魂.』(2018年)
- ^ 第1期(2007年 - 2008年)、第2期『翼竜伝説』(2008年)
- ^ 第1期(2007年)、第2期『第弐幕』(2007年)
- ^ 第1期(2008年 - 2009年)、第2期『II』(2010年)
- ^ 第4期『REVOLUTION』(2008年)、第5期『EVOLUTION-R』(2009年)
- ^ 第1期(2008年)、第2期『鉄腕バーディー DECODE:02』(2009年)
- ^ 第2期『巴里編』(2008年)、第3期『フィナーレ』(2010年)
- ^ 第1期(2010年 - 2013年)、第2期(2014年 - 2016年)、第3期(2018年 - 2019年)
- ^ 第1期(2013年)、第2期『2』(2017年)
- ^ 第1シリーズ(2014年)、第3シリーズ(2021年)
- ^ 第1期(2015年)、第2期『風塵乱舞』(2016年)
- ^ 第3期『レボリューションズ』(2015年)、第4期『レジェンドスター』(2016年)
- ^ 第1期(2015年 - 2016年)、第2期(2016年 - 2017年)
- ^ 第1期(2016年)、第2期(2018年)
- ^ 第1シリーズ(2018年)、第2シリーズ(2019年 - 2020年)
- ^ 第1期(2019年)、第2期『かぐや様は告らせたい?〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』[23](2020年)、第3期『かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-』[24](2022年)、テレビスペシャル『かぐや様は告らせたい-ファーストキッスは終わらない-』(2023年)
- ^ 第1期(2019年)、第2期第1部(2021年)、第3期(2024年)
- ^ 第1期(2019年)、第2期『弐ノ章』(2020年)、第3期『参ノ章』第1クール(2025年)、第3期『参ノ章』第2クール(2026年)
- ^ 第1期(2021年)、第2期(2023年)
- ^ 第一部(2021年)、第二部(2022年)
- ^ Season1(2022年 - 2023年)、Season2(2023年)
- ^ 1st season(2023年)、2nd season(2023年)
- ^ The Final Season 完結編(前編)(2023年)、The Final Season 完結編(後編)(2023年)
- ^ 第1クール(2023年)、第2クール(2023年)
出典
外部リンク
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代表取締役 | | |
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所属声優 |
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女性 | |
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準所属(男性) | |
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準所属(女性) | |
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預かり(男性) | |
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預かり(女性) | |
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旧・所属声優 | |
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関連会社 | |
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関連人物 | |
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カテゴリ |