高雄捷運橘線 (きつせん Orange Line)は、台湾高雄市鼓山区にある西子湾駅から、高雄市大寮区にある大寮駅までを結ぶ、高雄捷運の路線。高雄市内を十字連絡する捷運システムの東西路線を構成する大量輸送システムである。大寮駅と鳳山国中駅間に地上軌道が採用された以外は地下軌道により建設された。
路線は西側は中山大学付近の西子湾駅を起点とし、哈瑪星、中正路、大港埔円環(美麗島駅)、文化中心、衛武営(公園予定地)、鳳山を経て終点大寮駅に至る全長14.4kmである。
当初から全ての駅にエレベーター・エスカレーターなどのバリアフリー設備や公衆無線LAN、また地下区間の全ての駅にはホームドアが整備され、更に携帯電話の電波はトンネル内を走行中の列車からも十分通話が可能となるように中継されている。一方で改札内に売店や自動販売機は一切置かれておらず、ガムや飲料を含む飲食や喫煙は法令により罰金の対象となる。計画時には塩埕埔と市議会の間にO3「愛河駅」があったが、地下街の不振(現二二八平和公園)や市政府の移転で取り消されて欠番になった[1]。
路線データ
乗車人員
以下為日平均(2008年9月14日 橘線開業)
歴史
駅一覧
延伸計画
将来は塩埕埔より海底トンネルで旗津に至る計画と、大寮駅より南に林園区まで延伸する計画と、鳳山国中駅より東に屏東市まで延伸する計画がある。
屏東延伸線は台糖の廃止した専用線を活用する案・大外環案の2つである、ただし、過疎地域を経由し台湾鉄路管理局屏東線に並行するため、『不必要』との意見がある。
出典
外部リンク